明治時代の芸術家 津田青楓の作品です
京都出身の津田青楓は、若くして日本画、続いて洋画を学んだ
あと、フランスに留学したそうです。
この事から、フランスのアールヌーボー的な雰囲気もある
のでしょうか?
まだ、フランスが、遠い海の向こう側の世界だったその当時
(明治時代)に、日本画を学び、洋画を学び、そしてその後
にパリに行って新しいものを吸収しよう旅立ったのです。
出発前は、不安な気持ちでいっぱいだったと思います。
しかし、その「安定を捨てた境地」というのでしょうか?
不安いっぱいな気持ちが、感性を磨いていったのは間違い
無いのではないか?と思います。
「先行き不透明だ、不安だ!」とか言われる今の世の中、
ひょっとするとチャンスかもしれません。