
ルビー色(ルビーの語源は、旧ラテン語のルビウス=
赤色です)は、太古より人々を守ってきた色ですが、
アンヌ ヴァリション著の「民族と色の文化史」には、
引用ここから)
カナダのクリー族は、少年が大人になったしるしとして
初めて狩りに参加する時に、赤い顔料で勇気を示す入れ墨
をほどこします。この入れ墨は、共同体での新しい立場を
はっきりとしめし、更に痛みに耐える力があることを証明
しているのです。中略)アマゾン地域のシピボ族の狩人は
自分たちだけでなく、犬にも赤土を塗ります。(引用ここまで)
と記述されています。
少年に根性があることを示したのでしょう。
しかし、赤色は、力を誇示するためではなく、人を守る色
として使われてきたようです。
自分たちよりも長生きしてほしい人やモノを赤いもので
包んだり、飾ったりするのは万国共通だからです。
日本の神社仏閣にしても、ヨーロッパ国王の王冠や王座、
国王が歩くレッドカーペット、また韓国のお父さんが娘さん
が結婚する時に最後にプレゼントうる木の彫り物を包む
風呂敷が赤色だったり…
ルビー色は人を守り続けているのです。