「ネックレスをお召しになられていて

かゆくなってきたのですけど。。。」

と昨日、ご相談を頂きました

金属アレルギーの可能性があったの

でちょっと調べてみました。

(社)日本ジュエリー協会の発行する

テキストによると、

「人間の皮膚は常に一定の化学組織
でできています。そこに、ほかの物質が
侵入すると、普通は吸収され腸などを
経て排出されてしまいます。しかし有害
物質が入ると、これをマークする細胞
(ランゲルハンス細胞)が探知し、有害
物質はリンパ球がアタックし、死滅させ
液体にしてしまいます。これが小さな
水泡になったりしてかゆくなる「かぶれ」
なのです。リンパ球がその有害物質を
覚えていて、再び侵入すると直ちに反応
を起こすことをアレルギー(感作)といい
ます。アレルギーを起こす物質をアレル
ゲンといい、一度強いアレルギーができ
るとなかなか消えにくく50年以上も影響
されることがあります。またアレルゲンの
量は極々微量でも拒絶反応を起こします。」

とのことです。

身体が一度、有害物質だと認識してしまう

となかなか面倒なようです。

銀製品に対してアレルギーが出る方は意外と

多いのですが、金でも、プラチナでも身体が

有害だと勘違いするとアレルギーがでるそうです。

まず、お召しになる前に心配な方は、

「パッチテスト」といい試薬(各種の金属のイオン化

した液を健康に影響しない程度に薄めた液)で

検査することをおすすめします。

金属アレルギーがある方は、本当に気の毒です。

いつか、それが気にならないジュエリーを作りたい

ものです。

ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|ルビーで世界的ハイエンドジュエリーブランドを創造する社長のブログ-試験管