エンジニアとして仕事をする際には、さまざまな領域において現場の意向に沿った手法でシステム開発を行うことになります。実際に、即戦力として活躍するためには、システム開発手法について理解を深めておく必要があります。

エンジニアが知っておくべきシステム開発手法としては「ウォーターフォール型」「アジャイル型」が有名です。ウォーターフォール型とは、旧来から使われてきた開発手法で、前に戻らずに一直線に開発が進むことから「Waterfall(滝)」の名前がつけられています。

ウォーターフォール型の開発は、要件定義(必要人員の数や予算を決める)からはじまり、詳細設計(インターフェイスやシステム内部を設計)して実装し、正しく動くかのモニタリングを行い納品するという流れで進みます。

前の段階に戻って修正するという作業を行わないため、予算やスケジュールがつけやすく、品質が安定するというメリットがあります。
しかし、前もって念入りに開発プランをたてるために、開発が長期化しやすく修正がきかないというデメリットもあり、大規模な開発の際に利用されています。

一方、アジャイル型とは、Agile(素早い)という意味がつけられている通り、短期での開発を求められている際に利用される手法です。
アジャイル型は、計画から設計、実装、テストまでをスピーディーに行い、納得のいくものができあがるまで何度も同じサイクルを繰り返します。納品後もシステム改良などが容易に行えるため、仕様変更を前提とした開発や短納期の仕事に向いています。

しかし、開発スピードが速い分、スケジュールや進捗状況の管理は大変なため、すぐれたプロジェクトマネージャーの存在が必要不可欠です。

エッジコンピューティングへの関心の高まりは、クラウド技術による情報の集積化がもたらした状況とも言えるでしょう。クラウドコンピューティングが社会全体で広く用いられるようになり、そのメリットが活かされている一方で問題点も増えており、その解決策としてエッジコンピューティングが期待されている面があります。

クラウドコンピューティングの最大の問題点とも言えるのが、セキュリティの問題です。例えば、企業の重要なデータをネット上にアップロードして活用しますが、そのネットワークが外部から侵入を受けた場合にあっという間にデータが漏洩してしまう恐れがあります。
ネット社会はあっという間に情報が拡散してしまう怖い面があるため、一度のデータの漏洩が企業にとって命取りになってしまう面もあるのです。

しかし、端末周辺で自前のサーバーやデータベースを使用して処理を行うエッジコンピューティングの場合、外部からの侵入を受けにくくデータが漏洩するリスクが低くなっています。
しかも、端末ごとに情報を処理するため、万一情報が漏洩することになっても、大量のデータを集積しているクラウドコンピューティングと比較して被害のレベルを低く抑えることができます。

もうひとつ見逃せないメリットとしては「その場で処理する」ことによる処理時間の短縮、リアルタイムでの処理の実現が挙げられるでしょう。
端末近くでデータの処理を行うため、わざわざクラウド上にアップして処理・分析を行うクラウドコンピューティングと比較して通信時間・処理時間が短く済みます。これはとくに顔認証システムや自動運転の技術などで大きなメリットなっている部分です。

これら以外のエッジコンピューティングのメリットや、今後の動向などについてはこちら(http://edge-computing-life.com/)で確認してみてください。