$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男

17世紀の結婚指輪。

ギメルリングという、2本のリングがセット

になったもので、ルネッサンス期から

ブライダルリングとして頻繁に使われた

形です。

今でいうとエンゲージメントリングですが、

リングの内側にエナメルで人の赤ん坊を表わす

ものと、ガイコツを表わすデザインが使われて

います。

赤ん坊は、何となく分かりますが、結婚する

時に使うリングに、なぜ骸骨が出て来るので

しょうか?

色々な説がありますが、「死ぬまで」

「死んでも」「死が二人を分かつまで…」

などの意味があるようです。

おまけに、リアルな手のモチーフがハートを

支えているデザイン、「手」は約束を表わす

のですが、何でもデフォルメしてしまう今から

考えると、表現がストレートすぎて、

すこし極端な感じがしますが、

これから結婚を申し込む男性が、

必死に自分の想いをこめて女性に贈った

のでしょう。

結婚指輪が、すこし軽いモノになっている

今、この様な決意と共にプロポーズする男性

が居たらイイなと思います。

このルビーのギメルリングは、指輪88(淡交社)

に登場しています。