ルビーを軸にして考えると見えてくること

宝石ルビーの魅力の一つが、

「変わらない価値」です。

無処理で美しいルビーで、1ct以上の

ある程度の大きさがあれば、その価値

は、変わりません。

価値が上がる事も、下がる事もないと

思います。

最近は、ルビーの原石の取引価格が

驚くほど上がっていますが、それは、

1）処理されていないルビーの需要が
上がった

2）希少性の極端に高い現物資産として
のルビーに対して、流通する貨幣の
量が増えた

ことを表しています。

ミャンマー現地で鉱山主たちと話して

いると、

「最近は、お金が増えているのかな…
米ドル札の価値が下がっているね…」

などの声をよく聞きます。

海外の貨幣の流通量が増えたので、

相対的に価格が上がるという意味ですが、

これも、希少性の高いルビーを軸に

考えると、よく理解できることです。


まず、宝石とは何か？ といえば、

1）美しく
2）希少性が高く
3）経年変化が無い

というのが、定義です。

その希少性の高い宝石の代表選手である

ルビーが流通して行くかんきょうにいると

自然にそういう感覚になります。


ダークシャドーという映画のポスターで

ジョニーデップがつけているルビーらしき

大きな宝石も、実際にはあの様に美しく

大きなルビーは見たことがありませんが、

凄いモノだという雰囲気は出ています。