鉄の試合前
もぉ テツの話しは終わり
今回は鉄の横にいる
【川上三雄】だ!
川上さんは石川ジムの先輩、45歳
ウェルター級で、
リックさんのスパーリングパートナー
川上さんはバカが付くぐらいの真っ直ぐな人
野球が好きだってだけで、
巨人軍の入団テスト受けたり(勿論未経験)
けど、1次試験は通過
朝のロードワークは、
バットを持ってチャリんこで公園に行き素振りの練習
走れょ
リックさん×畑山戦、
スパーリングパートナーとして取材を受けた時には、
「以前と比べてリックさんのジャブが見えなくなった」
と答えていたが、
俺にはそっと、
「言い過ぎた。変わってない」
と言っていた
先代の会長が居た頃、
ジムは小さく、殺伐とした雰囲気
そんな中でも気軽に川上さんとは話ししてた。
練習前はきまってタバコ臭い川上さん
いつも注意してた俺
「やばいですょ やめた方が良いですょ」
臭いが消える事はなかった
試合は勝ったり負けたりを繰り返す。
そぉ なると必然と考えていくもの。
川上さんも自分なりには考えていた。。。風
けどね、
俺から見るとまるで考えていねぇ~
そんな川上さんだが、
元日本ランカー
ランキング外れる事はあった
九州で売出し中の日本ランカーに呼ばれて、
試合する事もあった。
九州はアウェイ、かませ犬同然
でも勝っちゃったり
その後は負けちゃったり
川上さんの決め台詞
「今の時代、僕のボクシングは通じません!」
くぅ~~ 通じねぇ~なら考えりゃ~いいのに、
自分のボクシング感を貫き通した川上さんを尊敬する
※
そんな川上さんに勝った人は大抵チャンピオンになっている
川上さんに勝っときながら、
チャンピオンになれなかった人は、
我慢が足りなかったのかもしれません