
400年前のギメルリングです。
ギメルとは双子という意味で、文字通り
2本のリングが1セットになっていあます。
ルビーがついたリングの内側には、勿忘草
とその下で結ばれた2人の手が、
ダイヤモンドがセットされたリングには、
燃えるハート…そしてそのハートには羽根が
生えています。
そして、手のモチーフはお互いのハートを
握っています。
今では、あまり見かけないリアルなモチーフ
ですが、それだけ結婚を大切にしていた
ということ、自分たちが自分たちで見る
ためのデザインだったのだろうと感じました。
指輪は、自分で見る機会が最も多いジュエリー
です。
今も十分に使える状態で保存されていたこと
から、大切にされてきたのでしょう。
写真は、橋本コレクションのヒストリックリング
から…