みなさま
突然ですが、発掘調査ってご覧になったこと、ありますか?
実は昨年末から森鍼灸院のお隣にマンションを建設するとのことで、
工事が始まりました。
その工事現場の向こう側に森鍼灸院の駐車場があるので、
お車でお越しの患者さんは、工事現場を通ってくるのですが、
いつもの来院される患者さんが、
「発掘調査の車が来てるよ!!」と
「えぇーーー! 見てみたい! ブログ用に写真を撮ってきます」
という私に、
「私も行くーーーーーっ!!!」とスマホ片手に追いかけてくる森先生。
そうなったら、森鍼灸院はもう無人です
八尾市文化財調査研究会の車が
調査のお邪魔にならないように
そーっと覗きに行くと、
わぁ、初めて見る景色に大興奮
そんな森先生と私に気付いた調査技師の方が、話しかけてくださいました。
四角い孔は普通の家の跡ではなく、
掘立柱式の宮殿跡や倉庫跡、役所跡など大型建物跡と考えられるんだそうです。
時代も、このような茶色のフリップを持って
地層の色を調べながら考察していくようです。
そして、6世紀~7世紀代の古墳の石室内から副葬品として出てくるようなものが、
まだまだ発掘されています。
見せていただいた こちらの土器。
須恵器の「はそう」という土器で、孔に竹のような管を差して
お酒などを注ぐための容器なんだそう。
6世紀ということは飛鳥時代。
この土器を触らせていただきましたが、
現代に作られたものといわれても分からないぐらい、しっかりとした作り
1400年前、どんな方がこれでお酒を飲んでいたのか、
ここにどんな風景が広がっていたのか、
想像は尽きませんね
何より、発掘調査のみなさんが、それはそれは楽しそう
毎日タイムスリップ出来る考古学は、ロマンがありますね
ちなみに、森先生は、
ここから新種の「ヤオザウルスとか出てこないかな~~~」なんて、
さらに2億年ぐらい前にタイムスリップしておりました