ルビーは一般的に美しさを改良する

ために加熱処理が行われています。

見た目の美しさを人為的に処理する

ことにより改良しようというものです。

モリスが無処理で美しいルビーしか

取り扱わないのは、無処理で美しい

ルビーが「宝の石ルビー」としてお持

ちいただきたいものだからです。

この話をすると「見た目分からないか

ら良いじゃないの?」とおっしゃられ

る方が多いのに驚きますが、無処理で

美しいルビーをご覧になられたことが

ないだけで、見た目も大きく違います。

更に、加熱処理をしている、

していないルビーでは、宝石としての

価値はまったく違います。

それは、お買いになられる時には分か

りにくいですが、お売りになる時に

お分かりになります。

加熱したルビーは、宝石ルビーとして

の評価は、ほぼありません。

地金。。申し訳程度はルビーの値段も

付くかもしれませんが、宝石に相応しい

値段ではありません。

対して、無処理で美しいルビーであった

場合は、お売りになる方が驚くほどの

値段がつくこともあります。

さて、その加熱処理をしている、してい

ないのは、どうやって見分けるのか?

モリスでは、加熱処理をしてみれば

分かるのではないか?ということで、

かわいそうに宝石にならなかった原石

を加熱処理の実験に使っています。

(モリスは無処理で美しくない時点で、

その原石は宝石になりませんが、実験

には活躍してくれます)

この写真は、加熱する前です。

ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|ルビーで世界的ハイエンドジュエリーブランドを創造する社長のブログ-before


アパタイトだと思われるきれいな結晶。

それを、600度で5時間加熱したら。。

ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|ルビーで世界的ハイエンドジュエリーブランドを創造する社長のブログ-after

ご覧の通り。。

色の変化があったと同時に美しかった

結晶が熱によって破壊されています。

外観の見た目は美しく改良されましたが、

顕微鏡で見た姿は残念なものです。

加熱したら変化した跡が残る以上、

違うものであるという認識が必要だと

モリスは思います。

皆さんも、ご自分で見分けられるよう

になって頂ければ。。と思います。

(モリスでは三条本店でセミナーなど

を開催していますので、ご興味のある

方はHP:www.morisruby.comをご覧

下さい)
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