《原宿中央署》佃次郎（西郷輝彦）、早田公平（六平直政）、松野明子（芦田由夏）、小柴（加藤久雅）
《警視庁捜査一課》石堂寛（ベンガル）、前沢純一（大河内浩）
■資産家 永坂昭（川合伸旺）が名刀で刺殺された事件
三人の女に容疑がかかる
①被害者の長男の嫁 由加利（西川峰子）
②由加里の高校時代の同級生 平山好子（音無美紀子）
③被害者宅の通いの家政婦 水木洋子（水沢アキ）
由加利は子供が出来ず、義父（被害者）の世話をさせられながら夫は浮気、義父は子供のできない由加利を責める
親友の好子に愚痴をこぼす
「誰か義父を殺してくれないかしら」
好子は息子が無免許運転で事故を起こし暴力団に脅されている
由加利の愚痴の直後、事件は起こる
由加利は自分が発した「かるはずみな言葉」に怯え、好子の無心に応じる 計300万円を渡す
好子は由加利を疑う
そして警察の取り調べに、互いに相手を疑っていることを隠さない
好子は、駅の階段から突き落とされたり、夜道で何者かに追いかけられたり、自転車のブレーキを細工されて転倒し骨折したりする
由加利は、暴力団がやったのではないか、と考え、好子は、弱みを握っている自分の口封じを由加利がやっているのではないかと考える
犯人は水木洋子
永坂昭は、夫が寝たきりとなり経済的に困窮している水木洋子を家政婦として引き入れ、無理矢理レイプし夫と引き離そうとした
由加利と好子の話を聞いたことが犯行を決意させた
アリバイ工作も周到なものだった
回収されないプロットがあった
好子を三度に亘って襲った犯人は誰だったのか
《参考》シリーズのリスト