不倫問題解決!と行動するときに考えて欲しいこと | 夫の不倫・離婚要求・別居・不倫をやめたい 不倫問題カウンセリング

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カウンセラーもりさかゆうこ
「ひとりで悩まないでください」
* パートナーの不倫が辛い・苦しい
* 不倫でパートナーを傷付けた
* 不倫をやめたい
そんなあなたをサポートします。

こんにちは、もりさかゆうこです。

 

一昨日は、年明け最初の

夫婦カウンセラー育成講座でした。

 

いくつかの事例を元に、カウンセラーとしての

見立てやアドバイスを議論しながら、

夫婦修復の可能性を考えていきます。

 

苦しく唸りながらですが、深い学び時間。

 

夫婦って、難しい。

 

夫と妻であり、

父と母であり、

男と女であり、

それぞれの持つ社会での顔もあり。

 

夫婦は、

様々な役割と要素で成立している2人の関係です。

 

学べば学ぶほど、

その難しさが浮き彫りになります。

 

一昨日の講座風景です。柔らかな表情で、超難問(!)を受講生に投げる、いとうゆうじ師匠 。

 

 

この講座も、

残すところあと一回となりました。

 

気付きで得た私自身の変化に対する充実感、

それ以上に自信の無さからくる焦り、

終わる寂しさ。

 

今は、複雑な気持ちです。

 

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妻にとって、

当たり前で日常の一部だった夫の存在。

 

その夫が、不倫をして妻を裏切っている。

夫婦の関係、家族の生活までも脅かされている。

 

妻は、心に深い傷を負いながら、

「以前の夫に戻って欲しい」

「なんとかしなければ・・・」

信じ難い状況を目の当たりにして、

居ても立ってもいられずに、

行動に移すことでしょう。

 

相手女性に会いに行く。

夫の関係者に協力を仰ぐ。

探偵に依頼する。

法に訴える。

 

ただ、

夫婦修復を望んでいらっしゃるのであれば、

その行動がもたらす

今後の夫婦への影響について、

考えて欲しいのです。

 

妻が、夫婦であることを主張し、

不倫してる者たちへ行動を起こすと

彼らは今以上に妻を敵とみなします。

 

以前の夫に戻って欲しい一心で

妻が起こした行動だとしても、

夫には”攻撃すべきは妻だ!”と

感じさせてしまうのです。

 

実際に、行動を起こした方、

期待とは逆の展開になっていないでしょうか。

 

深く傷付いた心のまま

感情に支配され動くこと、

正論だけで動くことは、

お勧めしません。

 

そう言われると、辛く苦しんでいるのに、

思いのままに行動してはいけないの?!

黙って見ていろというの?!

手遅れになったらどうするの?!

と、納得できないかもしれません。

 

傷付き苦しんでいるのは、妻です。

勿論、妻の主張は正しいんです。

どの行動も、間違いではありません。

 

でも、動く目的に、

夫の気持ちをコントロールしたい

という妻の強い意思はないでしょうか。

 

不倫は悪いこと。

悪いことをしている者の心は、

正されるべきだ。

その役目を果たすのは、妻。

そう強く感じて、動いていないでしょうか。

 

感情や正論だけで動くと、

当然ながら、不倫を正そうとする強い意思が

全面に出てしまいます。

 

妻のコントロールしようとする意思を感じ、

夫は反発します。

夫自身の不倫に対する罪悪感なども複雑に絡み、

夫は反撃します。

妻の期待した結果は、得られなくなるのです。

 

人は、

他人の気持ちをコントロールすることは

できません。

 

夫婦修復は、

妻と夫、両者の気持ちがあってこそ

始まるものではないでしょうか。

 

だから、

感情に支配され動くこと、

正論だけで動くことは、

お勧めしないのです。

 

 

 

不倫している夫の証拠を掴んだ、

不倫相手の連絡先がわかった、

弁護士との面談日が決まった、

という状況から、

動こうとしている方がいらっしゃったら、

今一度、考えてみてください。

 

深く傷付いた心のまま

感情に支配され動こうとしていませんか。

正論だけで動こうとしていませんか。

 

今のままだと、

あなたの望んでいる結果は

得られない可能性が高いと思います。

 

では、全く動かないのか?というと

そうではありません。

 

深く傷付いた心を癒しながら、

タイミングを図り、

慎重に、

丁寧に、

行動すること(問題に対処すること)が重要なのです。

 

ただし、今は、

動く時ではないということです。

 

もりさかゆうこ