マジック、トリック、伏線が入り乱れる130分。

いくつもの黒い帽子と2匹の猫が導く結末。

天才マジシャンの2人は名声を手に入れるために競い合い、

やがてはライバルから許しがたい相手になっていく。

マジックのためには人生をも犠牲にする。

二人の運命は互いのトリックによって絡み合い歪んでいく。

「X-MEN」のヒュー・ジャックマンと

「バットマンビギンズ」のクリスチャン・ベールが奇術師を好演。

伏線だらけの濃密な時間をたっぷりと満たしてくれる。

この映画の結末は誰にも言わないで下さいと

クリストファー・ノーラン監督に釘を刺されているので

詳しく申し上げられませんが、「ほほぅ」と納得。

伏線もきちんと回収されるのでストレスなくエンドロールを迎えられる。

マジックの性質上、編集のできる映画では意味をなさないが、

それを逆手に取った仕上がりになっている。

「人間の想像力を超える」とヒュージャックマンが劇中で言うとおり、

見る人にとっては、

マジックもSFも現実と超現実の間を想像力でつなぎ合わせるもの。

その意味でノーラン監督にとっては

「観客の驚く顔を見る」ことにおいて

マジックもSFもともに等しいのかもしれない。

さて。

入場時にプレステージのステッカーをもらったんだけど、

トランプを模したシールにイラストが。それを書いてるのがなんと。



荒木飛呂彦ォォォ!!


主演の2人とスカーレット・ヨハンセンの写真とイラストが対になっていて、

スカーレット・ヨハンセンなんて本編で地味だったのに

イラストでは存在感たっぷり悪い女オーラッッ!

確かに「人間の想像力を超える」なんてセリフは

ジョジョっぽいではないか!宣伝担当者センスあるなぁ。

本編でキーとなるマジック「瞬間移動」もスタンド能力?!

「そして時は止まる」ってことだったのか?!



んなわけないが。

この映画を原作で荒木飛呂彦が漫画化したら最高ですな。