
写真は、13世紀の欧州のヒストリックリングの
結婚指輪です。
結婚は、ご縁があって血のつながりのない
「おふたり」が、「新しい、次の血縁」を創っていく
とても、おめでたいものです。
このリングを拝見して思ったのは、誇らしげに
800年間変わらず輝き続けるルビーと、
固く結ばれたおふたりの手のモチーフです。

いまは、どこにいらっしゃるか?
どうなっているか?は分かりませんが、
おふたりの子孫に、見せてあげたい…。
この結ばれた手と手(フェデ)のお陰で私たち
がいるのですよ…と。
私だったら、ご先祖さんが、このようなリングを
残してくれていたら嬉しくて、宝物として着けて
いたいですね。
おふたりが結婚した時の気持ちを次の世代に
伝えることができる「カプセル」のような
モノとして、結婚指輪を考えてみたいと
思いました。