新・十津川警部シリーズ8 外房線の女 2019 TBS | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

桜田門駅から警視庁、十津川警部(内藤剛志)に声をかける男
弁護士 崎田守と名乗る 千葉館山在住 原口夕子(菊池桃子)のことで話をしたい
写真を出す 一週間前、心臓発作で倒れ亡くなられた
夕子さんは、娘さんと二人でホテルを経営していた
遺言書があり、遺産を贈る人の中に十津川の名があった


四年前、十津川は娘の由紀(竹田有美香)に会っていた
“母を助けてください このままでは母は殺人犯にされてしまう、父を殺した犯人に”


実はその由紀さん、行方不明になっている 十津川さんを訪ねてきたら連絡してほしい


■小石川公園、22時前、崎田が誰かを待っている 後ろから石で殴られる


警視庁捜査一課臨場
十津川警部、亀井(石丸謙二郎)、若林(増澤ノゾム)、酒井(朝倉あき)、清水(岩永徹也)、小川(福田陽一)


被害者は崎田守、死後12時間、十津川の名刺を持っていたが、渡していない 原口親子にも名刺を渡したことがない


崎田の宿泊先は四谷ロイヤルホテル、19時半頃ホテルを出た 黒い鞄を持っていたが奪われたようだ


崎田の名刺、住所が嘘、館山の弁護士でもない
十津川と亀井は内房線で館山に向かう


十津川の初恋話、相手は原口夕子、亀井に話す
学生時代ヨット部、湘南で合宿、立派な旅館に宿泊、そこの一人娘が夕子だった
四年前の事件は、夫を夕子が殺害するところを見た、という目撃証言から、夕子が逮捕されたが、真犯人は、目撃証言をした28歳の女、夫の浮気相手だった


館山市には、館山城や崖観音、洲埼灯台、沖ノ島など観光地も多い たてやま温泉「夕日海岸 昇鶴」、休業中だった
近くの喫茶店に入り、マスター(ダンテ・カーヴァー)に話を聞く


《マスターの話》一週間前、若女将が突然亡くなった 女将は、葬式を終えた後、旅に出ると言っていなくなった


死んだのは夕子ではなく、娘の由紀だった


マスターに崎田の写真を見せる “ここにも二三度来たことがある ラフな格好、弁護士でも勤め人でもないようだった 若女将に入れあげていた”


崎田は何故、あんな嘘を吐いたのだろうか
再度ホテルへ、仲居が出てきた そして経営コンサルタントの三枝雄大(大谷亮介)
二三日前電話があったし、失踪届も出していない、事件ではない、と言う 崎田の写真を見せ、東京で殺されたことを伝えるが、知らないと言う


仲居の江島聡子(黒坂真美)に崎田の写真を見せる
《聡子の話》二回くらい泊まった 若女将だけでなく女将さんとも知り合いだった
宿帳を見せてもらう 崎田守、逗子市東逗子町マンション「ロイヤル逗子」


十津川は若林と清水を差し向ける
家宅捜査、旅雑誌に崎田が載っていた フリートラベルライター 崎田守(須藤公一)33歳 

「ボヤージュサイト」という雑誌、十津川に心当たりがあった
編集長が十津川の友人だった 

崎田は編集長から名刺を借りていた


十津川宅に電話、妻の直子(池上季実子)が受け、公園で原口夕子と会う 直子は、十津川から夕子のことを聞いていた 一度会っておきたかった、と夕子


館山城に一人佇む十津川、由紀の短大時代の先輩だと言う伊東晴美(鈴木聖奈)が声をかける 前の日元気だったのに、翌日、2月8日に来たら死んでいた 三枝と言う人から急性心不全と聞いた 原口家の主治医もそういった “信用できない”、と晴美


主治医の館山三田医院院長の三田正芳(鶴田忍)に会う
院長は心不全に間違いない、と言い切る


外房線御宿駅に現れた夕子、サングラスの女が監視している


十津川に非通知の電話、原口夕子のことで話がある
カフェで待っていた女、帽子にサングラス “サトウカズコ”、と名乗る 匿名のタレコミを直接会って行う


《タレコミ内容》小坂井茂という名を知っているか 房総をモチーフにした絵を描いている その小坂井茂が原口夕子に惚れてしまった 小坂井茂は娘の由紀にも手を出した
“信じる信じないはあなたたちの勝手ですけど”
カフェに、由紀をモデルにした小坂井茂の絵が飾ってあった

全くの嘘でもないようだ


夕子が由紀を殺した、と思わせようとしているのか


小坂井のアトリエへ、不在、隣人の話、夕子らしき女性が訪ねてきたことがある


十津川と亀井はホテル昇鶴に戻り、若女将が死んでいた場所を見せてもらう
小坂井茂の絵が飾られている 第一発見者は仲居頭の斎藤邦子(宮本真希)


若女将は仕事着の和服でも、部屋着でもなく、お出かけ用の花柄のワンピースを着ていた 床に仰向けに倒れていた

 

床面を探す十津川、ベッドの下に陶器の欠片が一つ
若女将が出かけるところ誰も見ていない、と仲居の聡子
下駄箱、若女将のハイヒール、爪先が奥になっている 習慣と違う
外で死に、運ばれてきたのではないか “遺体は胸に手を当てていたか”、と十津川 当てていなかった、と邦子 “心不全なら苦しくて胸に手を当てているはず”、と十津川
由紀は殺された


夕子を御宿駅で見かけた、と喫茶店のマスター
御宿へ、十津川と亀井


御宿町は日本の三大海女地帯、伊勢海老、金目鯛、鮑の産地、「月の砂漠」発祥の地としても知られる
宿泊施設を聞きまわり、「大野荘」で三日宿泊し、今朝早くチェックアウトしたことを確認する 宿帳には「西山直子」とあった 妻の旧姓が西山だった


■小坂井茂が遺体で発見された 御宿の近くの漁港だった
千葉県警の寺西(小野了)警部、警視庁の刑事の登場を訝る
このあたりで絵を描いていた 勝浦市鵜原の旅館に泊まっていた
ナイフで背中を四か所、防御創がなかった 仰向けで倒れていた


勝浦市鵜原館へ、女将の話、2月10日から一週間泊まっていた
夕子が一度訪ねてきて、小坂井と外に出て行った 2月16日16時頃、小坂井は2時間ぐらいで戻ってきた


崎田の目撃者が現れた 小石川芸大の学生 高木(中村公隆)
2月15日金曜日21時頃、小石川公園から全身黒ずくめの人物が黒い鞄を持ってタクシーに乗り込んだ 片足、左足を引きずるように歩いていた


原口夕子が戻ってきた 十津川は亀井と館山に戻る
夕子は落ち着いていた 笑顔だった
食事の後、二人でバーへ ウーロン茶で乾杯 十津川は酒を飲まないことを覚えていた
30年前、何故夕子は別れを切り出したのか今でもわからない
“死にたいと思ったのは本当なの”、と夕子 “癌だった 右の胸に悪性の腫瘍ができて、永く生きられないと思った” 幸い手術して治ったが、うれしさは無かった

湘南の旅館、経営が苦しくなり、三枝がこのホテルを買い取って与えてくれた 親子の恩人だった


■三田院長がウイスキーを飲んで死ぬ


“第一発見者は宿直の看護師です”、と息子で副院長の三田省吾(川口力哉)
“自殺だ”、と寺西、遺書があった 筆跡は息子が確認した


「原西由紀は殺された 死亡診断書は嘘だ」、との誹謗中傷、脅迫の手紙、ファックス、無言電話に耐えられなくなった

冷たい目で見ている看護師
 

食事の後、仲居頭の邦子に話を聞く亀井と十津川
三枝雄大は館山一の有力者、県議で経営コンサルタント、東京にも事務所があり、東京の政財界にも人脈がある あの先生に頼めば大抵のことはうまく行く 院長の息子はギャンブルで借金まみれ、暴力団ともめ、病院を乗っ取られそうになったが三枝が中に入って丸く治めた


邦子は三田院長のことを立派な人だ、と言い切る
何故、誰もが信頼する立派な院長が嘘の診断書を書いたのか
息子が由紀の死に関わっていたのではないか


■三田省吾が病院屋上から転落死した
三枝は省吾に目をかけていた、と寺西 三枝は、“自殺ではない”、と言う
看護師長の笹口玲子(野呂佳代)の様子がおかしい 同僚と目配せした
帰ろうとする二人を玲子が追いかけてきた “院長が亡くなった夜、副院長が青酸カリを持ち出し、院長室に入るのを見た”


由紀殺し、死体を部屋に運び入れるためには、従業員の通用口を通り抜ける必要があり、内部の協力者が必要 しかし、仲居たちに疑わしいところはない 三枝はオーナーで、内部の人間でもある


警視庁に三枝、三上刑事部長(西岡徳馬)に会う “十津川と亀井に捜査をかく乱されてえらく迷惑を被っている、と管轄の刑事から声が上がっている”
あほな本多(六平直政)は、“ごもっとも”、と迎合するが、三上刑事部長は、三枝が圧力をかけようとしていることを知り、三枝を追い返す


千葉県警にタレコミ、副院長転落時、病院から逃げ去る原口夕子を見た 夕子は連行されるが黙秘している 十津川は目撃者を教えてもらう
会員制バー「GINZA」ママ 松田陽子(内田慈) 

“サトウカズコ”だった 何も認めようとせず、目撃した、と言い張る松田陽子 二人は外に出る


出てきた 外を警戒している 歩き出した 左足を引きずっている
崎田を殺した犯人は松田陽子だった


《松田陽子の話》借金で首が回らなくなった時、先生が肩代わりしてくれた 神様のような人の頼みを断れなかった


十津川は、三田省吾が関わった事件を調べる 二年前交通事故を起こしたが不起訴になっている
被害者の夫 小原良治(高杉亘)、インテリアデザイナー、半年前事故に遭って三田医院でリハビリ中 美しい女性が見舞いに来る、と笹口玲子
小原は屋上にいた 夕子との関係、インテリアの仕事を頼まれて以降親しくしている
二年前、小原の妻が自動車事故で亡くなった 脇見運転のひき逃げだった 失意の小原に夕子が寄り添ってくれた 半年前、誕生日を祝ってもらっての帰り道、今度は自分が車に撥ねられた 夕子に適切な対応をしてもらい助かった 小原は、夕子から、由紀の死の真相を聞いていた


《由紀の死の真相》三田のセカンドハウスに三田省吾、三枝雄大、小坂井茂の三人がいて由紀を呼び出した 三人は同じ大学の先輩後輩で親密 由紀をモデルにした絵が完成したので見に来ないか、と誘った 三枝がいるので安心して出かけた由紀
しかし、目的はヌードモデルの強要 嫌がる由紀、訴えると言われ殺してしまった 妻を撥ねたのは三田省吾、しかし、三枝がもみ消した 省吾を突き落としたのは小原だった


セカンドハウスの捜査、きれいに片付けられていた

しかし陶器の欠片が一つ残っていた


三枝も夕子も行方が分からない
夕子が三枝を誘い出し、東京湾フェリーで金谷港を出港
十津川も追いかける
夕子は三枝を詰る 三枝は開き直る ナイフを持った夕子、そこに十津川 三枝が夕子のナイフを取り上げる 十津川はナイフを取り上げ殴る、殴る、殴る
亀井が止める
小坂井を刺したのは夕子だった 夕子は、崎田の協力を得て十津川に接触し、事件を解明しようとしたようだ

 

《参考》シリーズのリスト、 十津川捜査班7