一戸建てはもちろんのことマンションでも、水道や電気メーターから室内側の配管や配線は、すべてやり替え可能です。使えるものは再利用しますが、古い給水管で錆が出ているものは、リノベーションの機会に錆びないタイプの新しい管に交換することをおすすめします。機器も交換することができます、ユニットバスならおよそ100万円、洗面台一式でおよそ30万円になります。キッチンは安いものは、およそ30万円から300万円の高額商品まで幅広くあります。ガス給湯器は寿命が10~15年なので、リノベーションを機に交換することが多いです。もとは電気温水器だったマンションでも、場合によってはガスの給湯器に変更できることがあります。 

 

■物件のチェックポイント 

「窓の少ない住戸」「住戸の真中にパイプペースがある物件」「壁式構造のマンション」はできれば避けたほうがいいでしょう。リノベーションというのは、基本的には大体の問題がどうにか解決できるものですが、こういう物件は避けるに越したことはないです。マンションであれば例えば窓の数は、絶対に増やせないですから、60㎡でもとは3DKに使われていたような物件なのに、窓が少ない場合はキツイと感じることがあります。いくつか他の候補があれば、やめておきましょう。また、築20年くらいの物件にありがちですが、パイプペースが変な場所にあるものには注意しましょう。変な場所というのは、例えば部屋のど真ん中などにあると、トイレをそこから動かせず、部屋の真ん中で柱のように居座ることになります。さらにその回りに電気が通ります。これはもともと住んでいる人は気にならないのですが、リノベーションの際、制約となって困ります。新築当時に、リノベーションすることを前提につくられていないことがわかります。それから、壁式のマンションがたまにありますが、壁が構造体になっているため取り払えず、制約になります。郊外住宅地のように同じパターンの家族層が想定される地域では壁式が多いです。都心部では、柱と梁で建物を支える構造にしておくと、間仕切壁が自由に動かせるのでいろいろなパターンが可能です。ですから壁式のマンションや一戸建てはできれば避けたいです。