受け継がれ、残るものがあるから…写真は、東北歴史博物館にあるニ月田(にがで)貝塚出土の蛇形彩色骨製指輪です。縄文時代のものと言われるこのリング、ヘビが自らの尻尾をくわえていますが、表情が何ともかわいいのですが、不思議なことに、時代は違うものの、ヒンドゥー神ナーガ(蛇神)の形をしたビルマの指輪と近似しています。何か関係があったのか?と考えさせられてしまいますが、それも、受け継がれたり、発掘されたり、この指輪が残ってくれたから考えさせられることなのです。参考文献 「指輪」淡交社