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喉が
一ヶ月前、上海に行ってからずっと痛む。

せきがでるとか、
たんがからむ、


とか、じゃなくて、


たんに


声が枯れる。


こんな枯れた声に、
枯れるもなにもあるかってくらい、枯れてる。

さすがに、友達も

どうしたの?

と聞くくらい。




久しぶりに病院に行った。

いつもの耳鼻咽喉科さんは優しくて丁寧。


丁度行った時、
子供さんを診察していて、耳の中が腫れてるらしく、
細い金属の棒を入れて、
腫れた赤色の膜を破る瞬間が、
モニターに映し出されていて、
私はそれを直視してしまった。

お母さんの膝の上に座った女の子は、

泣き、
叫ぶ。


看護師さんも、お母さんも優しい声であやすけど、
虚しく散る。



私は、本でも読み、
冷静に努めようとするが、
一向に、篤姫が頭に入ってこない。




ドキドキしたまま、

自分の診察。




今度は、声帯が固くなってる。

んだって。


乾燥と、
声を酷使してるのが原因。

思い当たります。



24時間、寝てる時以外、 必ずしゃべってるし、


大きな声も出す。


仕事であり、
生きざま。だと思う。




安静にしてね。


と先生。



仕事内容を知ってるから、いいずらいかもしれないのに。



安静にします。




声は、
気持ちを伝える大事なツールです。

以前、
声がでなくなって、泣きました。



不便だし、
なにより、
自分の声を忘れてしまいそうで。

自分が無くなってしまいそうで、


辛かった。



喋り続けたい。
は、
息続けたい。


私を、伝えるために
喉を大切に。