名古屋に出張したとき、電車の中でひとめで
レスリングの選手とコーチと分かる4人が前に
座られました。
吉田沙保里選手と目の鋭い監督らしき人。
「オリンピック金メダリストだな、怪我のない
様に頑張ってほしいな。。」と思っていたら
その監督さん「栄先生」ではありませんか?
全日本レスリングの栄監督は、実は現役時代
母校(奈良県立添上高校体育科)の先生で、
学校のトレーニングセンターの2階がレスリング
の道場でしたので、そこでよく練習されていました。
思わず、「レスリングの。。」と声をおかけしました。
そうすると栄監督が「おれその学校の先生やってたよ」
と、とても懐かしい話になりました。
私の母校は県立高校としては、とても変わった学校で
スポーツに力を入れていました。
私の高校時代の担任は、モスクワ五輪の柔道代表(幻の)
副担任は、ロス五輪の飛び込みの金メダリストでした。
私の専門は、陸上競技の「円盤投げ」でしたが、スパルタ
の学校でしたので、体育科にはレスリングの授業がありました。
その授業の藤本先生は今は公式戦の「審判」をされている
そうです。
電話で連絡がとれたので、その話をしてみたら、
「2日前に吉田選手に試合で会ったよ」
「審判したのは俺だから。。」とのこと。
なんと世の中は狭いのでしょうか。
懐かしい思い出がドッとこみあげてきました。
ちなみに私は、高校の時に山口県で行われたインターハイ
円盤投げで出場したものの、大切な試合で3回ファール
して失格し、三年間の努力を一瞬でパーにするという
あまり思い出したくないものですが。。。
写真は、吉田沙保里選手。さすがに強そうでしたが、
しぐさのかわいい素敵な女性でした。