スペインの庭 1 | 猫とバラ、演劇、美術、ガーデン、動物園のブログ

猫とバラ、演劇、美術、ガーデン、動物園のブログ

闘病中、18才、16才の母娘猫と暮らし美術や動物、演劇、旅、ガーデンが好きです

イメージ 1

イメージ 2

スペインアルハンブラ宮殿

 まだ城巡りにこっていた頃、99年にドイツとスペインに行った。ドイツは城だらけで大変。鉄道のパスでフランクフルトから周遊。鉄道がよく整っていて旅しやすい国。飛び込みで古城ホテルに泊まったはいいが古い塔に登ったら何かぞーっとした。全然信じないたちだがスペインのホテルでエンエンと闘牛のテレビ中継していてその後寝たら金縛りになった。ただの疲れかもしれないがそんなことはこの時だけの体験。

 ドイツからスペインに飛んだらフランスの豊かな大平原がよく見えた。大国になるはず。農業大国でもある。日本の食料自給率の低さが怖い。

 スペインに入ると途端にごつごつ痩せた感じ。鉄道パス買ってしまったがスペインはバスの方が便利だった。マドリードから夜行でアルハンブラへ。列車のトイレの汚さに閉口。イタリアより落ちる。エジプトの遺跡では入り口にいるおじさんがトイレットペーパーくれるのもなんだかねえ。ヨーロッパのトイレではトイレ番の女性がいるのも日本には無いので、こういう仕事もあるんだと…



 ドイツでは雪に降られたこの4月、アルハンブラでは薔薇も藤も咲いていた。スペインの気候では貴重な噴水や池があり傍らには花木が美しく植えられている。アラブ芸術の城である。ライオンの噴水は有名。ライオンとは思えない可愛らしさ。友人の旦那様がこのライオンのレプリカを日本に送られたのだが家族は邪魔にして、半分破壊され道路に転がっているのが気になる。私だったら大事にするのにご家族はこれが何かもご存知なかった。

 白雪姫のモデルの城はセゴヴィアのアルカサール。西日が当たる頃、行くと素晴らしい写真が撮れる。ローマ人が建設した水道橋も感嘆する。

 アヴィラの中世の城壁やカテドラルも印象強い。昔は紙と土で作った家に住んでいた子孫は堅固な石の文化に弱いかな。