「イエス…と言ってくれるかな…」と
オロオロしながら女性の指に
ルビーのリングを差し上げようとして
いる男性と、
「さぁ～ どうしようかな…」という
表情で男性の肩に手を掛けている女性が
描かれているルネッサンス期の絵画です。
プロポーズが如何に男性にとって大切な
イベントだったかをうかがい知ることが
できます。
ダイヤモンドは永遠、不変を表わす宝石で、
ルビーのリングが愛を表わすリングでした。
この時代のルビーの値段はダイヤモンドの
8倍です。
全財産をかけて購入したであろうルビーの
リングであることを想像すると、男性の顔
の意味がわかってきます。