写真は1854年に結婚で使われたと思われる、

ヒストリックリング(指輪を手に取る会より)。

1584年と結婚したと思われる年の間に描かれた

勿忘草(わすれなぐさ)の上にクリスタル。

そして、そのクリスタルを丁寧に花の形に

掘ってあります。

ドイツのモノです。

サイズは、私がはめても、まだ大きい男性の

サイズなので、結婚した男性が奥さんには

ギメルリング(双子リングと呼ばれる装飾に
意味がある結婚指輪)

をおくり、自分もこのようなリングをつけて

いたのでしょうか?

背景は、宗教改革をすすめたマルチンルター

が活躍した直後、それまでの乱れた拝金主義

を批判し、結婚を大切にしようという流れが

あった時代です。

その時の夫の気持ちが今でも残っているような

気がして。。。ギメルリングを拝見して、

そして、このリングを拝見すると。。。。。。

家族というよりも、もっと小さな単位、

「夫婦」を感じます。

血がつながっていない、しかし心でつながって

いたかった夫婦を感じました。


a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100509/06/morisruby/64/10/j/o0450030010532984438.jpg">$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男-germanring
*写真は、諏訪会長、宝官さんが主宰する
「指輪を手に取る会」で拝見した橋本コレクション
より、1584年の結婚指輪 ドイツ。<