こんばんは☺️

ついこの間、新年を迎えたと思っていましたが、季節は変わり、あっという間に素敵な春の季節がやってきましたね。

 

InstagramのDMがきっかけで始まったこのシリーズ。

書こう書こうと月日が流れてしまいました。

 

2016年6月8日。

私の身に起きた奇跡の話。

当時はどん底で、【妊娠13週で破水】という受け入れがたい事実に、毎日不安な日々を過ごしてました。

インターネットで調べてみても、悲しいお話ばかりで、希望も持てず、泣いてばかりいた日々。

 

結局、5ヶ月間の入院を経て、38週で末っ子は元気に生まれてくることができました。

担当医師や看護婦さんたちですら涙を流して喜んでくださった奇跡の出産話。

(どんな出産も奇跡ですが。。。)

 

私のように、どこかのどなたかが今・この時に。

涙を流しながら、奇跡を信じて、情報を手に入れようとしているかもしれない。

そんな誰かのために。このお話を書いていこうと思います。

どうぞお付き合いください。

 

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2016年6月8日

 

外出先で大出血を起こし、即入院。

 

エコーで赤ちゃんを確認すると、とても元気に動いていました。

羊水も完全に出てしまったわけではなく、なんとか赤ちゃんが浮くだけの量はある状態。

 

しかし、チョロチョロとみたこともない色をした液(オレンジに近かったような。。。)は出続けていました。

その液体をリトマス試験紙のようなもので先生は検査し、【羊水】と確定。

 

そこからの先生の話の内容は

 

○妊娠13週での破水は極めて稀である。

○そのまま陣痛がくる可能性が高い

○羊膜が一度破れてしまったため、母子ともに感染症のリスクが高くなり、危険。

○22週未満での出産は、たとえ赤ちゃんが生きて生まれたとしても処置はできない。

○胎児は羊水を飲み込み呼吸の練習をするが、破水してしまった為羊水が足りず、無事に生まれたとしてもリスクが高い。

○この週数で助かった方は今まで見たことがない

○母体を考え、今回お腹の子は諦め、年齢的にもまだ若いので、次回の妊娠に賭けてはどうか

○人工中絶をする場合は、通常の経膣分娩同様に行う

○一度破れてしまった羊膜を塞ぐことは不可能。

○羊水を増やすこともできない

○そもそもの確実な治療法がない

 

 

思いがけない内容に、頭がついていかず、泣くことしかできませんでした。

 

そのまま即個室へ入院。

私の【大丈夫】と言い聞かせるのとは裏腹に、出血し続け、トイレへ行くのも怖くて怖くて。。。

 

主人が病室に来てくれるまでの間、とても親切な看護師さんが何度も様子を見に来てくれました。

 

○どうしても諦められない

○できることでいいので治療をしてほしい

○お腹の中で赤ちゃんが死んでしまった場合や陣痛が来てしまう場合は心の整理がつくが、

 今現段階で元気に生きている赤ちゃんを中絶するという選択はどうしても私にはできない

 

そんな私の想いを「うん、うん」と膝をついて聞いてくださり、

 

看護師さん→「わかった。私からも先生にあなたの想いを伝えてみるね」

 

と、そっと気持ちに寄り添ってくださりました。

 

そして主人が病院に到着。

あの時の主人のなんとも悲しげな表情に、私はさらに申し訳なさを感じたのです。

 

先生から、現状と今後の話をしてくださるということで、

待つ間、主人に先ほど説明された内容を、私ができる範囲で伝えたのでした。

 

 

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あの時、優しくそっと背中をさすってくれ、膝をついて話を聞いてくださったあの看護師さん。

私にとって、あの辛くて悲しい時間は、人生で最も辛い時間でしたが、

 

あの親身に話を聞いてくれた看護婦さんの優しさは、一生忘れられないものとなっています。

 

 

次回、また、お付き合いください。

それでは。また🎵

 

 

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