新カテゴリ!ライトウェアのススメ! | モリヤマスポーツ(モリスポ)本店のスタッフブログ

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アクセサリーカウンターnariです!

 

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今週もモリスポブログを勝手にジャックして

上司に睨まれながらお届けしますw

 

だれにも何も聞かなくてもスノーアイテムが選べる!

をコンセプトに毎週更新しております!

 

ご興味があれば過去のブログもこちらから読んでみてください。

https://ameblo.jp/morispo-honten/theme-10106844045.html

 

 

まずは珍しくセールの情報からw

 

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はい。

 

 

それではここから本題です。

 

今日はアクセサリー商品からすこーし離れまして。

いや、離れてはないか。

ウェアの分類のご紹介をしたいと思います。

 

と、言いますのも。

 

モリスポでは今年になって

ライトウェアというカテゴリが新たに登場しました。

サクッと聞いただけではちょっとややこしいので

お買い物の前にしっかりご説明させて頂きたいなと。

 

 

まず、ウェアと呼ばれるものの機能性として

 

耐水圧

撥水

防水

 

こんなワードみなさん聞いた事ありますよね?

 

これ意外と間違いやすいというか

ごっちゃになってる方もチラホラおられたりするので

しっかりご説明させて頂きますね。

 

まず言葉の意味を考えてみましょう。

 

【耐水】

水に耐える事。

・水に濡れても水分が裏までしみ通らないこと。

・水に浸かっても変質しないこと。

 

【防水】

水が染み込むのを防ぐこと。

 

【撥水】

表面で水がはじくこと。

 

いかがでしょう?

同じような意味でも少しづつ違いますね。

 

 

まずは耐水について

 

耐水圧

これはウェア選びの時によく聞く言葉ですね。

 

耐水圧10,000mmとか20,000mmとか。

 

耐水圧って?

 

生地に染み込もうとする水の力を抑える性能

これを数値化したものが耐水圧として表示されます。

 

 

数値が大きい程水が中に侵入し辛いわけですが

 

一般的な目安として

体重75kgの人が濡れている場所に座った時の圧力が約2,000mm

濡れている場所へ膝まずいている時の圧力が約11,000mm

 

おお。なるほど。

 

膝よくつくな。って方は

10,000mm以上のパンツが良いですね。

 

 

では、一番一般的な雨具である 

傘って耐水圧どれくらいかご存知でしょうか?

一般的な傘の耐水圧は250mmくらいと言われています。

 

え?250??

25,000じゃなくて??

 

って感じじゃないです?

 

だって、傘差してて水が漏れてくる事なんてないですよね?

(穴が開いてなければですよ)

 

耐水圧250mmなのに水は通らない。

ウェアは耐水圧10,000mmくらいあっても

おしり濡れてくることありません?

 

なぜ??

 

それは圧がかかるからですね。

 

雨が降ってきて、傘の上に乗るくらいではほとんど圧がかからないので水が染み込む事はほとんどないですが

晴れていても人間が雪の上に座ると

必ず体重に比例した圧がかかりますので

耐水圧があっても水が染み込んでしまいやすくなるんですね。

 

なので

スノーウェアにはある程度耐水が必要なワケです。

 

 

 

では防水について

 

ウェアやグローブの中には

防水フィルムなるものが内臓されている商品が多くあります。

 

一番外の生地と一番中の生地の間に入っているので

目にする事はほとんどないものなんですけどね。

 

なので

外の生地が水を通したとしてもこの防水フィルムで止まるので

中の生地まで濡れる事は無いという事です。

 

この防水フィルムで一番有名なのがGORE-TEXですね。

 

他にもSAITOSやYOUNG TECHなどなど・・・

防水フィルムだけでも色々なブランドがあるんですが

 

この防水フィルムのほとんどが

水の分子よりも小さな穴が無数に開いていて

水は通さないけど水蒸気は通る。という素材です。

 

外からの水の浸入を防ぐので濡れない

そして運動して汗をかいても蒸れない

 

快適に過ごして頂けるということです。

 

 

 

では撥水について

 

これは一番外の生地に水が弾く加工をしてある事を言います。

 

以前に書いたNIKWAXみたいな事ですね。

https://ameblo.jp/morispo-honten/entry-12413168297.html?frm=theme

 

簡単に言うと防水スプレーかかってまっせ。って事です。

 

 

この【防水スプレー】という名前がややこしいんですよね・・・。

 

厳密に言うと撥水スプレーなワケで。

 

って言いながらモリヤマスポーツでも

防水スプレーと表記をして販売しているんですが。。。

 

みなさまが間違える要因はここにもあるかもしれませんね。

 

ほら。脱線してるw

 

 

そう。

撥水加工は生地の表面で水が弾くという機能なワケです。

 

最近ではウェアはもちろん、

パーカーやコーチジャケットにも施されているアイテムが多くなってきました。

耐水で書いたお話に戻りますが

撥水加工をしてあって表面で水が弾いていたとしても

耐水の加工がしてないウェアだと

圧がかかると中まで水が通りますという事です。

 

そして撥水加工は永久に持つものではありません。

いつかはまったく効果がなくなってしまいます。

 

 

はい。

 

 

 

ではライトウェアとは何なのか。

 

基本的にはウェアのカテゴリの中でも

比較的機能性の少ない商品の事をさします。

 

通常のウェアよりは耐水圧も低い、もしくは無いものが多いですし

ただ表面の生地に撥水加工をしてあるだけの商品もあります。

耐水圧のある通常のウェアより濡れる事は多いでしょうし、

生地の薄い商品も多いですから寒さを感じる方も多くなります。

 

もちろんその分価格はお安い商品が多いです。

 

ライトウェアといえば、代表されるのは

みなさんおなじみの?コーチジャケットですが

 

ほとんどの商品は撥水加工はしてありますが

耐水圧ほぼ0だと思って頂いた方がいいです。

(耐水機能付いている商品ももちろんありますよ)

 

なんかマイナスな事ばっかり書いてますが

 

こういったウェアが大活躍するときは大いにあります。

 

ちょうど今の時期や春先ですね。

 

ウェアだと暑すぎる日や

パーカーだけだと濡れすぎるとき。

 

めっちゃ大活躍するのも事実です。

 

 

なるべく低価格で揃えたいお客様などに良く聞かれるのが

コーチジャケット一枚でシーズンずっと大丈夫ですよね?

 

う、うん。

 

さ、寒くなければ・・・

 

としかお答えできません・・・w

 

 

個人的にお気を付け頂きたいと思うのは

 

ライトウェアで一年中ゲレンデ行けるとは思いすぎないで頂きたい。

 

パーカーにコーチジャケットだけだと平地でも寒い日ないですか??

 

ゲレンデは気温マイナスですよ?

 

運動するから暑くなるやん。

 

もちろんです。

 

でもリフトの時寒くないですか?

 

汗かいたら汗冷えしますよ?

 

突然の雨や雪に対応できますか?

 

 

こういう所はお気を付け頂きたいです。

 

ぼく個人の話で恐縮ですが

 

ドシーズンでもウェアの下にパーカー着たら

暑くて滑ってられませんw

 

みんなが寒い寒い言ってても

ぼくひとりだけそんな寒い??って思ってるタイプですw

 

それくらい暑がりなので気持ちはわからなくもないんですが。

 

 

なので

 

何が言いたいかというと

 

当たり前の話ですがその日その時に適した服装が一番良い!

って事です。

 

暖かいシーズン用のウェアとドシーズン用のウェア

両方持っててもらえるのが一番理想的!

 

予算や荷物の量もあるし2枚もいらなーい。

1枚だけ買うならどうしたら良い?って方は

 

安い方でいっかー!ではなく。

 

耐水圧がある通常のウェアが良いでしょう。

 

暑かったら中に着る服一枚脱げばいいし。

寒かったらもう一枚着ればいいし。

って中に着る服で調整出来ますから。

 

一番外に着る服は水の浸入をしっかり防ぐ!

これは大事なポイントだと捉えて頂きたいなーとは思います。

 

単純に寒かったり濡れてしまったりするとそれこそ不快になりますし。

 

はじめてスキーやスノーボードする方なんかはやはりコケますから

 

痛いは寒いは上手くいかないわ

天気悪いは一緒に滑ってる人に気使われるわ・・・

 

なにこれ

楽しくない

 

こうなったらもう最悪。

 

せっかくのお休みが台無しです。

 

 

ただ高い物を買ってほしいからって単純なお話じゃなく。

 

 

なるべく快適に過ごして頂けて

 

しっかりスキースノーボードを楽しんで頂けて

 

しっかり長く続けて頂けて

 

そのお手伝いをさせて頂けるからこそ

 

ネットにはない接客であり、

最高のサービスと言えると考えています。

 

商品を売ったら終わり。買ってくれりゃOK。

 

そんな時代はとうの昔なワケです。

 

 

 

ここまで言って、安いやつ1枚でいいや。って方

 

ぜんぜんそれでいいんです。

 

だって楽しかったらそれでいいワケですから。

 

だって遊び道具を販売しているんですから。

 

そこはまったく否定しません。

 

何もわからずそういった商品をお買上げ頂いて

不快な思いをして頂くのとはまったく違う話ですので。

 

お分かり頂いた上でその商品をお選び頂いたのであれば

それが何よりも正解だと思っています。

 

これはウェアだけの話ではありませんね。

 

店舗で商品を販売している以上

しっかりとご説明ができないとまったくお話になりませんし

ご説明した上で何をお買い上げ頂くかはその方の自由です。

 

 

ま、当たり前の話ですね。

 

 

 

色々お話しましたが

 

このライトウェアという分類

 

イチスタッフからの勝手な意見ですが

上手に使い分けて頂けると幸いです。

 

他のどんなアイテムにも機能性の違いは絶対あります。

 

価格が高い商品はそれなりの良い部分があるから高いのです。

 

ウェアも同じです。

高機能なウェアがあり、低価格なライトウェアがある。

 

どっちにもメリットがあり

どっちにもデメリットがある。

 

どっちが良いかは選ぶお客様次第。

 

単純なお話です。

 

 

しかし、

店頭でそれぞれのウェアがどういった機能性があるアイテムなのか

これを知らないと選ぶ基準になりませんからお話になりませんね。

 

ウェアの中には丁寧にタグに表記しているブランドもあれば

まーったく何も書いていないブランドもありますw

 

なので

 

そのへんちゃんと把握してるスタッフがいるワケですねーw

 

スタッフと多くお話をして頂き、自分にあった商品を選んでください。

 

↑nariブログ得意のやつですw

 

 

とオチもついたところで←

 

 

今日はライトウェアについてお届けしました。

 

 

 

もうゲレンデもOPENしましたが

 

 

今の時期だとライトウェア活躍しそうですねー!

 

撥水加工のパーカーやったらすぐ濡れてきそうですが

撥水加工のコーチジャケットはもう少しマシやと思うので

今の時期はコーチジャケットでばっちりオシャレして

 

久しぶりのゲレンデクルージング楽しんで下さい!

 

 

それでは今週はこの辺で。

 

 

また来週お届けします!

 

 

では

 

 

ノシ