まず、最初にルビーは一般的に加熱処理に

よって色が改良されています。

それが良いか、悪いか?という話ではなく、

ルビーという同じ名前ですが、希少性の面

において、全くの違いがありますので、

別の種類と考えるのが適当です。

ですから、モリスでは、そのルビーが

加熱処理されているか? いないのか?

は現地で原石を見るときから訓練されて

います。

今回は、マイカというブロンズ色の好物が

加熱処理をすることで、どう変化するかに

ついての写真が、Ted Themelis氏の著書

The Heat treatment of ruby and
sapphire

に乗っていました。

ちょうど、私たちが、モリスミャンマーで

加熱の実験をしたときにも、マイカが白濁

する感じは同じでしたので参考になると

思います。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男-mica

この結晶が、加熱処理をすると。。。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男-micaheat

このように白濁するのです。

スリランカ産の白いコランダムを加熱処理

することで、青いブルーサファイアになって

いることが分かります。


ルビーも同じように、白濁した白い結晶の

周りにあるテンションクラック(後光状の輪)

が確認されれ加熱しているかもしれないと

考えるのが良いと思います。

10倍のルーペである程度見分けることができます。