科捜研の女 season9 第1話 2009 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

■夜、第2倉庫、入ってきた男を、待ち構えた黒ブルゾン、帽子の男がナイフで刺す


科捜研臨場、法医担当の榊マリコ(沢口靖子)と物理担当の乾健児(泉政行) 既に捜査一課の土門薫が来ていた
被害者は西九条に住む探偵事務所調査員 猿渡裕二(金井良信)
刺し傷が背中に一つ、ゲソ痕がある 被害者の靴じゃない
向き合った状態で背中を刺したようだ


洛北医大の風丘早月(若村麻由美)による解剖、マリコが立ち会う
死斑の広がり方、直腸内温度から死後14-16時間、昨日19-21時
肋骨の間を抜けて心臓を一突きしている 犯人は右利き、返り血を浴びないように刺している 軍隊経験者或いは殺人経験者


似た手口の事件が2年前にあった、と土門 「神戸大阪連続殺人事件」


科捜研メンバーが揃っている マリコ、乾に加え、文書鑑定担当の日野和正(斉藤暁)、映像データ担当の土門美貴(加藤貴子)、所長の榊伊知郎(小野武彦)


凶器が2年前も今回も見つかっていない さらに、凶器は全て異なる可能性大 快楽殺人の傾向がある この事件を担当したのが、当時大阪府警捜査一課の猿渡だった
“退職後もこの事件を追っていたんじゃないかな”、と土門


被害者の所持品も含め鑑定開始
傷の形状から、凶器は、刃長 12.0-13.0cm, 刃幅 3.0-4.0cm、厚さ0.4-0.6cm ゲソ痕、データベースになし 爪の付着物から第三者の皮膚片等は出なかった 付着していた毛髪の1本は被害者以外のもので、A型の成人男性、整髪料は量産品


整髪料以外の付着物の成分分析結果
エルゴステリン 30%、グアニル酸 26%、グルタミン酸 18%、βグルカン 14%、エリタデニン 8%、レンチオニン 4% 

“何かの胞子です”、とマリコ


“これはシイタケの胞子ですね”、と京都菌学研究所研究員の月館純(京野ことみ)
ボストンから戻ってきたばかりの吾孫子隆(篠井英介)が入ってきた
“荷物がボストンから届いているので片付けて下さい”、と月館純が声をかける 

“あったっけそんな事件”、吾孫子は事件に関心がなさそうな素振りを示す 吾孫子は2年間ボストンにいた、という


吾孫子に差出人が書かれていない封書が届く
“私はあなたの殺人を目撃しました” 消印は神戸 09.6.3 8-12
吾孫子が現場を調べる 傍にビル、大きなガラス窓、京洛ホテルの会議室


毛髪のDNA、2年前の連続殺人、二人目の被害者の爪から採取された髭のDNAと一致


吾孫子の自宅、地下室は犯行の記録、記念品の展示室になっていた
京洛ホテルに電話、落とし物を探している体で、会議室を使っていた者を聞き出す 共進出版の支店長会議が行われていた 神戸支店の支店長は五代仁(浅田祐二)


■吾孫子は、神戸で五代を襲い、夜、ジョギングしている京都支店長の緑川篤志(藤枝政巳)を刺し殺す


緑川の検視、“角膜が濁り始めている、死後10時間前後”、と風丘早月
夕べの22時前後か、と土門


土門が共進出版へ、女子社員は殺された猿渡の写真を見せるとすぐに反応した 猿渡が殺された日、近くで支店長会議をしていたので印象に残っていた、という


場所は京洛ホテル、フロントで何か変わったことは無かったかを聞く
フロントは、会議の2日後、忘れ物の件で、会議室の使用者を聞いてきた電話があったことを証言する


マリコは、緑川の傷口から採取した体液に、B型の血液が混入していたことを確認し土門に伝える 猿渡はA型、もう一人犠牲者がいるのか


■共進出版神戸支社のトイレで五代支店長の死体が発見された

出席者5人中、二人が同じ手口で殺された 土門は、刑事部長の佐久間(田中健)に報告し、残る3人の警護を要請する


大阪本社社長の玉木良一(坂上忍)、名古屋支店長の番勝好(谷六九)、東京支店長の藤井百合子(羽田圭子)の3人だった


五代は、死後22-26時間、死亡推定時刻は昨日の14-18時、緑川が殺される前だった 土門は、三人に事情聴取するが、何も見ていないと言う


吾孫子は思う 五代も緑川も吾孫子の顔を知らなかった(殺される時の反応から) 


五代と緑川は同じ凶器で殺された、と言える
“Anniversary Souvenirs” 同じ日には同じ凶器で、ということか
犯人は、何故、会議出席者に目撃された、と思ったのか


土門の疑問点、五代の携帯には、本社財務部長 八木下(吉見一豊)との通話記録が多数残されていたがその訳は 玉木社長の履歴、平成元年から5年の履歴が空白になっている訳は


玉木には警護を二人つけている 不審な男がいた 黒帽子、黒ブルゾン、逃げられたが帽子を落としていった


玉木には、少年鑑別所、少年刑務所に服役した過去があった 中学の時、担任を殺していた


不審人物が落としていった帽子に毛髪は付着していなかったがフケが採取された
付着薬品の分析、成分はポリエステル、綿、青酸窒素銀(想像上の薬物)=加熱すると青酸ガスが発生する


玉木に送られてきた荷物には「青酸ガス発生装置」が仕掛けられていたが未然防止が間に合った


マリコは、猿渡の付着物と不審人物の付着物の培養を、京都菌学研究所の月館純に依頼する しいたけ菌のDNAが同じであれば、その不審物が一連の事件の犯人であることが確認される 立ち聞きしていた吾孫子は、シャーレに抗菌剤を噴霧し、証拠隠滅を図る


マリコが再度研究所を訪ね、再度、培養を依頼する マリコはまだ気づいていないのか
夜、研究所にマリコ、吾孫子と出会う 月館の了解は得ている、とマリコ 心配で見に来た
吾孫子はマリコを殺そうとする そこに土門、気付いていましたマリコさん
しかし、吾孫子は青酸発生装置(青酸窒素銀+発熱財)を握っていた
“ジルサンビラジウム”、なる珍物質登場、これがアルミと反応して発熱する、という設定
凍りつくマリコと土門、吾孫子が床に叩きつける 煙が立ち上る 土門の悲鳴 マリコが倒れ込む 吾孫子は逃げる


幸い、というか、吾孫子が叩きつけたのは青酸発生物質ではなかった
土門とマリコは吾孫子宅へ急ぐ


■吾孫子は死んでいた 毒物、わずかにニンニクの臭い、有機リン系毒物を飲んだようだ
展示していたナイフ等はどこかへ運び出そうとしていたようだ また、何かを燃やした跡がある


警察に追い詰められて服毒自殺、と見えるが、記念品を持ち出そうとしていた奴が自殺するか、と土門
事件は解決した、と佐久間、継続させてください、と土門


燃やしたものに何が書かれていたかが判明した “私はあなたの殺人を目撃しました” 封筒の消印も、神戸から速達で6月3日に出されていた 猿渡が殺された翌日に


■残された3人の警護を解いた直後、番支店長が殺害された 鋭利な刃物で2か所刺され、死因は溺死 死亡推定時刻は22時前後
番支店長は京都府警で事情聴取を受けた後、13時に大阪へ向かった
大阪本社には17時6分に入っていた


玉木社長の与信情報、投資の失敗で2億の負債を抱えていたが、この2年で返済していた 退職金積立金から、不正に払い出していた それには財務部長の八木下が協力していた


《まとめ》快楽的殺人者の吾孫子がボストンから2年ぶりに戻り、吾孫子を追っていた猿渡は、同じ研究所の月館純に調査の協力を求めた 玉木が少年刑務所に入ることになった担任教師殺人事件、真犯人は月館純だった 担任にレイプされそうになり殺してしまった
前歴があった玉木は、自棄になり、自分がやった、と白状してしまった 純はずっと申し訳なさで一杯だった 玉木は事業に成功し、マスコミに取り上げられるようになった 純は会いに行った しかし、二度と来るな、と言われた 帰ろうとした時、玉木を背任横領で訴えようとする五代の存在を知ってしまった
純は、吾孫子に五代を殺させ恩返ししようと考えた 神戸から吾孫子に脅迫状を送ったのは純だった しかし吾孫子は玉木まで殺そうとしたので、毒物を飲ませて殺した
事件は終わったかに見えたが、今度は、番が玉木の不正を知り、告発しようとした 番を殺したのも純だった
最後、担任を殺した場所、武生の平吹渓谷に玉木と月館純、そこにマリコと土門
脅迫状に付着していた物質、純がマリコに教えた化粧水、オリーブオイルを使ったものだったことからわかった 純は崖から飛び降りて一生を終える

 

《参考》シリーズのリスト