新聞記者・鶴巻吾郎2 北陸~金沢 加賀温泉郷 山中節殺人事件 2008 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

夜、救急車、金沢医療センター、手術


蝶採集が趣味の鶴巻吾郎(村上弘明)が、足を踏み外してアキレス腱を切り休んでいる 毎朝新聞立川支局で噂話をしている河合真美(床嶋佳子)と清水あかね(英玲奈)、支局長の森下久作(伊東四朗)が真美に様子を見に行かせる


立川中央総合病院、リハビリ中の吾郎、担当の理学療法士は若い女性 石田めぐみ(遊井亮子)、親しげだ 吾郎が入院患者の一人に声をかける 車椅子の男、上手くしゃべれない 言語聴覚士から“麻生さん”、と呼ばれている


麻生瑞樹(有川博)、吾郎が本社社会部に配属された時の先輩記者だった 脳梗塞で倒れ、完全に元に戻るのは難しいようだ


NPO法人の女性が本を持ってきてくれた 榎本涼子(手塚理美)、「福祉と芸術をサポートする会」、入院患者のために本の貸し出しをしている 美女に囲まれご機嫌な毎日を送っている 支局長にどう報告するか 支局長は麻生のことを知っていた


夜、しゃっくりが止まらない吾郎、杖をつきながらロビーへ出る
麻生が車椅子で動いている どこに行こうとしているのだろうか 探す
女性の後ろ姿、いた が、様子がおかしい 何か訴えようとする “や、ま、が”
救命措置も虚しく、麻生は死んでしまう 脳梗塞が起こったようだ


3日後、吾郎は退院する 石田めぐみが別れを惜しむ 麻生を担当していた言語聴覚士の古和田麗子(高嶺ふぶき)にも挨拶しようとするが、無断欠勤していると言う 携帯もつながらない


吾郎は、退院した足で麻生が借りていた雑居ビルへ向かう 部屋は放火され、無残な姿になっていた 「割烹 宮さわ」の手拭いがあった
そこはふぐ料理の店だった 女将の宮澤環(新海百合子)の話、麻生は特ダネをものにする、と言っていた 今脚光を浴びている折原徹郎(中丸新将)のことを調べていた 投資顧問会社で莫大な利益を上げている折原、不正の噂が絶えない人物だった


森下は、石川県政のドン 和佐野繁(井原啓介)と折原は役人出身で刎頚之友であることを知っていた
立川出身の折原、今度、立川で講演会がある 吾郎と真美が聞きに行く
折原は、隣町 日野出身の土方歳三に憧れ、投資会社「OTオフィス」を現代の新選組に見たてている 適当に話を聞いている吾郎と真美 そこに森下涼子がやってきた 会場を抜け出して挨拶するが、涼子はすぐに去る 今度は怪しげな男が入ってきた 三田村祐一(四方堂亘)、麻生と同じように政財界の裏を探っているライターだった


講演終了後、三田村と折原が庭園で密談している 麻生のことを話題にしている 折原は赤い車で去る 吾郎が三田村に声をかける 三田村も吾郎を知っていた “おたくのようなまともなブンヤが口を突っ込むようなことじゃない”、と言って去る


独り者の吾郎、総菜屋で涼子に会う 居酒屋へ、互いに独身であることを確認し合う
石田めぐみがいた 古和田麗子は辞めたと言う めぐみはすぐ仲間の元へ
翌日、病院の石田めぐみを訪ねる 古和田麗子の奇妙な行動、2か月前、志願して麻生の担当となり、麻生が死ぬと来なくなった 週3日勤務で、残りは別の仕事をしていたようだ、別の病院と掛け持ちしていたのだろうか


古和田麗子と折原の関係を調べるため、吾郎と真美は、履歴書に書かれた麗子の住まいを訪ねる 小松空港、金沢、兼六園、香林坊、梅ノ橋、しかし表札は“浅野” 嘘の住所を記載していた 金沢大学医学部付属病院へ、古和田麗子は確かにいたが、5年前亡くなったと言う


東茶屋街を歩く吾郎と真美 山中温泉のポスター、芸者、古和田麗子に似ている
山中温泉、芭蕉堂、あやとり橋、鶴仙溪谷、こおろぎ橋、ゆげ街道
山中座、山中節四季の舞 メインの踊り手が芸者 かえで、本名 日下楓だった 日下楓が古和田麗子に成りすましていた 掛け持ち先は病院ではなく舞台だった


楓の後を追う吾郎と真美、白鷺大橋を渡って「吉祥やまなか」へ
折原が乗っていた赤い車が駐車している


和佐野が、折原を通して賄賂を投資していると言う噂が流れる


山中節の歌詞、“山が高こうて山中見えぬ 山中恋しや山憎や”、が印象に残る 麻生の最後の言葉、“や、ま、が”


吾郎が楓に直撃する 折原の意を受けて麻生が調べたことを探ろうとしていたのではないか、麻生の死に関わっているのではないか 楓は否定する


芸者仲間の桜(広岡由里子)が吾郎に近づいてきた “楓さんが何かしたがですか” 桜は、楓が世話になってきたのは折原ではなく和佐野であることを明かす
アパートに戻った楓、折原が使っていたワンタイムパスワードキーを取り出す 預かったのか、盗んだのか


吾郎と桜の話を、三田村が盗み聞きしている
朝、国分山 医王寺、三田村と会い、その後森下涼子に会う
涼子も山中温泉の出身だと言う


尼御前岬、三田村が女を脅し1000万円要求する 隙を見せた三田村、女が背中を押し突き落とす


■三田村の死体、石川県警 大森刑事(飯田基祐)臨場
女が目撃されていた 吾郎は大森に知っている事実を伝える
吾郎は楓のアパートへ、


■楓が死んでいる 毒物を飲んだようだ


楓が三田村を殺し、逃げ切れないとみて自殺した、ように見える


鶴仙溪遊歩道を歩きながら、桜は吾郎に訴える、楓が人を殺して自殺するなど信じられない 楓は和佐野を守るために、桜に大事なものを預けようとしたが思いとどまったと言う 6桁の数字が1分ごとに変化する ワンタイムパスワード


《まとめ》折原は学生時代、病気療養のため山中温泉にあったサナトリウムに滞在した その後、そのサナトリウムは和佐野の地上げに遭い、オーナー夫婦は失意のうちに死んだ
オーナー夫婦にはきれいな娘がいた 折原とその娘は恋に落ち、いつか迎えに来ることを約束して別れたが、その娘は、両親を失い、水商売に走った 病魔に侵された娘を救いだしたのが折原だった(冒頭の救急車、手術のシーン) そしてその娘こそ森下涼子だった
楓は和佐野のために、折原の秘密が隠されている World Met Bank のワンタイムパスワードを盗み出し、涼子は楓から奪い返そうとした 折原の秘密を知る涼子を脅したのが三田村だった ワンタイムパスワードは、山中座の楽屋に隠されていた その結果折原は逮捕され、涼子は吾郎の説得に応じて自首する

 

《参考》シリーズのリスト