サトウキビの季節になりました。

昔はもっとたくさんの農家さんが作っていたようですが、

今では生産者さんも減り砂糖工場も殆どなくなってしまいました。

 

奄美以南ではまだまだ生産されていると思うのですが、

地元産の黒砂糖が食べられるのも、

今の生産者さんがお元気でいたくださるからこそ。

 

黒砂糖を食べたらお茶が欲しくなるのは、日本人ならではと思います。

 

 

黒砂糖の中身

 

子供の頃は黒砂糖あまり好きではなかったのですが、

歳を重ねるとおいしく感じるものです。

 

できて間もない黒砂糖は柔らかくて「サクッ」と食べられます。

甘みの中に、渋みや塩味など複雑な味がします。

きっとこれが「精製された糖」には無いミネラル等と思われます。

 

精製された糖はすぐに分解されて吸収され急激に血糖値を上げるそうですね。

ですが、黒砂糖などの精製されていない糖はミネラルなどの影響で急上昇を緩やかにするそうですね。

 

と言っても砂糖なので、食べ過ぎはよくありませんけどね。

 

 

いろいろな黒砂糖

 

黒砂糖というと、

あの焦げ茶色のゴツゴツした石みたいなもの。

黒砂糖を細かくした粉砂糖みたいなもの。

そして、黒砂糖になる少し前に釜から上げた、ドロドロしている黒糖蜜。

 

私が知ってるのはこんな感じ。

 

 

黒砂糖はお茶と。

粉砂糖はお料理などに。

黒糖蜜はヨーグルトやわらび餅などにかけて。

 

【出典引用:Instagram】

 

こんな感じで使ってます。

 

 

今は店頭だけ

私ではありませんが、

サトウキビ作って、そこから黒砂糖を作って、自分のお店で売ってるのです。(私ではなく父です)

 

「こんないいものがあるから、インターネットで売ってくれんか」と相談があります。

 

『いや~。注文から発送、質問対応など出てくると思うし~。勤めをしながら片手間でネット販売は荷が重いですね~』と返事しておきました。

 

ですが、大きな会社のものでなく、

昔ながらの釜で煮詰めた黒砂糖も、スーパーのものと違って味わい深いと思いますよ。

 

地元産のものは1月くらいまでの季節品なので、

特に黒糖蜜は手に入らなくなると思います。

1年分(3本くらいで足りるかな?)買っておきたいと思います。

 

コーヒー、パン、煮物などお砂糖の代わりに使うと一味違うのもいいですね。