ルビーとスピネルという題でブログを書かせて
いただき、そこで私の勘違いをコメントにて訂正
いただいたことをきっかけに、方々からメールを
いただいたり、他のブログでコメントを頂いたり
しておりますが、文面からも素晴らしい方々から
お便りいただいている事は容易に想像できます。
ありがたいことです。
その中、他に書いているブログのコメントに
「屈折率?ってなんですか?」というものがあり
ましたので、認識している範囲で説明させて頂き
たいと思います。(私は分析は専門ではありま
せんので、聞いたり、本で読んだお話です)
真空を1.0として、角度がついた光が測定する結晶の中
を通った時に折れ曲がる率を数値化したもので、
ダイヤモンドはかなり高く、2.41、水晶は1.55ぐらい、
そしてルビーは、1.76から1.78と折れ曲がる数値が
高ければ高いほど、ファセットカットされた宝石の
テーブル面から入った光が目に反射する量が多い、要
するにキラキラする(カットの形状にもよりますが)
というものです。
水の中に棒を入れると斜めから見ると「棒」が
まるで折れ曲がったかの様に見えますが、あれは
光が進む速度が空気中と水の中では違うことだと
理科の授業で習いましたが、あれも屈折率と関係
しています。空気中と水中では屈折率が違うので
まっすぐな棒でも曲がって見えてしまうという
ことです。
只今、出張中ですが、空港のカウンターで光が
屈折していました。。。