
ルビー色(赤色)は、最高の色として
認識されています。
写真は、エリザベス女王が前フランスの
サルコジ大統領をお迎えになられた時の
ものですが、ルビーのジュエリーと赤い
リボンが白いドレスに映えています。
元々、ルビー色は、欧州を含めた世界中の
国王の色として、使われていました。
王様が歩かれるところに赤い絨毯をひいて
(レッドカーペット)お座りになる椅子も
ルビー色。
そして、公式行事で国王がお召しなる洋服
もルビー色。
インペリアル ステート クラウン(王冠)
のダイヤモンドの上についているのが
赤いルビーと信じられていたレッドスピネル
だったというのも有名な話です。
考えてみれば、日本の神社仏閣、チベットや
中国の国旗の色も赤…
太古より大切にされてきたルビー色は、
色々な意味で最高の色といえます。
ただ、特別な色だけに、日本でも平安時代に
庶民が身に着けていはいけない色に
なったりしたことがあります。
自由に身に着けられる時代に生まれて
よかったと思います。
写真は、婦人画報5月号2011年より
拝借しました。
