前回の記事では、
過敏症になって仕事を失い、
外で働くことや在宅ワークなど、
自分にできる仕事を探してきた
経験についてお話ししました。
そんな中で、以前から心の中にあった
一つの思いがありました。
それは、
「自分が経験してきたことを、
いつか誰かの役に立てられないだろうか」
ということです。
私は2025年7月にAmebaブログを始め、
9月からはnoteでも発信するように
なりました。
でも、実際に発信を始めるまでには、
長い時間がかかりました。
今回は、私がなぜ体験を伝えたいと
思うようになったのか、
そして不安を感じながらも
ブログを始めることができた経緯を
お話ししたいと思います。
🌿もっと早く気づけていたら
私は2011年、40歳になった頃から
少しずつ体調の変化を感じていました。
ちょうど医療事務から
コールセンターへ転職した頃です。
仕事を始めて間もなく、
皮膚に異変が現れ、
疲れやすさも感じるようになりました。
その後も、
・同僚の柔軟剤のにおいが
気持ち悪く感じる
・タバコの煙で目がかゆくなったり、
鼻水が出たり、頭が痛くなったりする
・強い香水で頭痛を感じる
・長時間の通話で頭が痛くなる
といったことがありました。
それでも当時は、
仕事の疲れや年齢のせいだと思い、
過敏症とは考えていませんでした。
症状が一時的だったこともあり、
あまり気にせず過ごしていました。
ところが2017年11月、
MRI検査中に強い頭痛を感じ、
その後、これまで気にならなかった
弱いにおいでも頭痛を感じるように
なりました。
そこから化学物質過敏症や
電磁波過敏症について調べ始め、
医療機関を探すようになりました。
今振り返ると、
もっと早く体調の変化に
目を向けていれば、
違う選択もできたかもしれません。
もちろん、体調不良の原因は
さまざまであり、
こうした症状があるからといって、
過敏症とは限りません。
それでも、以前とは違う
体調の変化が続いたとき、
無理をせず、自分の体に
目を向けるきっかけになればと
思っています。
🌿いつか自分の経験を伝えたい
2018年からは、
過敏症を診ているクリニックへ通い、
さまざまな治療や対策を試してきました。
本やインターネットでも情報を探し、
自分にできそうなことを
生活に取り入れていました。
よかったと感じたこともあれば、
思うようにいかなかったこともあります。
当時の私は、情報を探しながら
何度も迷っていました。
「何が自分に合うのだろう」
「この先、どこまで回復できるのだろう」
「以前のような生活に戻れるのかな」
そんな不安もありました。
だからこそ、
自分が調べたり経験したりしたことを、
いつか同じように困っている方へ
伝えられたらと思っていました。
私の経験が、
誰かの選択肢を増やす
きっかけになるかもしれない。
そんな気持ちがありました。
🌿発信したくても、できなかった頃
過敏症になったばかりの頃、
自分の体験を発信することも
考えていました。
でも、当時は体調が不安定で、
自分自身がどうなるのかも
分かりませんでした。
「このまま、ほとんど回復
できないのではないだろうか」
そんな不安を抱えていました。
また、パソコンやスマートフォンだけでなく、
紙やペンを使うことも
つらい時期がありました。
それでも、体調の変化や
試したことを忘れないように、
メモ帳やルーズリーフに
鉛筆で記録をつけていました。
・その日の体調
・食べたものや便通
・試した治療や対策
・使えたもの、使えなかったもの
・体調が変化したときの状況
少しずつ書きためた記録は、
何年分にもなりました。
いつか自分の経験を伝えたい。
でも、当時は自分の体調や
日々の生活を考えることで精一杯でした。
「せっかく書き始めても、
途中で続けられなくなったら
どうしよう」
そんな不安もあり、
なかなか発信に踏み出せませんでした。
そうしているうちに、
何年もの時間が過ぎていきました。
🌿副業コミュニティとの出会い
2025年2月、
以前から見ていたYouTubeチャンネルで
副業コミュニティが始まることを知り、
参加することにしました。
当時の私は、自分にできる仕事を
探し続けていました。
ただ、コミュニティに入ったからといって、
すぐに行動できたわけではありません。
最初はライブ配信などを見ながら、
自分に何ができるのか考えていました。
そして3月、
都内で開かれたオフラインの相談会に
思い切って参加しました。
会場はレンタルルームでした。
化学物質や電磁波に敏感な私にとって、
初めて行く場所で長時間過ごすことにも
不安がありました。
実際には気になるにおいはなく、
Wi-Fiはありましたが、
約2時間過ごすことができました。
その時は、ほかの相談者がおらず、
私一人だったため、
じっくりお話しすることができました。
そこで言われたのが、
「一次情報が大切」
ということでした。
自分が実際に経験したことには、
経験した人にしか書けない
価値があるというお話でした。
そして、私の体験も
ブログに書いてみてはどうかと
勧めていただきました。
何年も前から考えていたことを、
ようやく形にする
きっかけになりました。
🌿私なんかが書いてもいいのだろうか
相談会で背中を押していただき、
ブログを始めることにしました。
でも、すぐには投稿できませんでした。
私は新しいことに挑戦するとき、
とても慎重になる方です。
パソコンの操作も得意ではなく、
ブログの作り方も分かりません。
それに、もう一つ
気になっていたことがありました。
過敏症になった2017〜2018年頃、
私が情報を探していたときには、
経験者の方のブログなどは
まだ数が少ないと感じていました。
ところが2025年になって
あらためて調べてみると、
多くの方がブログやnoteなどで
体験を発信されていました。
私よりも豊富な経験をされている方や、
詳しい情報を発信されている方も
いらっしゃいました。
そうした記事を読むうちに、
「私なんかが発信してもいいのかな」
「すでに詳しい人がたくさん書いているのに、
私が書く意味はあるのだろうか」
と迷うようになりました。
記事を書いてみても、
投稿する勇気が出ませんでした。
そんな私の背中を押してくださったのが、
コミュニティの方たちでした。
分からないことを教えていただき、
励ましていただきながら、
2025年7月にようやく
Amebaブログを始めることができました。
3月にブログを勧めていただいてから、
初めて投稿するまで約4か月。
私にとっては、大きな一歩でした。
🌿少しずつ届くようになった言葉
ブログを始めたばかりの頃は、
記事を書いてもなかなか読まれず、
反応もほとんどありませんでした。
「本当に読んでくれる人はいるのかな」
そんなふうに思うこともありました。
でも、コミュニティの方から
続けることが大切だと教えていただき、
地道に記事を書き続けました。
2025年9月からは、
noteでも発信を始めました。
その後、少しずつ
フォローしてくださる方や、
Amebaブログの「いいね」、
noteの「スキ」をいただくことも
増えてきました。
最近では、コメントを
いただけるようにもなりました。
自分の書いた記事を読んでくださり、
反応をいただけることが、
とてもうれしく、励みになっています。
また、フォローしてくださった方の
ブログやnoteを読ませていただく中で、
同じように困っている方が
たくさんいらっしゃることを
あらためて感じました。
悩みや生活環境は人それぞれで、
私とは違う経験をされている方も
いらっしゃいます。
そうした記事を読むことも、
私にとって新しい気づきになっています。
🌿続けられたことにも感謝しています
ブログを始めてからも、
私生活ではいろいろなことがありました。
父の闘病や入退院が続き、
2025年10月には父が他界しました。
ブログを始めて、まだ3か月ほど。
当時は読んでくださる方も少なく、
発信を始めたばかりの頃でした。
父のこともあり、
記事を書く時間が取れなかったり、
気持ちに余裕がなかったりすることも
ありました。
そのままブログを休んだり、
やめたりすることもできたと思います。
それでも、コミュニティの方たちに
支えていただきながら、
発信を続けることができました。
分からないことを聞けたり、
励ましていただいたり。
同じように新しいことへ
挑戦している方たちとのつながりも、
私にとって大きな支えになりました。
一人だったら、
途中でやめてしまっていたかもしれません。
今、こうしてブログを続けられていることにも
感謝しています。
🌿私の体験が、誰かの判断材料になれば
私がブログで大切にしたいのは、
自分が経験したことを
そのまま誰かに勧めることではありません。
過敏症の症状や感じ方、
体調の変化や回復までの経過、
生活環境は人によって違います。
私が試したことが、
ほかの方にも合うとは限りません。
それでも、
「こんな経験をした人もいるんだ」
「こういう選択肢もあるんだ」
「今すぐ答えを出さなくても
いいのかもしれない」
そんなふうに思っていただけたら
うれしいです。
私は過敏症になってから、
いろいろな方法を試し、
何年もかけて少しずつ
できることが増えてきました。
もちろん、今でも環境を選ぶ必要があります。
回復までの経過も、
人によって異なると思います。
だからこそ、
ほかの人と比べて焦らず、
ご自身の体調や生活に合わせて
考えていけたらよいのではないかと
思っています。
私の経験が、
そんなときの判断材料の一つに
なればと思っています。
また、記事を書き続ける中で、
経験だけでなく、
知識も身につけたいと考えるようになり、
資格取得にも挑戦しました。
まだまだ学ぶことはたくさんあります。
自分の体験と学んだ知識を
きちんと分けながら、
これからも発信していきたいと思います。
🌿これからも、自分の言葉で伝えていきたい
過敏症になった頃から、
いつか自分の経験を伝えたいと
思っていました。
でも、体調のことや
新しいことへの不安もあり、
実際に発信するまでには
長い時間がかかりました。
そして、ようやく始めたあとも、
本当に読んでもらえるのか、
自分の経験に意味があるのかと
迷うことがありました。
それでも、少しずつ
読んでくださる方が増え、
コメントや反応をいただく中で、
発信を続ける喜びを感じるように
なりました。
何年も書きためてきた記録や、
試行錯誤してきた経験。
それらが、どこかで誰かの
参考になっているかもしれない。
そう思えることが、
今はとてもうれしいです。
過敏症になる前の方には、
体調の小さな変化に
目を向けるきっかけに。
今、過敏症と向き合っている方には、
不安なときに参考にできる
情報や体験の一つとして。
これからも、自分が経験したことを
一つずつ振り返りながら、
私自身の言葉で伝えていきたいです。
💡ご注意
この記事は、
私自身の体験や思いをまとめたものです。
MRI検査中に強い頭痛を感じたのは
私自身の体験であり、
MRIが過敏症の原因だったと
確認されたわけではありません。
体調の変化や回復までの経過、
治療や生活上の対策には
個人差があります。
私の経験が、すべての方に
当てはまるわけではありません。
気になる症状がある場合は、
必要に応じて医療機関などにも
相談してください。
ここまで読んでくださって、
ありがとうございます😊
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