
宝という文字は、ウかんむり「家の中」
に玉「ぎょく」があると書きます。
家の中の玉といえば、日本でも
稲作が始まった弥生時代には、
勾玉と田んぼを交換していた形跡が
あるそうで、その田んぼは…
食料品が貨幣で買える今の時代だと
お金を生む資産に相当するもの。
それをはたいてでも手に入れたいもの
が「宝もの」だった。
宝を持つということは、自分の人生を
越えて、次の世代を心配する真心であり、
誇りをもって生きた人の記憶を残す、
伝えるということ。
「国宝」でも「子宝」でも、自分自身より
大切であり、自分より長く残るべきもの。
私たちプロの宝石商が預かる「宝石」は、
「たからのいし」と書きます。
そういう誇りを持って仕事をしたい。
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モリス銀座店
東京都中央区銀座5丁目並木通り 銀座テーラービル6階
03-6280-6156
地球の壮大なドラマが産んだ宝の石ルビー
45.5億年前...太陽から生まれ燃えたぎっていたガイア(地球)に、テイアが衝突し、地球の核と大気が生まれ、38億年前に生命が誕生した(バクテリア)。その生命はやがて、カンブリア紀の甲殻類、珊瑚になり、彼らの生命は海底の堆積岩となった。9000万年前に南極を離脱、1年に15センチという驚異的なスピードで北上するインド半島の移動により北へと押し上げられた、その生命の白い石(堆積岩)。やがて5000万年前、ユーラシア大陸と衝突、世界最大のヒマラヤ山脈をつくった。その時にできたのがルビーの母岩。そして、2000万年前に宝の石ミャンマー産ルビーが誕生した。ミャンマー産のルビーは、地球の壮大なドラマが産んだお宝。
モリスルビーは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。