
ルビーとダイヤのこの結婚指輪は、いまから約400年から
500年前に贈られたものです。
2本のリングが知恵の輪の様に組み合わさって、手に
着けるときに1本になるギメルリングといわれる形ですが、
ハートをしっかりと掴んでいる手や
「羽根がついた燃えるハート」「勿忘草の下で結ばれる手」
などのとてもリアリティー溢れるモチーフに、このリングを
贈ってプロポーズした男性の強い気持ちを感じます。

写真は、指輪88(淡交社)より引用したもので、
「愛の指輪」として紹介されています。
原稿を担当させていただきましたが、この本
「指輪88」は、執筆した担当がそのリングを手に取って
感じたことを表現しているという点で、素晴らしいと
思います。
指輪は指に着けるものですから、実際に着けた時に
どう感じるか?が大切なのです。
私は、このリングを手に着けたときに、その時に
プロポーズした男性の相手の女性に対する強い気持ちを
感じました。
淡交社の指輪88、是非、書店で探してみて下さい。