プロモーションが盛んなダイヤモンドに

その座を譲っていますが、王様の王冠に

つけられるなど「宝石の王」であった

ルビー。

一般人ではとても手の出なかった様です。

市民の年収が、金貨2枚だった1560年代

に、1ctのルビーが金貨800枚...

(フェレンツェ.ヴェンヌートチェリーニ著)

普通の人が買えるものではなかった。

そのような高額品の象徴であったルビー、

1880年代にフランスのベルヌイ博士が

「人工合成ルビー」なるものを発明。

いまでは、機械式時計の軸受けなどに

使われたり、その後のレーザー光線も

ルビーが関係しています。

1960年にメイマンが発明したルビー光線

が、最初のレーザー光線です。

その名残で、今でもレーザー光線といえば

赤のイメージが強い。

人工合成技術は、その後の化学技術に

大きく影響を及ぼしたといわれます。


憧れが、偉大な発明を産んだ、とても

分かりやすい一例です。


写真は、橋本コレクションの16世紀の

ルビーリング...UVの光線に鮮赤色の

蛍光反応するのはミャンマー産の特徴。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男-his1