化学物質過敏症&電磁波過敏症を体験して気づいた大切なこと

化学物質過敏症&電磁波過敏症を体験して気づいた大切なこと

化学物質過敏症・電磁波過敏症を経験し、180度生活や価値観が変わりました。発症まで、闘病中、回復した現在までのリアルな体験を、
同じ悩みを持つ方に、一例としてシェアし、少しでも安心やヒントになってくれるとうれしいです。

外出時の化学物質対策

マスク・衣類・携帯グッズでできる外出時の備え

 

 

化学物質過敏症や電磁波過敏症を経験していると、
外出は「気分転換」より先に、緊張がやってくることがあります。

  • 近所のスーパーに行くだけなのに、心の準備が必要

  • すれ違う人の柔軟剤や香水で、一気に気持ち悪くなる

  • 洗剤売り場や化粧品売り場がこわい

  • 「外出したことで、また戻ってしまうかもしれない」と思うと出られない

そんな気持ちになったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

私自身も、発症した頃は外出が「気合いのいるイベント」でした。

 

出かける前に準備で消耗して、帰宅後に敏感になって
「後退した気がする」日もありました。

 

でも同時に、どこかでこう思っていました。
 

「一生外に出られないわけじゃない。少しでもラクにする方法があるはず」と。

 

この記事では、私が体験の中で少しずつ見つけてきた、
外出時の"備え方"をまとめます。

 

大切にしたいのは、完璧ではなく、続けられる形です。

 

外の刺激をゼロにするのではなく、

  • 「当たりにくくする」

  • 「長居しない」

  • 「帰って整える」

この流れを作るだけでも、外出のハードルは少し下がりました。

 

 

💭 外出がつらいのは「気のせい」じゃない

過敏症の状態では、外の世界が「刺激でいっぱい」に感じられることがあります。

  • 🌸 香料(柔軟剤・香水・整髪料)

  • 🚗 排気ガス

  • 🧴 お店の洗剤・消臭剤・芳香剤

  • 🏗️ 建材や塗料のにおい

  • 👥 人混みの空気、換気の悪さ

健康なときは気にならなかったものが、過敏症のときは
体が「危険かもしれない」と判断して反応しやすくなります。

 

だから、外出がつらいのは
「気にしすぎ」でも「弱いから」でもありません。

 

あなたの体がサインを出しているだけです。

 

 

🛡️ 外出をラクにする"基本の考え方"は「流れづくり」

外出対策というと、つい「強い装備」や「完璧な防御」を考えたくなります。

 

でも、私が一番助けられたのは、
派手な対策よりも外出の流れを決めたことでした。

私が意識している流れ(例)

  • 当たりにくい工夫: 混む時間を避ける、避けたい売り場を通らない

  • 長居しない工夫: 目的を1つに絞る、滞在時間を短くする

  • 帰って整える工夫: 着替える、換気する、休む時間を確保する

外出は「我慢大会」ではありません。

 

"体を守りながら用事を済ませる"
という発想に変えるだけでも、気持ちが少しラクになります。

 

 

😷 マスク:正解探しではなく「相性探し」

外出の備えで真っ先に浮かぶのがマスクかもしれません。

 

ただ、過敏症の人にとってマスクは、
助けになる一方で**「合わないとつらい」道具**でもあります。

マスクがつらくなりやすいポイント

  • マスク自体のにおい(新品の化学臭)

  • ゴムのにおい・ゴムかぶれ

  • 息苦しさ・頭痛

  • マスクに吸った香料のにおいが残る

だから私は、マスク選びは**「正解」ではなく相性**だと思っています。

私が意識している選び方(例)

  • においが少ないもの(顔に付けた時においが気にならない)

  • すき間ができにくいもの(においが入らない)

  • ゴムがきつすぎないもの(頭痛や耳の痛み・かぶれ予防)

  • フィルター性能を意識する(人混み・香りが強い場所用)

🎭 私が使っているマスク

私は、四種類を出先によって組み合わせを変える方法を使っています。

  1. 活性炭のシート(現在生産終了)

  2. クレフラックスのキーメイトマスク(強力活性炭入り防臭マスク)

  3. BMCの活性炭入りフィットマスク(使い切り不織布マスク)

  4. 布マスク

直接肌にあたる部分にはガーゼをあてています。

キーメイトマスクについて

マスク本体に厚みがあり立体感がなく、
ゴムが細く力が弱いのですき間から少しにおいが入ってきます。

 

においが入らないように布マスクで抑え、
さらに防臭効果を強力にしようと活性炭シートを使うと、
においをかなり防ぐ事ができますが、息苦しさとのバランスが大切です。

 

正直、夏はかなり暑く体感温度が上がるような気がします。

活性炭入りフィットマスク

一般的なプリーツ型の不織布マスクの裏に活性炭シートが貼ってあります。

 

薄いですが、マスクをした時と外した時では想像以上ににおいを吸着していました。

 

活性炭シートを使うとより、においを感じなくなります。

🔧 マスクは「使う前の準備」でもラクさが変わる

私がやっていた小さな工夫:

  • 新品マスクは、肌に当たる面にガーゼをはさんでおく

  • すき間ができる場合は、布のマスクですき間を抑える

  • 外出する時は、予備のマスクを持ち歩く

  • 1種類に決めず、場所ごとに使い分ける

⚠️ マスクだけでは防げないことも

正直に言うと、
マスクだけでは完全に防げません。

 

強い柔軟剤の香りや、排気ガスの多い場所では、
マスクをしていても体調を崩すことがあります。

 

でも、何もしないよりは楽です。

 

 

👕 衣類:におい移りを「家に持ち込まない」工夫

外出から帰ってきて体調が崩れる原因のひとつに、
服や髪についたにおいがあります。

 

帰宅してマスクを外した瞬間に「服がプンプンしてつらい」…
私もよくありました。

🏠 外出用の服を、家の服と分ける

これだけで、家の中の空気が守られやすくなりました。

 

たとえば

  • 外出用の上着は、帰宅後すぐに「定位置」へ

  • リビングや寝室に持ち込まない

  • 可能なら、外出の度に洗濯する

  • におい(風)を通しにくい上着を着る

ここは家庭環境によって難しい方もいると思います。
 

できる範囲で大丈夫です。

🧵 素材についての体感(あくまで傾向)

人によって違いますが、私は

  • 洗いやすい

  • においが残りにくい

  • 肌に刺激が少ない

こういう条件の服の方が、外出後のダメージが減りやすいと感じました

💇‍♀️ 髪もにおいを拾いやすい

そして意外と大事なのが、外出時の「髪」もにおいを拾いやすいこと。

 

髪に香りがつくと、顔まわりがずっと刺激になってしまうこともあるので、

  • 🧢 帽子をかぶる

  • 💇‍♀️ 髪の表面積を減らす(ショートカットや長い場合は結ぶ)

  • 🚿 帰宅後に髪を洗う(難しければ蒸しタオルで拭く)

なども、できる範囲でおすすめです。

 

 

🎒 携帯グッズ:不安を減らす「お守りセット」

外出で私がいつも心がけているのは、
自分の使えるもの・食べられるもの・飲めるものが限られるから、
出先で困らないようにすることです。

💧 飲み物:現実的に買えるのは「天然水」

外で手軽に買えるのは天然水が多いので、
冬は水筒にあたたかいオーガニックのお茶や白湯を入れて持ち歩きます。

 

私は水分をよく摂るほうなので、出かける時間によっては
480mlの水筒を2本持つこともあります。

🍱 食べ物:困る前に"時間設計"をする

外食は、条件(オーガニック/アレルギー等)に合うお店を見つけるのが難しいことがあります。

 

私は、できる範囲で

  • 昼食後に出かけて、夕食前に帰る

  • 必要なら お弁当を持つ

という形で負担を減らしています。

🚨 私の"最低限の防災+体調対策"ポーチ(体験)

災害時のことも考えて、化粧ポーチに最低限を入れています。

 

ポーチの中身:

  • 煙ガード、アルミブランケット、コンパクトレインポンチョ、ホッカイロ

  • おりものシート、替えマスク、絆創膏、常備薬、目薬

  • 小型ハサミ、毛抜き、爪切り、脂とり紙、ビニール袋、輪ゴム

  • キーホルダー懐中電灯、ホイッスル

リュックのポケットには:

  • トイレに流せるティッシュ

  • アルコール/ノンアルのティッシュ

  • ハンカチ

  • エコバッグなど

「こんなに持つなんて…」と感じる日もありました。

 

でも私にとってこれは、不安を減らして外に出るための工夫でした。

 

恥ずかしいことではなく、自分を守るための準備だと思っています。

 

 

🏃‍♀️ 心の準備:逃げることは「勝ち」

装備も大切ですが、外出において一番大切なのは、
「心の持ち方」かもしれません。

 

私は以前、「せっかく来たんだから」「約束したんだから」と、
ニオイがきつくても我慢してしまいました。

 

でも、今はこう考えています。

 

「まずいと思ったら、即座に逃げる。それは『負け』ではなく『自衛』という勝利」

  • 🏪 お店に入って空気が合わなければ、何も買わずに出ていいんです

  • 🚃 電車で隣の人のニオイがつらければ、すぐに車両を変えたり、降りたりしていいんです

  • 👫 友達との約束でも、「ごめん、ちょっと空気が合わなくて」と伝えて、場所を変えてもらう勇気を持っていいんです

「いつでも帰っていい」「いつでも逃げていい」

そう自分に許可を出すことで、外出のプレッシャーはずっと軽くなります。

 

 

💔 外出できない日があってもいい

過敏症には波があります。

 

昨日できたことが、今日はできない日もあります。

 

それはあなたが弱いからではなく、症状に波があるからです。

外出が難しい日は

  • 🛒 ネット注文

  • 📦 宅配

  • 👨‍👩‍👧 家族に頼る

  • 時間帯を変える

  • 📝 目的を減らす

そんな「別ルート」を選んで大丈夫です。

 

外出しないことは、逃げではなく回復の選択です。

 

 

🤲 最後に:外出は「挑戦」じゃなく、生活を取り戻すための工夫

化学物質過敏症・電磁波過敏症を抱えながらの外出は、
普通の人が想像する以上に神経も体力も使います。

 

だから、うまくいかない日があって当然です。
 

落ち込む必要はありません。

 

大切なのは、今日できたことをひとつ見つけること。

  • 今日は短時間で済ませられた

  • 今日は早めに帰れた

  • 今日は無理せず撤退できた

それは立派な「自分を守る力」です。

 

 

このブログでは、私自身の体験をベースにしながら、
がんばりすぎない対策を、これからも丁寧にまとめていきます。

 

一人で抱え込まなくて大丈夫です。
 

また次の記事でも、一緒に整えていきましょう。

 

 

💡 ご注意

この記事はあくまで私の体験談・一般的な工夫の整理です。
症状の出方や合う対策は人によって異なります。

参考にされる場合も、ご自身の体調や環境に合わせて、必ず自己判断でお願いいたします🙇‍♀️

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます😊

 

▶️ 次回は「食事・栄養・体調管理の工夫」について書いていきます。

 

よろしければ、他の記事もぜひ読んでみてくださいね🌿

入浴・ヘアケア・スキンケア

化学物質過敏症の人に合うヘアケア・スキンケアの工夫

 

化学物質過敏症や電磁波過敏症を経験していると、

「シャンプーの香りで気持ち悪くなる」

「洗顔や化粧水をつけた瞬間、ヒリヒリする」
「今まで平気だったスキンケア用品が使えなくなる」
「何もつけていないのに、肌がつらい」

そんな変化に戸惑ったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

私自身も、過敏症に気づいてから
「体を洗う」「髪を洗う」「肌に触れる」
その一つひとつが、とても慎重な行為になりました。

 

それまでは当たり前だった

  • いい香り

  • 保湿成分たっぷり

  • 流行りのコスメ

そういったものが、ある日突然
「体に合わないもの」になってしまった感覚です。

 

「きれいにしたいだけなのに、どうして…」


でも今振り返ると、
ヘアケアやスキンケアは
"整える"というより、"刺激を減らす"ことが何より大切
だったように感じています。

 

この記事では、私自身の体験をもとに、

  • 👉 なぜヘアケア・スキンケアがつらくなりやすいのか

  • 👉 私が実際に使ってきたもの

  • 👉 過敏症の人が無理をしないための考え方

を、お伝えします。

 

「ちゃんとケアしなきゃ」ではなく、
「今の体がラクな形を探す」
そんな気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

💭 ヘアケア・スキンケアがつらくなりやすい理由

過敏症の状態になると、
肌や頭皮はとても敏感になっています。

 

そこに、

  • 🌸 香料

  • 🧪 防腐剤

  • 💧 アルコール

  • 🫧 乳化剤

  • 🧴 合成界面活性剤

など、さまざまな成分が重なると、
体が「刺激」として反応してしまうことがあります。

 

大切なのは、
「肌が弱いから」でも「気にしすぎ」でもない
ということ。

 

体が、今の状態を守ろうとして
サインを出しているだけなのだと思います。

😰 私が最初につらくなったのは「香り」でした

私の場合、特につらく感じるようになったのは
香りのあるものでした。

  • シャンプーの残り香

  • 洗顔後にふわっと広がる匂い

  • スキンケア後の「いい香り」

それらがあるだけで、
頭が締め付けや痛くなったり、気持ち悪くなったりすることがありました。

 

「無香料って、味気ない」
以前はそう思っていましたが、

過敏症になってからは
香りがないこと=安心できる
に変わっていきました。

 

 

🔄 私の「変化」の歴史:発症前と発症後

私がどんな風にヘアケア・スキンケアが変わっていったか、
時系列でお話しします。

🌟 10代〜30代前半:何でも使えた時代

10代の頃、皮膚が脂っぽく
顔や背中にニキビが出来やすい方でした。


私は何を付けても問題なかったので、
肌が丈夫な方だと思っていました。

 

シャンプー・リンスは、
一般的にスーパーやドラッグストアで売られている
よくCMをしている、手ごろな値段で
においがなるべく残り、乾いた後すれ違ってにおいが他人にもわかるようなものを選んでいました。

 

髪がリンスをよくすすぐと硬くなってしまうのではないかと、
すすぎを軽くしリンスを落とし過ぎないようにしていました。

 

💦 入浴・運動習慣:汗をかくことが日常だった

高校生の頃、ダイエットのつもりで
汗をかき浴室内でクールダウンをして湯船に入るを繰り返し
入浴前と後で1kg以上体重が減っていました。

 

30歳から仕事の都合もありましたが、
スポーツクラブに46歳まで週37

  • 仕事の後は23時間

  • 休日は414時間

ジムに通い、

  • スタジオレッスンで運動で汗をかき

  • マシントレーニングで汗をかき

  • 塩素のプールに入り

  • 入浴やサウナで時間をつぶしていました

何度も1日に入浴するので、
洗い流さないトリートメント、香りのついたボディクリームを塗っていました。

😰 30代後半:少しずつ変化が

30代後半位から、
化粧水など
最初良いと思ったのに途中からかゆみやピリピリしたり
肌に合わないと感じるようになって
コロコロ変えるようになっていました。

 

😓 汗と制汗剤の問題

運動や入浴で汗をよくかきましたが、
体質的にも子供の頃から
手のひら足の裏、わきの下をはじめ全身汗をよくかいていたため
体臭を気にして、制汗剤を色々試し、皮膚科から処方を受けたこともありました。

 

通販でピタッと汗が止まるという広告を見て使い始めた制汗剤
確かに今まで使用した中で一番汗が出にくかったのですが、
我慢できないほど痒くなるようになり、使用を止めました。

 

ところが数年時々我慢できないほどかゆくなり、かゆみがなくなるまでにかかった。
強い薬だったんだと思います。

🚨 40歳:ジムから帰ると顔が赤い

40歳頃から、
ジムから帰ると母に顔が赤いと指摘されていたが、
自分では汗をかいて血行が良くなっているからだと思っていました。

 

40歳で転職を機に、
じんましん→急性じんましん→アトピー性皮膚炎の診断を受け、
敏感肌用などに変える。

 

💔 化学物質過敏症を発症:すべてが使えなくなった

化学物質過敏症を発症して、
化粧を止めてすっぴん。

 

何を使って良いか分からず、
化粧水の代わりに浄水、
乳液の代わりに食用で使っていたオーガニックのオリーブオイルやココナッツオイルを使用しました。

 

オーガニックのココナッツオイルは、
お菓子のような甘いニオイで自分がお菓子になったような気分で気持ち良かったです。

 

 

💇‍♀️ 私のヘアケア体験談

😰 発症直後、シャンプー選びは…

発症直後、シャンプー選びは、
インターネットで化学物質過敏症でも使えそうなものを調べました。

 

オーガニックのシャンプーは、

値段が高く、直接肌に使うので買うのに勇気が要りました。

 

その中で、一番成分がシンプルで試しやすかったのがミヨシの無添加せっけんシャンプーでした。

 

次にスーパーやドラッグストアの無添加商品の棚にミヨシと並んであり、
値段が手頃な牛乳石鹸の無添加シャンプーを試してみました。

🧼 無添加シャンプーにたどり着いて

私が今使っているのは 無添加のシャンプー です。

  • ミヨシの無添加せっけんシャンプー・無添加せっけん専用リンス(クエン酸)

  • 牛乳石鹸の無添加シャンプー・無添加トリートメント

この2つを、体調に合わせて使い分けています。

🌀 石けんシャンプーの「きしみ」問題

石けんシャンプーは、
最初、本当にきしみます。

 

地肌はスッキリ脂が落ちているように感じますが、
「髪がゴワゴワで、これで大丈夫なの?」
と不安になりました。

 

クエン酸リンスを使うと、きしみは落ち着きます。
そこにココナッツオイルを少しつけたりしていました。

 

牛乳石鹸の無添加シャンプーは、
最初の頃、体調によって少し違和感を感じることもありました。


マイルドな印象で髪はきしみませんが、その分地肌のスッキリ感がなく、使い分けていました。

 

「合わなかったらやめていい」
そのくらいの気持ちで試すのが、過敏症の人には大切だと感じています。

🎨 白髪染めの問題

髪は、白髪が気になるようになり、
オーガニックのヘナを使用しました。

 

においは畳(たたみ)や自然な草のような匂いで問題なく、
吸い込んでも気分が悪くなることはありませんでした。

 

しかし、「素手」で扱ってしまい頭皮は大丈夫だったのですが、
手についたヘナで後から痒みが出てしまいました。

 

使う際は、必ず手袋をするなど、肌に直接触れる面積を減らす工夫が必要だと学びました。

💇‍♀️ 美容院に行けない問題

美容院は、過敏症の人にとって
とてもハードルが高い場所 です。

  • シャンプーの香り

  • カラー剤やパーマ液

  • スタイリング剤

  • 他のお客さんの整髪料の香り

過敏症で通っていたクリニックから、
家族が毛染めをする時
「ジアミン」を使っていない美容院を探して行くと良いと言われ、母が行ったことがあります。

 

そこは、お一人でされていて、完全予約制。


美容師さんは手荒れなどから、刺激の少ないシャンプーや毛染めを使用しているそうでした。

 

私は、最初の1年間は美容院へ全く行きませんでした。

 

ショートカットがすっかり伸びもう限界という時に、
費用を抑えたいということもあり、
カット専門の美容室なら、そもそもシャンプーも毛染めも置いていないと思い、
空いている時に行ってみました。

 

化学物質過敏症と電磁波過敏症を伝えたところ、快く切って下さり、
それ以来毎月事情を知っているスタッフの曜日に切りに行っています。

  • 水で濡らして切ってもらい

  • ドライヤーを使わないようにしてもらいました

  • シャンプーもなく、毛染めもない

  • 切った後、髪を吸引機で吸引をしてもらっています

もし美容院に行く場合は、

  • カット専門

  • 空いている時

  • 症状を事前に伝える

  • 人工香料を使用しているスタッフの居ない時

  • 場合によっては、換気をお願いする

  • シャンプーや毛染めをお願いしたい時は、自分の使えるものを持参できるか確認する

など、工夫の余地があるかもしれません。

🐕 少し話はそれますが…

当時飼っていた皮膚病の犬が動物病院でしてくるリンスのにおいをきつく感じ、
薬用シャンプーで洗った後、私の牛乳石鹸の無添加トリートメントを使ってもらっていました🐕

 

 

🧴 私のスキンケア体験談

スキンケアも、シンプル化の連続でした。

😢 肌が敏感になった

発症してから、
今まで使えていたものが使えなくなりました。

化粧水を塗ると

  • ピリピリする

  • 赤くなる

  • かゆくなる

「もう何も塗れない…」
と絶望的な気持ちになりました。

💧 浄水とオイルから始まった

何を使って良いか分からず、

  • 化粧水の代わりに浄水

  • 乳液の代わりに食用で使っていたオーガニックのオリーブオイルやココナッツオイル

を使用しました。

 

オーガニックのココナッツオイルは、
においのない生活の中で自分がお菓子になったようで気分が良かったです。

☀️ 日焼け止め問題

夏になり日焼けに悩まされ、
過敏症の通院をしていたクリニックの看護師さんに相談し、
WELEDA(ヴェレダ)の生後1か月の赤ちゃんから使えるという日焼け止めを使いました。

 

においは天然精油で特に問題ありませんでした。

 

最近は、chant a charm(チャントアチャーム)の日焼け止めも使っています。
 

WELEDA(ヴェレダ)の方が塗っているのを忘れるくらい、さらっとしています。

 

市販の日焼け止めは

  • 香料が強い

  • 化学成分が多い

  • 肌に合わない

ことが多いので、

  • ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)タイプ

  • 赤ちゃん用

  • 石けんで落とせるタイプ

を選ぶようにしています。

🌿 オーガニック製品との出会い

その後、chant a charm(チャントアチャーム)の化粧水や乳液を使いだした時、
家族は、
周囲にもわかるほどにおいがあるのになぜ平気なのか?


自分たちが買ったシャンプーや化粧水は無香料なのにダメなのか理解できなかったようです。

 

家族が買ってきたドラッグストアの「無香料」の化粧品やシャンプーは、
成分のニオイ(基材臭)や微量な添加物のニオイを感じ取ってしまったのだと思います。

 

過敏症の体は正直です。

「人工的な化学物質のニオイ」と「天然の植物のニオイ」。

この違いを、体は敏感に嗅ぎ分けているのだと思います。

🧼 今使っているもの

現在は、

体:

  • 生協の純石鹸

洗髪・洗顔:

  • 牛乳石鹸の無添加シリーズ

  • さっぱりしたいとき、ミヨシの無添加せっけんシャンプー&トリートメント

ボディクリーム:

  • WELEDAのベビー用

を使っています。

💄 化粧品について

あまり外出をせず、外出する時はマスクを付けているので滅多に使いませんが、
化粧品は、Naturaglace(ナチュラグラッセオーガニック) を使っています。

 

私は日頃すっぴんのせいか、肌に問題はありませんが、
塗っているという感じがします。

 

私が病気になったころと比べると、
新しくオーガニックの商品が増えています。

 

選択肢が増えてきたのは、
同じ悩みを持つ人にとって
少し希望になるかもしれません。

 

 

🌿 シンプルケアの基本的な考え方

ヘアケア・スキンケアで大切にしているのは、
「引き算」の考え方 です。

「足す」より「減らす」

過敏症になると、
何かを足す ことがリスクになります。

だから、

  • 使うものを減らす

  • 成分をシンプルにする

  • 香料を避ける

この方向に寄せることが、
一番安全です。

「ロングセラー」「自然に近いもの」を選ぶ

以前の私は、新しいもの、機能性の良いものを好んで試していました。

でも今思うと

  • ロングセラーのものの方が多くの人が使って問題ないということ

  • 機能が良いものより自然に近いものの方が体に負担が少ないということ

を学びました。

 

 

🔍 製品を選ぶときのポイント

ヘアケア・スキンケア用品を選ぶとき、
私が気をつけていることです。

優先順位の高い条件

  1. 無香料

  2. 合成香料不使用

  3. 成分がシンプル

  4. 無着色

  5. 防腐剤が少ない(または不使用)

📝 成分表示を見る習慣

私は、買う前に必ず
成分表示を確認 します。

  • 香料

  • 着色料

  • 自分が反応しやすい成分

これらが入っていないかチェックします。

🧪 少量から試す

新しいものを試すときは、

  • パッチテストをする

  • 少量を買う

  • 体調が良い日に試す

失敗しても、
ダメージが少ないように工夫します。

 

 

💚 「できない」日の気持ちの持ち方

ヘアケア・スキンケアができない日、
自分を責めてしまうことがあります。

😔 「ちゃんとしていない自分」への罪悪感

  • 髪が白髪

  • 肌がカサカサ

  • すっぴん

こういう自分を見て、
落ち込むことがありました。

 

特に、他の人の

  • きれいな髪

  • メイクした顔

  • いい香り

を見ると、惨めな気持ちになりました。

💪 でも、それはあなたのせいじゃない

大切なことなので、はっきり言います。

 

ヘアケア・スキンケアができないのは、
体が敏感になっているだけです。

 

「できない」のではなく、
「今は体を優先している」

そう考えてみてください。

 

過敏症と向き合いながら、
できる範囲でケアしている自分を、
認めてあげてください。

 

 

🤲最後に:あなたのペースで 

ヘアケア・スキンケアは、
「ちゃんとやるもの」ではありません。

 

「心地よくできる範囲でやるもの」 です。

 

私も、まだ試行錯誤の途中です。

 

新しい製品を試すときは、
今でもドキドキします。

 

失敗することもあります。

 

でも、少しずつ
「これなら大丈夫」というものが見つかってきて、
日々のケアが 少しラクに なってきました。

 

あなたも、きっと
自分に合う方法を見つけられます。

 

時間はかかるかもしれません。
 

でも、焦らなくて大丈夫。

 

あなたのペースで、あなたのやり方で。

 

 

このブログでは、私自身の体験をベースに、
「がんばりすぎない対策」
を発信していきます。

 

一人で抱え込まなくて大丈夫です。

 

💡 ご注意

この記事はあくまで私の体験談です。
症状の出方や、合う製品は人によって異なります。

私の体験を参考にされる場合も、ご自身の体調や環境に合わせて、必ず自己判断でお願いいたします🙇‍♀️

特に、新しい製品を試す際は、パッチテストを行い、少量から試すようにしてください。

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます😊

 

▶️ 次回は「マスク・衣類・携帯グッズでできる外出時の備え」について書いていきます。

 

よろしければ、他の記事もぜひ読んでみてくださいね🌿

 

ご自身の体調や環境に合わせて、必ず自己判断でお願いいたします🙇‍♀️

 

 

入浴・ヘアケア・スキンケア

入浴でできるリラックス・デトックス習慣

 

化学物質過敏症や電磁波過敏症を経験していると、

「お風呂に入るのもつらい」
「シャンプーの香りで気持ち悪くなる」
「入浴剤が使えない」
「湯船に浸かると体調が悪くなる」

そんな経験をした方は多いのではないでしょうか。

 

私自身も、発症してからしばらくは
"お風呂はリラックスできる場所のはずなのに、むしろつらい場所になってしまった"
という現実に、本当に戸惑いました。

 

浴室の洗剤のにおいが残っていたり、
シャンプーの香りで頭が痛くなったり、
お湯に浸かるだけで疲れてしまったり。

 

「入浴って体にいいことのはずなのに…」
そう思って、悲しくなることもありました。

 

でも今なら言えます。


過敏症の人でも、工夫次第で、入浴を"少し心地よい時間"に近づけることはできます。

 

この記事では、私が実際に試して「これは心地よかった」と感じたこと、
そして「無理してつらくなった経験」も含めて、
"がんばりすぎない入浴の整え方" をお伝えします。

 

「入らなきゃ」「デトックスしなきゃ」ではなく、
"今の体がラクに感じる形に変える" という視点で読み進めてもらえたら嬉しいです。

 

 

💭 入浴がつらいのは「気のせい」じゃない

過敏症の状態では、浴室が "刺激の集まる場所" になりやすいです。

 

におい、湿気、温度差、洗浄成分、塩素…それらが同時に重なるからです。

 

だから、入浴がつらいのは
「気にしすぎ」ではありません。

 

むしろ、体が敏感になっている時期ほど、
入浴は「癒やし」ではなく 「イベント」に近いもの になります。

 

一大決心みたいになる日がある。


その感覚、私もありました。

 

🏠 私の場合:家族と別のお風呂が使えた

私は化学物質過敏症を発症してから、
祖母の介護をしていた バストイレ付きの部屋に移動 しました。

 

入浴は家族と別だったので、

  • 自分のペースで入れる

  • 使う製品を自由に選べる

  • 換気や照明を調整できる

という点で、だいぶ助かりました。

 

もし家族と同じお風呂を使っている方は、
「使う製品」や「入浴の時間帯」で工夫できることもあるかもしれません。

 

 

🌿 「デトックス」という言葉との付き合い方

「デトックス」という言葉は便利な反面、期待が大きくなりやすい言葉でもあります。

 

ここでは、難しく考えずに

  • 入浴で体と心が少しラクになる方向へ整えること

  • 汗をかいてスッキリした感覚が得られること

くらいの意味で使います。

 

「お風呂に入れば全部よくなる」ではありません。

 

でも、うまくハマると
「今の私に必要な休息になる」
と感じることはあります。

 

 

💚 入浴で得やすい3つのメリット

過敏症の人が入浴で得やすいメリットは、私は主にこの3つだと感じています。

体のこわばりがゆるむ

緊張が続くと、体は無意識に力が入ります。
 

温めることで「ふっ」と力が抜けることがあります。

気持ちが落ち着きやすい

不安が強い時期は、交感神経(緊張モード)が優位になりがち。
 

入浴で"休むスイッチ"に入りやすくなる人もいます。

睡眠につながりやすい

眠りが浅い人ほど
「入浴した日は少し寝やすい」と感じることがあります。

 

もちろん個人差があります。合わない日は無理しなくて大丈夫です。

 

 

😔 まず大前提:入浴が"負担"になるパターン

入浴がつらいとき、原因は一つとは限りません。たとえば、

  • 🫧 浴室のカビ・湿気・におい

  • 🧴 洗剤やシャンプーの香料・刺激

  • ❄️ 温度差(脱衣所が寒い、湯冷めする)

  • 💧 お湯の塩素がつらい

  • 💨 換気不足で空気がこもる

  • 🚿 "洗う工程"が長くて疲れる

  • 🛁 湯船でのぼせやすい/浸かると疲れる

「入浴がつらい」=「あなたが弱い」ではありません。

 

原因のどれかが、今の体に合っていないだけのことが多いです。

 

 

🌬️ まずは「引き算」から:浴室の空気を整える工夫

過敏症対策は、足し算よりも "引き算"が効く 場面が多いです。

 

浴室も同じで、まずは 「刺激を減らす」工夫が土台 になります。

 

💨 換気を最優先にする

浴室はにおいがこもりやすい場所なので、可能なら

  • 入浴前から換気扇を回す

  • 窓が開けられるなら少し開ける

  • 入浴後もしばらく換気

  • ドアを少し開けて空気を入れ替える(可能なら)

これだけでもラクになる方がいます。

 

🧼 カビ対策は"強い洗剤"より「増やさない」

カビ取り剤の刺激はとても強く、過敏症の人には負担になりやすいです。

 

だから私は、できる範囲で

  • お風呂上がりにシャワーで壁を流す

  • 水滴をサッと落とす(スクイージーやタオル)

  • サーキュレーターを回しながら換気を続ける

こういった 「予防」のほうが現実的 だと感じています。

 

完璧を目指さなくて大丈夫です。できる範囲で。

 

 

💧 お湯を「やわらかく」する:塩素対策と、私が慎重に試してきたもの

日本の水道水には消毒のための 塩素 が含まれています。

 

過敏症の人は、この塩素の「におい」や「ピリピリ感」に敏感になることがあります。

 

私も発症したての頃は、浴室にこもる蒸気に含まれる塩素っぽさがつらくて、
「お風呂に入るのが一大決心」みたいな時期がありました。

 

ここでひとつ、正直に書くと、
ぬるめの方が体や皮膚に優しいかと思いますが、私は お湯の温度にはあまりこだわっていません。

 

それよりも、「浴室の空気」「使うものの刺激」「その日の体調」のほうが影響が大きいと感じる日が多かったからです。

 

🧪 私が試したもの:炭・エプソムソルト・ビタミンC

私は、炭・エプソムソルト・ビタミンC を湯船に入れる方法を試したことがあります。

 

ただ、湯船に何かを入れるときは、私にとって勇気が要りました。
 

もし合わなかったら、大量のお湯が無駄になってしまうかもしれないからです。

 

だから、もし試すなら

  • 最初は少量/短時間/換気しながら

が安心だと思います。

 

🧂 私が長く続けているのはエプソムソルト

そして、私が今も続けているのは エプソムソルト です。

 

私の場合、

  • 何も入れないより、体が温まりやすいように感じる

  • 発汗が良い感じがする

という体感がありました。

 

ここも大事なので、丁寧に言いますね。

 

これは"効果の断定"ではなく、私の体感です。

 

合う・合わないはあると思うので、もし試すなら少量からが安心です。

 

 

🧴 石けん・シャンプー・入浴剤の選び方(無理しない)

過敏症の人は、入浴中に使うものが負担になりやすいです。

 

ここでのポイントは、
「良さそう」より「体がラク」を優先すること。

 

基本は「無香料」「成分がシンプル」

  • 無香料

  • 合成香料不使用

  • 成分が少ない

私はこの条件をかなり重視しています。

 

🧼 私が使っていたもの(体験)

私が使っていたのは、

  • ミヨシの無添加せっけんシャンプー・無添加せっけん専用リンス(クエン酸)

  • 牛乳石鹸の無添加シャンプー・無添加トリートメント・無添加泡の洗顔

  • 体は生協の固形石鹸

こういった 「香りが少ない・シンプルな方向」に寄せることで
入浴のハードルが少し下がった感覚がありました。

 

ただし、石けんシャンプーは合う・合わないがあります。
 

きしみが気になる人もいますし、慣れが必要な場合もあります。
 

無理に合わせなくて大丈夫です。

 

🫧 入浴剤は無理に使わない

入浴剤は 「入れない」選択も立派です。

 

私も、市販の香料入りは基本的に避けています。

 

 

🛁 入浴をラクにする小さな工夫(短時間・工程・照明など)

全部やらなくてOK。できそうなものだけで大丈夫です。

湯船は短時間でもいい

10分入らなきゃ」ではなく、
13分でも"入れたらOK"にしてみてください。

洗う工程を減らしていい

体調が悪い日は

  • 「今日は頭だけ」

  • 「今日は体だけ」

  • 「今日は汗だけ流す」

でも十分です。

"照明"をやさしくする(電磁波がつらい人へ)

電磁波過敏症の症状が強かった頃、私は
懐中電灯にビニール袋をかけて浴室に持って入ったり
脱衣所の明かりで入浴していた時期 があります。

 

他の人から見れば変わって見えるかもしれません。
 

でも、当時の私にはそれが必要でした。

 

「自分を守る工夫」は、人それぞれでいいと思います。

「できた」を数える

入浴がつらい時期ほど、"できないこと"に目がいきます。

でも

  • 「今日はシャワーできた」

  • 「今日は足湯できた」

それは前進です。

 

 

🧖‍♀️ 入浴が難しい日にできる代替案(拭く・温める・照明の工夫)

「今日はどうしても無理」
そんな日があって当然です。そういう日は代替案でOK

  • 🧻 温かいタオルで首・脇・足を拭く

  • 🦶 足湯だけ

  • 🖐️ 手だけ温める

  • 💡 体調に合わせて照明を落とす/刺激を減らす

"やらない"ではなく、
"できる形に変える"という選択が大事だと思います。

 

 

🤲 最後に:あなたのペースで、少しずつ

過敏症の悩みは、周りに理解されにくくて、
日常のひとコマ(入浴)でさえ対策が必要で、疲れてしまうことがありますよね。

 

でも、こうして情報を探し、
自分の体をいたわろうとしているあなたは、それだけで、十分すごいことです。

 

入浴は 「ちゃんとやる」ものではなく
"心地よいと感じる形を探す"もの だと私は思っています。

 

今日の内容がすべて正解というわけではありません。

 

でも、もし

  • 「今日は換気だけしてみようかな」

  • 「今日は短く入ってみようかな」

  • 「照明をやさしくしてみようかな」

そんな "小さな実験"のヒント になったなら嬉しいです。

 

 

💡 ご注意

この記事はあくまで私の体験談です。症状の出方や、合う方法は人によって異なります。

私の体験を参考にされる場合も、ご自身の体調や環境に合わせて、必ず自己判断でお願いいたします🙇‍♀️

特に、入浴中の体調変化には十分注意し、無理をせず、少しずつ試すようにしてください。

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます😊

 

▶️ 次回はヘアケア・スキンケアについて」について書いていきます。

 

よろしければ、他の記事もぜひ読んでみてくださいね🌿

過敏症の人にやさしい住まいと空気環境(空気・掃除・生活用品)

家具・日用品の選び方で空気をきれいに保つ

 

 

化学物質過敏症や電磁波過敏症を経験していると、

 

「部屋にいるだけでつらい」

「新しい物を置いた途端、空気が変わった気がする」

"いい物を買ったはず"なのに体が反応してしまう」

 

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

私自身も、体調が不安定だった頃は、

"外より家の方が安全なはずなのに、家の中でも落ち着けない"

ということが度々ありました。

 

特に苦しかったのが、家具や日用品を新しくしたとき。

 

見た目はきれいで便利でも、においや刺激で頭が痛くなったり、気分が悪くなったり、息苦しくなくなったり…。

 

「生活を良くしたくて買ったのに…」

と、悲しくなることもありました。

 

家具屋さんに入っただけで気持ち悪く感じたり、

 

ホームセンターや100円ショップで売り場によって頭に締め付けを感じたり。

 

「少し前まで普通にできていたことなのに、なぜ…」

そう感じて、落ち込むこともありました。

 

でも今なら、はっきり言えます。

 

過敏症の人が暮らしを整えるときは、

"普通の基準"ではなく、"体が安心できる基準"で選んでいいのです。

 

このページでは、体験者の視点で、

 

 👉 家具・日用品が空気に影響しやすい理由

 👉 過敏症の人が選ぶときの基本ルール

 👉 失敗しにくくする工夫(買い方・置き方・慣らし方)

 

を、お伝えします。

 

 

🫧 まず知っておきたい:家具・日用品が「空気」を変える理由

家具や日用品が原因で体調が揺れるとき、

 

それは 気持ちの問題ではなく、環境の刺激が関係している ことがあります。

 

😓 家具や日用品から出る化学物質

たとえば、新しい物からは

 

 🪵 接着剤や塗料のにおい

 🎨 防カビ・防虫・消臭などの加工に使われる成分

 🧪 プラスチックやゴムのにおい

 🌸 香料(芳香剤、柔軟剤の残り香など)

 

が出ていることがあります。

 

多くの家具や日用品には、

  • 接着剤(ホルムアルデヒドなど)

  • 塗料や防腐剤

  • 香料や防虫剤

  • プラスチックの添加剤

などが使われていて、これらが時間をかけて 空気中に揮発 していきます。

 

健康なときは気にならなかったものでも、

過敏症の状態では、体が「危険」と判断して反応しやすくなる ことがあるんです。

 

そしてここが大事なのですが、

 

においがしない=安全とは限りませんし、

においがする=必ず悪いとも限りません。

 

体の反応は人それぞれ。

 

だからこそ、「これが正解」と決めつけず、
あなたの体の感覚を尊重して大丈夫です。

 

 

🌿 私が大切にしている考え方:「空気をきれいにする」より「汚さない」

空気清浄機や換気の話(前回の記事)も大切ですが、

 

家具・日用品選びで一番ラクになるのは、

空気をきれいにする前に、空気を汚しにくい暮らしに寄せること

だと私は感じています。

 

  • 香りを足さない

  • においの強い新しい物を一気に増やさない

  • "便利そう"より"体が安心する"を優先する

これだけでも、部屋の空気の刺激が減りやすくなります。

 

 

🧭 過敏症の人の「家具・日用品選び」基本ルール7

ここからは、私が失敗しながら学んだ「基本ルール」をまとめます。

 

全部やる必要はありません。できそうなものだけでOKです。

 

迷ったら「無香料・無臭に近いもの」を選ぶ

過敏症の人にとって、香りは刺激になりやすいことが多いです。

  • 芳香剤

  • 香り付き洗剤・柔軟剤

  • 香り付き除菌・消臭スプレー

こういったものを減らすだけで、
「家の中での呼吸が少しラクになった」と感じる方が多いです。

 

もしあなたが「香りがつらい」タイプなら、

まずは "香りを足さない"方向に寄せる のが安全です。

 

「新しい物を一気に増やさない」

引っ越し、模様替え、買い替え…。
生活を整えたいときほど、物が一気に増えがちです。

 

でも過敏症の時は、

新しい物が増える=空気の刺激が増える

になりやすいことがあります。

 

私も、良かれと思って一度にいろいろ変えたら、
空気が変わってしまったように感じて、しんどくなった経験があります。

 

できれば

  • 1回に1

  • 小さい物から

  • 一旦、空気にさらしてから

  • 体調が比較的落ち着いている日を選ぶ

これだけでも失敗が減りやすいです。

 

「店頭での確認」より「家に入れた時」を想定する

お店では平気でも、家に置いた瞬間につらくなることがあります。

 

これは、お店と家では

  • 展示・陳列されていることでさらされている

  • 空間の広さ

  • 換気の量

  • 他のにおいとの混ざり方

が違うからです。

 

だから私は、買う前にこう考えるようにしています。

  • これは密閉された部屋に置いても平気そう?

  • 寝室に置いても安心できそう?

  • まずは玄関や別室で"慣らしてから"の方が良い?

"家に入れてからが本番"と思っておくと、気持ちがラクになります。

 

「洗える・拭ける・乾かせる」を優先する

過敏症の人は、
香りや汚れが残りやすいものが負担になることもあります。

 

だからこそ、家具や日用品は

  • 洗える

  • 水拭きできる

  • 乾かしやすい

という条件があると、長期的にラクになりやすいです。

 

たとえば、布製品は

  • 洗える

  • 交換できる

  • 乾きやすい素材

だと、においが残りにくくなります。

 

できれば「簡易包装・シンプル素材」

体調が敏感な時期は、
包装のにおいやビニールのにおいでもつらいことがあります。

  • 余計な香り加工がない

  • 余計なコーティングが少ない

  • シンプルな素材

こういう物の方が、体が落ち着きやすいことがあります。

 

もちろん全部を完璧に選ぶのは難しいので、
「いま自分がつらいのは、どの刺激か」
を優先して、少しずつで大丈夫です。

 

"とりあえず置く"より「置く場所」を先に決める

同じ物でも、置く場所でラクさが変わることがあります。

  • 寝室は特に慎重(睡眠に影響しやすい)

  • 顔の近く(枕元・デスク周り)は刺激が出やすい

  • 換気しやすい場所で慣らすと安心

私は、新しい物を買ったらまず

  • 玄関付近

  • 換気しやすい部屋

  • 窓の近く

などで様子を見ることが多いです。

 

「合わなかったら手放していい」

これ、すごく大切です。

 

過敏症のとき、合わない物を前にすると

「せっかく買ったのに…」

「私が弱いから…」

と自分を責めたくなることがあります。

 

でも、合わないのはあなたのせいではありません。

 

今の体が敏感になっているだけです。

 

手放すのは、自分を守る選択です。

 

 

🛏️ 私の寝具選び:失敗と成功の記録

寝室は一日の3分の1を過ごす場所。

 

だからこそ、私が一番慎重に選んできた場所です。

😰 金属製ベッド→杉材ベッド→使用断念

最初、私は金属製のベッドを使っていました。

 

でも、過敏症の診察を受けていたクリニックから
「電磁波の影響を受けないよう変えるように」 と言われて、
杉材のベッドに変えようとしたんです。

 

ところが…
開封した瞬間、木のにおいがプンプン。

 

杉のにおいを強く感じてしまい、使用を断念。

 

微量ですが、ホルムアルデヒドが含まれいるんです。
 

「体に良さそうな木材でも、私には刺激になることがあるんだ」
と痛感した出来事です。

🛌 最終的にたどり着いた選択

結局、私がたどり着いたのは

ポリプロピレン製のすのこの上に布団を敷く

というシンプルな方法でした。

 

「プラスチック?」と思われるかもしれませんが、
私の場合、

  • 木のにおいより

  • 金属の電磁波より

  • ポリプロピレンの方が体が楽だった

んです。

 

これが、「人それぞれ」の本当の意味です。

🧺 布団と寝具の選び方

症状が重くなると、
今まで使っていた布団さえ気持ち悪く感じるようになりました。

 

そこで選んだのが、

 

 🌾 100%木綿の敷布団

 🌿 オーガニックコットンでできたガーゼケット

 🛡️ 目が細かくダニが中に入れないオーガニックコットン製の布団カバー

 ☁️ポリエステルの毛布 

 

自然素材で、洗えて、シンプル。

これが私にとっての「安心」でした。

 

 

🪑 家具選び:過敏症の人が注意しやすいポイント

ここは"傾向"として読んでくださいね。


人によって合う・合わないはあります。

 

 

🪵 新品の家具は「におい」が出やすいことがある

  • 接着剤

  • 塗装

  • コーティング

  • 合板(木材を固める工程)

などが関係していることがあります。

 

だから私は、新品の家具を買うときは

  • 極力、上記の刺激が少ない物を選ぶ

  • いきなり寝室に置かない

  • 風通しの良い場所で慣らす

などを意識しています。

 

🚫 木製の引き出しが使えなくなった経験

私の場合、木製の引き出しに

  • 合成洗剤・柔軟剤を使用した衣類

  • 防虫剤

を入れていたため、その木製家具自体が
においを吸い込んでしまい、使えなくなりました。

 

結局、ポリプロピレン製の収納に買い替えました。

 

🛋️ ソファ・マットレス・カーペットなど「大きい布製品」は慎重に

布製品は

  • においが残りやすい

  • ほこりを吸いやすい

  • 洗えないものも多い

ので、過敏症の時期は難易度が上がります。

 

もし選ぶなら
「洗える」「カバー交換できる」「風通しが良い」
の条件があると安心です。

 

 

🧴 日用品を選ぶときのポイント

日用品は、変えると効果が出やすいことがあります。


なぜなら、毎日使うからです。

 

🧻 ティッシュ・トイレットペーパー

意外と見落としがちですが、
紙製品も注意が必要です。

 

過敏症だった時、再生紙のトイレットペーパーで拭くと、

お尻がゾワーッとして頭に締め付けを感じ使うのを止めました。

 

選ぶポイント:

 

 ✅ 無香料

 ✅ 無漂白(白すぎないもの)

 ✅ 再生紙より、パルプ100%

 

最初は「贅沢かな…」と思いましたが、

体を守るための必要経費だと考えるようにしました。

 

✏️ ボールペンで手が腫れマスクも…

症状が重いとき、私は

 

 ✏️ ボールペンを使うにもマスクが必要

 🖐️ ポリプロピレン製以外のプラスチックに触れると手が赤く腫れてしまう

 

という状態になりました。

 

「ボールペンさえ普通に使えない」

この現実は、本当につらかったです。

 

ボールペンさえ普通に使えなかったときは、
自分は虫よりも弱くなってしまったのではないかと絶望的な気持ちになりました。

 

🛡️ 症状が重いときの「防御」方法

症状が特に重かった時、私がしていたこと。

📦 ビニール袋(ポリエチレン)で覆う

近所のシロアリ予防処置と、自室のリフォームを行った時に、
民泊に泊まったのですが、

 

その際、ベッドやソファなどをビニール袋で覆って

布団を自宅から持ち込んで使っていました。

 

また、その他新旧問わず
少しでもニオイが気になる物はすべてビニール袋で覆う
ようにしていました。

 

「こんなことまでしないといけないの…」

と自分でも驚きましたが、


それでも、体を守るためには必要なことでした。

 

 

🧪 "試す"ときのコツ:過敏症の人の安全な進め方

新しい物を試すとき、私が意識しているのはこの流れです。

  1. 体調が比較的良い日にする

  2. 少量・短時間で試す

  3. 換気できる状態で

  4. 反応が出たらすぐやめる(がんばらない)

  5. 無理な日はやらない

「試す=頑張る」ではありません。

試すのは、あなたの生活をラクにするためです。

 

 

💡 買い物をするときの心構え

過敏症になると、
買い物自体がストレスになることがあります。

😔 「普通に買えない」つらさ

私も、最初はつらかったです。

  • お店に入れない

  • においで気持ち悪くなる

  • 欲しいものが買えない

  • 選択肢が限られる

「なんで少し前まではできていたのに…」
そう思って、落ち込むこともありました。

 

 

大切なことなので、あらためて言います。

あなたが慎重に選ぶのは、わがままではありません。

体を守るための、必要な行動です。

  • 時間をかけて選んでいい

  • 妥協しなくていい

  • 諦めてもいい

  • 人に頼んでもいい

あなたのペースで、大丈夫です。

🛒 ネット通販の活用

私は過敏症を機に、買い物の多くを
ネット通販で済ませています。

 

ネット通販のメリット:

 

 🏠 お店に行かなくていい

 📝 成分やレビューをじっくり確認できる

 📦 返品できるお店もある

 ⏰ 体調の良い日に受け取れる

 

デメリット:

  • においを確認できない

  • 届いてから使えないリスク

私は、少量から試すようにしています。

 

 

🌱 「完璧」じゃなくていい

ここまで、いろいろな選び方をお伝えしてきましたが、
最後に一番大切なことを言います。

🤷‍♀️ すべてを理想通りにはできない

理想通りのものばかりでは、暮らせません。

  • 予算の問題

  • 入手の難しさ

  • 他の家族との兼ね合い

  • 時間や体力の限界

私も、妥協している部分がたくさんあります。

 

💚 使えないものがあっても、自分を責めない

買ったものが使えなかったとき、
落ち込みますよね。

 

「無駄にしてしまった…」
「ちゃんと選べなかった自分が悪い…」

そう思ってしまうかもしれません。

 

でも、それは
あなたのせいじゃありません。

 

過敏症という状態が、
選択肢を狭めているだけです。

 

使えなかったものは、
誰かに譲るか、時間を置いてから試すか、
処分してもいい。

 

それも、自分を守る選択です。

 

 

🌤️「できない」より「自分を守れている」が大切

過敏症になると、

「普通の人みたいに選べない」
「当たり前の買い物ができない」

と落ち込んでしまうことがあります。

 

私もそうでした。

 

でも今は、こう考えるようにしています。

  • 自分に合うものを選べるようになったのは、強さ

  • 体のサインを無視しないのは、賢さ

  • 無理をしないのは、回復への近道

だから、もし今うまく選べなくても大丈夫。

 

それはあなたがダメだからではなく、

今の体が敏感になっているだけです。

 

 

🤲 今つらいあなたへ:空気は「少しずつ」変えられます

もし今、

 

 😔 家の中でも落ち着けない

 😰 何が原因かわからなくて不安

 😢 変えたいのに変えられない自分を責めてしまう

 

そんな状態にいるなら、まず守ってほしいのは
あなたの体と心です。

 

家具も日用品も、いきなり完璧に整えなくて大丈夫。

 

今日できる小さな一歩で十分です。

  • 香り付きのものを1つ減らす

  • 新しい物を一度に増やさない

  • 寝室に入れるものは慎重にする

  • つらいものは手放す

それだけでも、空気は少しずつ変わります。

 

 

💭 私からあなたへ

私も、まだ完璧にはできていません。

 

今でも、新しいものを試すときは

ドキドキします。

 

失敗することもあります。

 

でも、少しずつ

「これなら大丈夫」というものが増えてきて、
暮らしやすさは確実に変わってきました。

 

あなたも、きっと
自分に合うものを見つけられます。

 

時間はかかるかもしれません。
でも、焦らなくて大丈夫。

 

あなたのペースで、あなたのやり方で。

 

 

このブログでは、私自身の体験をベースに、


「がんばりすぎない対策」
を発信していきます。

 

一人で抱え込まなくて大丈夫です。

 

 

💡 ご注意

この記事はあくまで私の体験談です。
症状の出方や、合う対策は人によって異なります。

 

私の体験を参考にされる場合も、ご自身の体調や環境に合わせて、必ず自己判断でお願いいたします🙇‍♀️

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます😊

 

▶️ 次回は「入浴でできるリラックス・デトックス習慣」について書いていきます。

 

よろしければ、他の記事もぜひ読んでみてくださいね🌿

過敏症の人にやさしい住まいの工夫(空気・掃除・生活用品)

掃除・防カビ・防臭を安全に行うコツ

 

化学物質過敏症や電磁波過敏症を経験していると、

 

「家を清潔に保ちたいのに、そのための行為がつらい」
「掃除したいのに、洗剤が使えない」
「カビが怖いけど、防カビ剤のにおいもつらい」
「部屋のにおいが気になるのに、消臭剤が苦手」

 

そんなジレンマを感じている方は多いのではないでしょうか。

 

 

私自身も、発症してからしばらくは
"きれいにしたいのに、掃除をすると体調が悪くなる"
という矛盾に悩みました。

 

掃除やカビ対策は「体に良いこと」なのにできない…と。

 

でも今なら、はっきり言えます。

 

つらくなる掃除や対策は、やり方を変えていいのです。

 

完璧じゃなくていい。あなたのペースで、できるところから。

 

このページでは、体験者の視点で、

  • 👉 掃除・防カビ・防臭を体に負担をかけにくい形で進める考え方

  • 👉 「できない自分」を責めずに済むコツ

  • 👉 私が実際につまずいた点と、そこから変えた習慣

を、なるべく分かりやすくお伝えします。

 

 

🧹 過敏症の人にとって「掃除」がつらくなる理由

掃除や防臭、防カビがつらくなるのは、決してあなたが弱いからだけではありません。

 

多くの場合、原因は 「環境の刺激」 です。

 

たとえば、

  • 🧴 洗剤・漂白剤・除菌スプレーなどに含まれる成分

  • 🌸 香料やアルコールの刺激

  • 💨 換気不足で、においが部屋にとどまること

  • 🌫️ 掃除で舞うホコリ(これは意外と見落としやすいです)

 

健康なときは何も考えずに使っていたものが、
過敏症の状態では 体が"危険"として強く反応してしまう ことがあります。

 

私も以前は「掃除=体に良い」と信じて疑いませんでした。

 

体が悲鳴を上げているのに、体の声に耳を傾けませんでした。

 

 

💭 私の体験:塩素系洗剤で「気持ち悪い」が始まっていた

ここは、私自身の経験として大事な部分なので書きますね。

 

化学物質過敏症だと気づく 1年くらい前から
塩素系のお風呂用洗剤を使うと 気持ち悪くなる ようになっていました。

 

その洗剤には「換気をしてください」と注意書きがあったのに、
当時の私は 窓を閉めたまま 使っていたんです。

 

今思うと、体が先に「危ないよ」とサインを出してくれていたのかもしれません。

 

もしあなたも、

  • 「前は平気だったのに、最近洗剤がつらい」

  • 「掃除のあと、頭痛や吐き気がする」

ということがあるなら、気のせいにせず、まずは 換気と使用量を見直してみてください。

(無理に続けないことが大切です。)

 

 

💡「キレイ」と「安全」は同じではない

過敏症になってから、私が一番考え方を変えたのがここです。

 

見た目がキレイ=体にやさしい
とは限りません。

 

  • 強いにおいが残る

  • 頭痛や吐き気が出る

  • その場にいられなくなる…

 

そういう反応があるなら、その掃除方法は 今の体には合っていない可能性 があります。

 

清潔さよりも、まずは

👉 安心してその空間にいられること

を大切にしていいと思います。

 

 

🌊 掃除の基本:強い洗剤を増やすより「減らす・薄める・短時間」

ここからは「私のやり方」として、私が大切にしている基本方針をまとめます。
(あなたにあった方法を見つけてみてくださいね。)

 

まずは「水拭き」からで十分なことが多い

日常的な汚れの多くは、水拭きだけで落とせることがあります。

 

洗剤の残留を気にしなくていいのも、過敏症の人にとっては大きいメリットです。

 

掃除は"毎日"じゃなくていい

  • 体調が良い日にまとめてやってもいい

  • 目立つところだけ、今日はここだけ、で十分

 

掃除は「健康のための義務」ではなく、
生活をラクにするための習慣です。

 

体調を崩してまでやる必要はありません。

 

使うなら「少量」「薄める」「換気」をセットで

もし何か使うとしても、いきなり強いものをたくさん使うより、

  • 少量

  • 薄める

  • 換気(できれば窓+換気扇)

をセットにすると、負担が軽くなることがあります。

 

 

🍄 カビ対策:私が「プロに頼んでよかった」と感じた理由

カビは、過敏症の人にとって本当に厄介です。

 

そして、カビ対策にはジレンマがあります。

  • 😰 カビそのものも不安

  • 😔 でもカビ取り剤の刺激はもっとつらい

  • 😢 できない自分を責めてしまう

このつらさ、すごくよく分かります。

 

🏥 体内にカビが蓄積していた私の経験

私の場合、過敏症の治療を受けていたクリニックの検査で


体内に数種類のカビが大量に蓄積していることが分かりました。

 

そこで、カビ取りの専門業者さんに「化学物質過敏症であること」を伝えたうえで、

 

  • 🔍 家のどこにカビが存在するか(空間・壁紙など)を調べてもらう

  • 🧼 その結果を踏まえて、必要な場所のカビ取りをしてもらう

という流れを取りました。

 

ここで印象的だったのが、
自室の窓付近のビニールクロス(壁紙)に 小さな黒い点が数点見つかったことです。

 

業者さんが壁紙をはがすと、内部の木に 大きな黒いカビのシミができていました。

 

カビの除去・除菌をしてもらって、私は体調が少し良くなったように感じました。
(あくまで私の場合の体感です。)

 

💊 使用された薬剤について

薬剤についても、業者さんから

  • 「コンタクトレンズの洗浄などにも使われるタイプ」

  • 「熱での除菌も併用する」

という説明があり、私にとっては安心材料になりました。

 

実際には、除菌直後は少しニオイが気になりましたが、換気をして時間が経つにつれて気にならなくなりました。

 

 

💬 私が業者さんに「最初に伝えたこと」と「確認したこと」

ここは、これから業者さんに依頼する方にとって、いちばん役に立つ部分かもしれません。

 

私は、見積もりや問い合わせの段階で、最初にこう伝えました。

 

「化学物質過敏症であること」をはっきり伝える

私は、カビ業者さんへは最初に 「化学物質過敏症です」 と伝えました。

 

遠慮しすぎず、先に共有しておくことで、相手も配慮の準備ができます。

 

そして、ただ「過敏症です」と言うだけではなく、できる範囲で、次のように 具体的に 伝えました。

  • 私がどんなものに対して反応が出やすいか

  • そのとき、どのような症状が出るのか
    (たとえば、気持ち悪さ、頭の締め付けや痛み、吐き気がする…など。症状は人それぞれなので、あなたの言葉で大丈夫です)

 

「細かく言うのは気が引ける…」と感じる方もいるかもしれません。

 

でもこれは、わがままではなく 安全に作業してもらうための前提 だと私は思っています。

 

「どんな薬剤を使うのか」「安全性」を確認する

私は、どんな薬剤を使うのか、そしてそれがどう安全なのかを問い合わせました。

 

  • どんな薬剤を使うのか

  • その薬剤はどういう理由で安全と言えるのか

  • 作業後、においが残りやすいか(換気の目安)

 

ここも、"大丈夫ですか?"だけで終わらせず、できる範囲で具体的に聞いておくと安心材料になります。

 

「安全」という言葉の基準は人によって違うので、遠慮せず確認していいと思います。

 

「化学物質過敏症の人の作業経験があるか」を聞く

私は、過去に 化学物質過敏症の患者さんのカビの除去・除菌をした経験があるか も確認しました。

 

経験がある会社さんだと、こちらの不安を想定して
「この場合はこうしましょう」

と、配慮の提案が出てくることもあり、安心感が違いました。

 

もし経験がない場合でも、もちろんそれだけでダメではありません。

 

ただ、こちらの話をきちんと聞いてくれるか、質問に丁寧に答えてくれるか――


そこを大切にすると安心感につながると思います。

 

 

💡「伝えること」は、過敏症の人の大事なセルフケア

過敏症になると、

  • 「迷惑をかけたくない」

  • 「わがままと思われたくない」

と感じてしまうことがあります。私もそうでした。

 

でも、体を守るためには、必要なことをきちんと伝える力が本当に大切だと感じています。

 

あなたが悪いわけではありません。体が敏感になっているだけです。

 

だからこそ、プロに頼むときは
「具体的に」、そして 「よく話し合う」。

 

それだけで十分です。

 

 

💰 正直、お値段は張ります

空間や壁紙のカビを採取して分析、除去・除菌後にカビが残っていないか検査をしました。

 

そのため、一般的なハウスクリーニングよりもお値段は張ります。

 

なので今は、そこから学んだこととして
"カビを発生させない"方向に力を入れるようになりました。

 

 

🌬️ カビを「発生させない」ために私が続けていること

湿気・温度・ホコリに注意する

カビは湿気が大好きです。

 

私が意識しているのは

  • 🌡️ 「乾かす」

  • 💨 「こもらせない」

  • 🧹 「ホコリをためない」

です。

 

浴室は"できる範囲"で、プロや家族の手も借りる

私は、その後、ハウスクリーニング業者さんに


「化学物質過敏症である」ことを伝え、毒性物質未使用の洗剤で浴室掃除をお願いしています。

 

そして予防のための消毒は、母に 塩素で定期的にしてもらっています。

 

ここは人によって合う・合わないがあると思いますが、


私の場合は「自分が直接やらない」ことで負担を減らせています。

 

助けを借りるのは弱さではなく、自分を守る強さだと思っています。

 

エアコンは半年~1年ごとにクリーニング+使用後の送風乾燥

エアコンは、カビとホコリの温床になりやすいので、
その年の状況によって半年~1年ごとに浴室と同じハウスクリーニング業者にクリーニングを依頼しています。

 

もちろん「過敏症であること」を伝えて、

  • 毒性物質未使用の洗剤

  • よくすすいでもらうこと

をお願いしています。

 

かれこれ6年、夏の前は必須。気になる時は夏が終わった後にも頼んでいます。

 

クリーニング直後、その時によってすすぎ具合なのか、暖房や送風で内部を乾燥させるのですが、正直しばらく少しニオイが気になる時もあります。

 

私は、そんな時まだホコリもついていないので、エアコンを消してしまいます。

 

そうすると、翌日になるとニオイはすっかり気にならなくなっています。

 

さらに夏は、冷房を使った後に
送風で内部を乾燥させ、カビが生えにくい状態にしています。

 

無香料の"バイオ系防カビ"を貼って予防(合う人は選択肢)

クリニックで勧められた、無香料のバイオの力でカビを予防するタイプの防カビ剤を
浴室とエアコンに貼っています。

 

私は今のところ問題なく使えています。

 

ただし、ここも「合う・合わない」はあるので、
もし試すなら体調が比較的落ち着いている時期に、少しずつが安心です。

 

 

🌸 防臭対策:消すより「原因を減らす」が体にやさしい

臭いが気になると、つい消臭剤が手が伸びそうになりますよね。

 

でも過敏症の人にとって、香り付きの製品は刺激になることが少なくありません。

 

私が大切にしているのは、
においを"足して消す"のではなく、原因を減らすという考え方です。

 

たとえば、

  • 🗑️ ゴミは早めに出す

  • 📦 袋を二重にする

  • 🚰 排水口のゴミをこまめに取る

  • 👕 クローゼットや靴箱も、時々開けて空気を入れ替える

地味ですが、こういう 「原因を減らす」工夫のほうが
体にとってはラクなことが多いと感じます。

 

 

🌤️「完璧にできない」が普通。波があって当たり前

過敏症になると、掃除への罪悪感を抱きやすくなります。

  • 「毎日できない自分はダメ」

  • 「普通の人はちゃんとできているのに」

  • 「家族に頼むのは申し訳ない」

私も、同じように感じていました。

 

でも今は、こう考えるようにしています。

  • 🌈 良い日と悪い日があるのは当たり前

  • 🌱 他人と比べるのではなく自分が前に進めればよい

  • 💪 甘えではなく自己防衛

だから、できない日があっても大丈夫。

 

その日、その体調の中でできる範囲が、あなたの正解です。

 

 

🤲 今つらいあなたへ:まず守ってほしいのは「あなたの体」

もし今、

  • 😔 掃除したいのにできなくてもどかしい

  • 😰 カビが怖くて不安でたまらない

  • 😢 できない自分を責めている

そんな気持ちでいるなら、

 

「できないこと」より、「できていること」に目を向けてみてください。

  • 今日、窓を少し開けられた

  • 今日、1か所だけ拭けた

  • 今日、休む選択ができた

どんなに小さくても、それは前進です。

 

 

このブログでは、私自身の体験をベースに、
 

「がんばりすぎない対策」
を発信していきます。

 

一人で抱え込まなくて大丈夫です。

 

 

💡 ご注意

この記事はあくまで私の体験談です。
症状の出方や、合う対策は人によって異なります。

 

私の体験を参考にされる場合も、ご自身の体調や環境に合わせて、必ず自己判断でお願いいたします🙇‍♀️

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます😊

 

▶️ 次回は「家具・日用品の選び方で空気をきれいに保つ」について書いていきます。

 

よろしければ、他の記事もぜひ読んでみてくださいね🌿