
写真は、小さいダイヤモンドが研磨されて
いくところですが、機械化されていて、
ロボットがプログラム通りにキレイに
仕上げて行きます。
効率を考えると良いのですが、天然の
限りある資源ですから…
ちょっとコモディティ化し過ぎている
のではないかと、心配になります。
効率が優先されていくのは、鉱区、
流通、カット研磨作業…とそれぞれの
部門が専門化し過ぎているからだと
思います。
カット研磨を専門にする業者は、注文
が入ったら、勿論のこと、キレイに
正確に、早く作業して注文主に納品する
のが使命です。
その原石が、私たち人間と同じ様に、
一つずつに違う個性だということよりも
仕事だから当たり前なのです。
モリスは、ルビーの原石を探す
イエッチョーくんが、鉱区で頑張って、

ミヨテさんや経験の豊かなミャンマーの
先輩と悩みながら、一つひとつ仕上げて
行くのが宝石らしいと思います。

それが、たとえ直径1mmの小さなモノでも
同じ事です。
少し歪な形になっても、なるべく大きく
その原石を活かしたいと思うのです。
持つ方が、「お宝」として大切にして
頂くに相応しい宝石だから。