ミャンマーのバガンにある
Ananda Phaya アナンダ寺院は、
私のお気に入りのお寺です。
一説によると、ギリシャからインド
北部を経て伝わったといわれます。
その建築様式は、外から入る
自然の光を上手く取り入れ、その
柔らかい間接照明が、千体を超える
仏像に表情を与えるというもの。
実際に、拝む場所によって、微笑ん
だり、仏さんに叱られたり…
少し残念なのは、壁面に描かれていた
仏教画、芸術的な陶板が、15-6世紀に
訪れたポルトガル、18-9世紀の
イギリス、ドイツ、フランスの
一部の心ない人たちによって
盗難にあい、最初の美しさの
殆どが失われていると聞いたこと。
地元の人たちが、言い伝えをもとに、
白く塗りつぶされた壁の表面を
取り除いたら下から、驚くような
仏教芸術が現れたそうです。
今では、ユネスコの技術支援を
受けながら復元作業が始まった
そうです。
さて、私がこのアナンダ寺院が
お気に入りなのには、理由は、
私のルビーが、驚くほど、輝き出す
ことです。
北インドの仏教建築のレベルの高さ
が生みだす光の魔法かも知れません。