ついに出産の日がやってきました。
8時に陣痛促進剤を投入。
8時半に朝ごはんだったので
食べられるか不安だったのですが…
8時の段階での痛みはマシだったので、少し食べれました。
10時頃までは酷い下痢の時のような痛み（汚い表現ですみません）
夫には病院が開くと同時に来てもらう予定だったのですが“まだいける”と感じ…
「まだ来なくていいよ〜」とLINE。
しかし10時半を過ぎると「やばい」と感じる痛みに変化していきました
ここで院長が来て二錠目の陣痛促進剤を投入。
このタイミングで噂の内診ぐりぐりをされた？
痛くて叫びましたよ。
11時、夫到着と共に葬儀屋さんが来ました。
味わったことのない痛みにもだえる横で、
赤ちゃんの火葬について話し合われる…
仕方のないことかもしれませんが怒りが沸きました
（出産後じゃダメなのか？）
この頃には本格的な陣痛を味わっていたと思います。
陣痛の痛みを表すなら子宮の中をかき混ぜられながら、腰をバッドで強打される感じ。
まじで痛かったです
世のお母さんは本当に凄いですよね。
自分が経験したことにより改めてそう思いましたよ。
痛みに喚く私の腰を、夫はずっと全力でさすってくれていました。
夫の支えあって出産を乗り切ることができた…一生感謝です
あまりの痛みに無痛分娩に切り替えてもらおうかと思っていた矢先。
「何か出る！」という感覚を感じナースコールを押しました。
我慢しなくていいと言われたので人生初のいきみに挑戦。
するとバシャ！と何かが出ました。
”やっとこの痛みから解放される“と思ったのですが…破水。
破水したらこちらはもう何も手伝えないと助産師さんに言われ、絶望でした
産まれる気配はなかったものの、早く産みたくて何度もいきみに挑戦すると…
再び「何か出そう」な感覚に。
助産師さんにも手伝ってもらい
12時半近く、ついに娘を出産しました。
もちろん死産ですが。
この時は悲しみより、陣痛の痛みから解放された喜びしかなかった。
35年間の中で一番の達成感だったと思います！
続く