1887年にイギリスのジョン ラスキンズ氏に
よってロンドン自然史博物館に寄付された、
「ラスキンズルビー」(ラスキンさんのルビー)
162ctのルビーの結晶です。
宝石としての品質かどうかというと疑問が
ありますが、大きい結晶であることは間違い
ありません。
1880年代といえば、イギリスが旧ビルマ
いまのミャンマーのルビー鉱山モゴックの
採掘権をとって採掘を始めた時期です。
ダイヤモンドでは、上手くいった宝石の
採掘事業ですが、ルビーでは上手くいか
なかったようで、1920年代には、撤退しています。
やはりルビーはアジア人が強い宝石のようです。
