
写真は、ルビーの結晶を試験用にカットしたモノです。
それを顕微鏡で拡大検査をして、その後で
内包されている結晶が何かを調べる為です。


手間をかけて、このような実験を続けている
のは、世の中に出回っているルビーの殆どが、
加熱処理がされているからです。
処理をしているかどうかは、恐らく30年~50年
の単位では問題ないと思います。
しかし、100年以上の長い時間の中では、
決定的な差となって現れます。
ルビーの価値を調べる上でとても大切な調査
だと思って続けています。
新しく産出された無処理で美しいルビーしか
取り扱わないモリスですが、鉱区での産出も
減っており、将来的には、市場にあるルビー
と名のついているものの中から「お宝」を探す
日が近いと思います。
レベルを上げておかなければなりません。