
写真は、自分自身で見つけたルビーです。
元々は、3ctぐらいの大きな原石だったと
思いますが、1/4ぐらいに割れてしまって
います。
品質は、恐らくクオリティスケールの
Bの4~5ぐらいで、0.3ctぐらいになると
思います。

宝石ルビーとしては、2番目のジュエリー
クオリティであり、ジェムとは言えません
が…
宝探しに出て10年目に、やっと鉱区で
自分自身で見つけたモノですから、
「お宝」として今も大切に持っています。
この様に、持つ本人は、何を宝物とする
かは、本人の勝手で、品質はあまり関係
無いのかも知れません。
しかs、プロとしてルビーをご紹介
する時は、冷静に品質を判断して、ご紹介
する時には、精確な情報を伝えなくては
なりません。
時々…
「宝石は、見た目がきれいであれば、それで
良いじゃないか?」
という話を聞きます。
持つ人が言うなら、その通りですが、
プロが言うと、良くないと思います。
宝石の文化は、人工合成石や処理石が
つくってきたモノではなく、希少な
天然石がつくってきたモノだからです。
私たちが説明をする時には、まず客観的に
キチンと品質を説明し、価値を伝えるべき
なのでしょう。
宜しければ、「その後」で、
私たちルビー好きの話をお聞き頂ければ
嬉しいな…と思います。