刑事殺し3 2009 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

宝石店強盗殺人犯の逮捕劇、突入する警視庁捜査一課11係、野津崇(仲村トオル)、鳴海(六平直政)、三沢(大河内浩)、西田(芦田昌太郎)、小出(佐久間哲)、渡辺(渡辺航)、浜口(今村洋一)、財前(稲健二)、川瀬(金田明夫)(係長)


犯人の島田(伊達みきお)を逮捕し一息入れる鳴海、窓の外を見ている 野津が鳴海に声をかけ現場を去る 島田は、主犯は友永(富澤たけし)だ、友永に誘われた、と喚いている


友永のアパートを野津と鳴海が張っている 4日目、友永はいつ戻ってくるのか 雪の日の張り込みはつらかった、など昔話をしているところに妻の希和子(山本未来)から電話、娘のめぐみ(池澤あやか)が補導された 取り調べを受けているので来て欲しい
困っている野津に鳴海が気を使う “行ってください、家庭も大事です”


大したことではなかった 母親に嘘をついて友人の誘いに応じた先で喧嘩騒ぎに巻き込まれた 安心する野津、そこに電話、係長の川瀬から
■鳴海が張り込み先で殺された 凍りつく野津
腹を3か所刺されている 22時10分、帰宅途中のサラリーマンが発見した 野津が持ち場を離れた直後だった


捜査本部が置かれた中野中央署、川瀬がいきり立っている 野津を捜査から外そうとするが、一課長の兵頭(ベンガル)が川瀬をなだめる
班組み、野津は所轄の原(大杉漣)と組むことになった 覇気のない原、綾瀬から異動してきた、と言う 原は、友永に殺されたと思い込んでいる 野津はタクシー会社を回り目撃者を探そうとする


■多摩地区東部、青梅で、女性の絞殺死体が発見された
3係の沼田(宇梶剛士)臨場、死後5日経過している、とみる


三沢が野津に原のことを話す 5年ほど前に同じヤマを踏んだことがある 印象がだいぶ変わった 覇気がなくなった 奥さんが心の病で自殺するまではそうでもなかった


原が帰宅、男所帯、息子が反抗的な態度をとっている


野津は鳴海の葬式に行こうとしない 鳴海のデスクに酒瓶を置く


小出から野津に電話、西新宿の島田の部屋に来て欲しいと言う
青梅で発見された女性の遺体、柏木寛子(洞口依子)という美容師は、島田の家の向かいに住んでいた ここで殺され、青梅に運ばれたようだ 驚くべきことに、寛子が殺された時刻が島田を逮捕した時刻とかぶっている 寛子は36歳、バツイチの美容師、コンビニから帰ったところを殺されたようだ
原が柏木寛子の名を聞いて反応する お金の話を聞く 財布、通帳、その残高まで


野津は思う あの時、鳴海は窓の外を見ていた 犯人の姿を見たのかもしれない その話を口にすると、ケチをつけるものがいる 6係の横山(矢島健一)、野津を本庁の疫病神と罵る 野津に含むところがあるようだ 川瀬は考え込む そして野津の意見を受け入れる


野津は、家庭では何も言わない 希和子は、私たちが夫を呼び出したために鳴海が死んだ、と、野津は思っているのではないか、とは思っている しかし自らを責める弱い人間ではないようだ 野津も立派、何も言わない


野津は、強盗犯の島田に、向かいのアパートの女のことを聞く 暫く考え、“2-3日前、女に付き纏う男がいた、20代前半かな”、と語る


沼田は、原が、女殺しに、鳴海殺しとは異なり異常に関心を持つことに不審を抱いている
その後聞き込みで、事件当日、若い男と寛子が言い争っているところが目撃されていた
その目撃者、不動産屋の田代(中野英雄)と島田に似顔絵作りに協力させる 田代は男を殴ってメガネを壊したと言う 突き飛ばされたのでつい殴ってしまった
どんなメガネですか、と原 黒くて四角いおしゃれっぽいメガネ、と田代


姉の芳江(川上麻衣子)がやってきた 妹のことを語る
私の反対を押し切って結婚し別れた 親代わりだったので、筑波に挨拶に行った 舅と一緒に暮らすと言うことだった アルツハイマーの兆候が出ていた
怖れていた通り、舅はフラフラ徘徊するようになった 寛子は世話をしていたが、ある夜、目を離した隙に、ひき逃げされて死んでしまった 夫が出張の日だった それが原因で気まずくなったのだろう 離婚した


原と連絡がつかない

 

寛子は殺される3日前、300万の現金を持っていたことが確認された


原の家を訪ねる野津、怒鳴り声、原が息子に殴られたようだ 息子を庇う原 妻を亡くした話、高卒で頑張った話、しかし妻を守ることができなかった もうどうでもよくなった


友永が逮捕された 横浜にいたこと、主犯は島田であることを主張する 島田も友永が主犯であると言い張る そして思い出した 若い男は楽器店の袋を持っていた 神田の楽器店だった 顧客リストに原孝生(黄川田将也)、似顔絵を見せると店長はよく似ている、と言う


音楽スタジオで働く孝生に会う 鳴海が殺された日のアリバイ、荒川の土手でベースの練習をしていた 似顔絵を見せられ、それが自分であることを認める


音楽スタジオのオーナー(小林すすむ)は孝生のことを良く知っていた
母親が自殺したのは父親の所為だと思っていること、自殺原因は、息子が家を出たことによる“空の巣症候群”にかかったため、と聞かされたが、母親は車をとばして息子に会いに行っていたと言う 住んでいたところは筑波だった


つながった 原の妻 静江(筒井真理子)が寛子の舅をひき逃げしたのではないか それが原因で心の病に陥り自殺したのではないか


茨木県つくば市、“長岡啓介”ひき逃げ現場 担当から事件のことを聞く 目撃情報は皆無、いろんな噂が立った 夫には愛人がいて、寛子は故意に目を離したのではないか 当時、寛子31歳、舅は74歳


野津がつくばに行った、と聞き、原は音楽スタジオの息子に会いに行く
孝生は、父親が寛子に大金を渡しているところを目撃した 孝生は、父親ではなく、寛子にその理由を聞こうとした 美容院で田代に殴られ、アパートまで押しかけた 口止め料だったこと、母が自殺した訳が分かった 寛子がもっと強請ろうとしていることも


野津は、原を島田の家に呼ぶ 野津は、原が共済から300万円引き出していたことを掴んでいた 寛子は寝ていたのではなく、ひき逃げ現場を目撃していた しかし、救急車を呼ぶでもなく逃げ出した
静江は事故現場から原に助けを求める電話をした 原は言葉を発することができなかった 保身もあったのだろう その時から静江は病んだ


原は狂いかけている 銃を抜く “俺には息子に手錠をかけることなど出来ない” 揉み合いになり、今度は鉄パイプで野津を殴打 野津に電話、何故か受信状態に、希和子からだった 明るい声、娘の声も聞こえる 原は正気を取り戻す


孝生が寛子のアパートに行ったのは、田代に殴られメガネを壊された後だった コンタクトもしていない アパートから、鳴海のことを識別出来ないことに気付く 息子が犯人では無い
犯人は不動産屋の田代だった 田代と寛子は愛人関係にあり、田代の入れ知恵で強請を始めた 田代の使い込みがバレそうになり寛子に頼んだ 寛子は田代に結婚を迫っていた しかし田代には本命がいた
孝生の血が付いた田代のネクタイを、寛子は洗ってベランダに干していた それを取り込もうとして田代はベランダに姿を現した そして鳴海に見られたことを知った 殺すチャンスを伺っていた 酔ったふりして車から誘い出し殺した
原は、“今日で刑事じゃなくなる もっと早くこうすればよかった”、と息子に語る

 

《参考》シリーズのリスト