今年は比較的暖かい冬ですが、その分寒くなった時の寒暖差で、

体調を崩す方が多いですね。

 

 

そのなかでも、咳や肺炎の症状が多く見受けられ、

コロナの入院患者さんも増えているんだとか。

 

 

 

まずは感染しないことが第一ですし、

感染しても、なるべく症状が軽いうちに治すのがベストです。

 

 

 

ということで、以前から

養生法として森鍼灸院では「からし湿布」をオススメしてますキラキラ

 

 

 

 

 

からし湿布は

風邪、気管支炎、肺炎、扁桃腺炎、結核、喘息、喉痛等、

呼吸器疾患にぴったりの療法。

 

 

 

 

以前、森先生と撮影した写真と共に、その方法を細かく解説していきますニコニコ

 

 

 

 

 

 

☆用意するもの

 

和辛子粉末(洋カラシやマスタードはNG)

小麦粉

お湯(55度ぐらい)

さらしや手ぬぐい、キッチンペーパーでも可

 

 

 

 

 

☆手順

 

1.和辛子と小麦粉を混ぜ合わせ、お湯を入れて耳たぶぐらいの硬さにまとめる。

  お湯は30度以下、または70度以上ではカラシ成分が半減するため、55度ぐらいがオススメです。

 

  和辛子と小麦粉の割合

  大人 1:1  

  皮膚が弱い方 1:2   

  幼児 1:3~4    

  乳児 1:6

 

 

  また、古いカラシを使う場合は辛みが弱いので、番茶か大根のしぼり汁を加えるといいですよ。

 

 

 

2.さらしや手ぬぐい、キッチンペーパーなどに1を3ミリ程度の厚さになるよう広げます。

 

 

 

3.この上にもう一枚さらしやキッチンペーパーを広げて、辛子が直接皮膚に触れないようにします。

    ここまで素早く準備しないと冷めてしまいますので、お気を付けください。

 

 

 

4.これを胸か背中に当て、5~20分湿布します。

  剥がしたときに、皮膚が赤くなっていれば肺の循環が良くなっていることの証明なのでOKです。

  皮膚にカラシがついた場合は温かいおしぼりで拭いてください。

 

 

 

 

もし5分で皮膚が赤くなったというのであれば、効果は出ているので

湿布を外してもOK。

 

 

湿布の時間は最長20分。

それ以上すると皮膚がやけどするので必ずはがしてください。

 

 

20分しても皮膚が赤くならない場合は、それだけ肺の炎症がひどいということなので、

病院に行くこともオススメします。

 

 

 

自宅療養されている方は、

ご自宅で1時間おきに、からし湿布を行ってください。

肺炎の方は、一日8回が目安です。

 

(20分湿布→40分休憩→20分湿布→、、、、)

 

 

 

☆注意点

 

胸側と背中側、同時にからし湿布をしないでください。

 

湿布の上から、ラップやビニールで覆わないようにしてください。

(洋服を汚さないために、タオルをかけるのはOKです。)

 

食事前後、入浴前後、30分~1時間はお控えください。

 

 

 

 

 

 

 

感染していなくても、風邪予防になりますので、

毎日1回からし湿布をするのもオススメですニコニコ

 

 

  

 

撮影の裏側音譜