
1910年にルイ コンフォート ティファニーが
作ったヒスイのリングです。
1905年にNY5番街にあるティファニーのアート
ディレクターになった彼は、東洋のエギゾチック
なデザインを取り入れて行きました。
ヒスイは中国で幸運を呼ぶ宝石として大切に
されてきました。これは、その中国の翡翠を
(もとはペンダントだったモノ)うまく使って
リングにしたのですが、ベゼルの部分もフープの
部分もヒスイのデザインと一体化しており、
素晴らしいと思います。
裏から見ると、ティファニーの刻印がしっかりと
入った一点ものです。
こういうジュエリーは、持っていると特別な
愛着が湧くのでしょう。

写真は、橋本コレクションを拝見した時のものです。