遺留捜査 第5シーズン第1話 2018 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

1か月前、祠から仏像が発見された 原木は700年前のもの
鑑定家 園田蓮(柄本明)、鎌倉時代の僧 雲尚の作と鑑定、その価値5億円 発見者は長津涼子(遊井亮子)、文化財Gメン


■長津涼子がロッククライミングで滑落死した


京都府警捜査一課特別捜査対策室メンバーの出動
室長代理の佐倉路花(戸田恵子)、雨宮宏(永井大)、岩田信之(梶原善) 道に迷って遅れて到着したのが糸村聡(上川隆也)と神崎莉緒(栗山千明)


第一発見者は一般の登山客、今朝9時頃発見した
場所は弓削山がんりゅう岩、破損したカラビナには橙色の蛍光塗料が塗ってある
糸村は装備を借りてロッククライミングを始める 未経験者の無鉄砲な行動にメンバー皆呆れる 破断したカラビナの残骸が見つかった そして岩陰に黄色く光るもの、カラビナだった


回収したカラビナを科捜研の村木(甲本雅裕)に依頼する
いつもと違って機嫌がいい村木、滝沢綾子(宮崎香蓮)が教えてくれた 好きな人ができたらしい 村木は人事交流が終わっても残留を希望していた


黄色のカラビナから被害者の指紋が検出された 破損したカラビナの荷重強度は25KN(キロニュートン)、即ち2.5トンの荷重に耐えることができる しかし、残っていたカラビナ全て、すぐに壊れるように細工がしてあった 殺人の可能性が出て来た


仏像の所有権を訴えているのは三者、発見者の長津涼子、弓削山の所有者 霧島電子、祠を管理している円刻寺の住職


文化財Gメンの早水圭介(中村俊介)を捜査に加えることにした、と室長代理の佐倉 早水は長津涼子の同僚で、元国立美術館の学芸員
文化財Gメン=文化庁美術品危機管理対策課のメンバーは寄り合い所帯 早水の話、今回の事件には文化財の密売組織が絡んでいる可能性がある ここ数年、彼らの実態解明に努めて来た 今回発見された仏像も彼らが隠していたのではないか、という疑いがある


先ずは霧島電子と円刻寺を調べる、と佐倉
糸村と神崎は円刻寺へ、住職の大野泰生(平泉成)の話、寺には二つの祠があるが、一つは足場が悪く放置していた しかしうちのものに間違いない 住職は疑われていることに腹を立てる

糸村が奇声を発する 灯篭の中の紋章、黄色いカラビナに描かれたデザインと似ている そこに住職の義理の妹 野上裕子(麻生絵里子)、住職の死んだ妻の妹 住職には娘がいるが、二人は20年以上会っていない、という


雨宮と岩田は霧島電子へ、社長の霧島征一(六角慎司)に会う
あの山は買い取っている あの仏像は当然私のものだ 何故あの山を買ったのか、との問いに、“ビジネスプランを明かすわけにはいかない”、と嘲笑う 怪しい男に霧島が会釈する


神崎と糸村は遺品整理会社「ディアメモリー」へ
住職の娘 大野ゆかり(松下由樹)に会う 遺品整理をかれこれ10年やっていると言う
ゆかりは長津涼子を知っていた 大学の同級生、山岳部で一緒だった
しかし、二人の間にはわだかまりがあるようで、20年会っていない、という 糸村は黄色いカラビナを見せる “私のカラビナ、紋章は私が描いた” 何故、涼子はゆかりのカラビナを持っていたのだろう


弓削山売買に関する情報、霧島は、新規ビジネスで一山当てようとしているようだ 良質の水を化粧品に使う


円刻寺が山を売ったのは借金返済のためだった

事故が起こった巌流岩はもともと僧侶の修業の場だった 何故涼子は登ったのか


文化庁局長の三河(三浦浩一)が記者会見を行う 三河は涼子の上司だった “文化庁が仏像を所有する” その夜、三河は料亭で鑑定家の園田を接待した


神崎と糸村は、涼子とゆかりの友人 赤松百合(和田瑠子)の話を聞く
涼子の所為でゆかりは母の死に目に会えなかった 涼子がゆかりを無理な登山に巻き込み遭難した 助かったのはゆかりが目印に残しておいたカラビナのお陰だった


涼子が仏像を発見したのは山岳会の行事で足を滑らせた先にあった祠の中だった

涼子は“巌流岩だけは登らない、いつか友人と登る、と言っていた”、と山岳会メンバー 涼子はカラビナをお守りのように持っていたと言う


三河が霧島と住職を呼び、手を引くよう要求する 抵抗するとまた死人が出る、と脅迫する


雨宮と岩田は弓削山に登った 湧水を飲んでみた まずかった 借金してまで買ったのは水のためではない


■ゆかりが殺された 鋭利な刃物で刺されている トレッキングシューズ/パーカーを着用、遺留品に法具の払子


“あいつがゆかりを殺したんだ”、と住職 三河につかみかかる
しかし住職は遺体を引き取ろうとしない 縁を切った、理由は仏の道に仕えるものがやってはいけないことをした 老人に、霊験あらたかな水と言って高値で売りつけた


ゆかりの部屋が荒らされている 糸村は、ゆかりから、人が隠し場所として選ぶ例を聞いていた 鴨居の裏の長押、仏像の写真があった 雲尚の仏像そっくりだった
糸村は、「ディアメモリー」の社員に写真を見てもらう 一人が覚えていた 半年前、荒井孝蔵のアパートの遺品整理、大家に依頼された そこで見つけた仏像をゆかりが持っていった
ゆかりのトレッキングシューズの靴底に付着していた土からシコタンソウの種子、濡れたハンカチから自然硫黄が検出された 弓削山に登ったようだ


雨宮と岩田は霧島を張っている 霧島が怪しい男と会っている
糸村は村木を連れて弓削山の水源へ、祠があった 中から仏像、写真の仏像だった ゆかりが隠したようだ


村木の鑑定結果、仏像の原木は50年前のもの、しかし精巧に出来ている 荒井孝蔵は30年前、贋作を作って逮捕されていた
荒井のアパートの保証人は鵜飼慎司(長江英和)、霧島と接触していた男だった


ゆかりは仏具店に払子の修理を依頼していた 預けたのは涼子が死んだ日の午後だった
その時電話がかかってきたが、“園田先生”、と言っていた


「ディアメモリー」の社員は、荒井の部屋には、仏像の根付があったことも思い出した
根付は荒井が作ったもので、扱っていた店に長津涼子が訪ねてきて、この人が荒井さんを訪ねて来なかったか、と写真を見せられた その写真が残されていた 糸村は写真を見て驚く


■鵜飼が空きビルで殺されていた 胸ポケットに仏像の根付、付着していた血痕はゆかりのものだった


《まとめ》早水圭介は荒井孝蔵の息子だった 荒井は贋作を作ったのではなく、習作が知らぬ間に闇取引されていた 父の無念を晴らすために、鵜飼と組んで、国に買い取らせようとした しかし涼子が計画を見抜き出し抜いた
ゆかりは詐欺を働いたのではなかった 友人が親の反対を押し切りパリ留学していたとき盗難に会い、祖母に助けを求めたが、お金は子供が管理していた そのお金を引き出すために仕組み、ゆかりが送金していた ゆかり一人が悪者に甘んじた
早水は誰からゆかりがもう一体持っていることを聞いたのか、おそらく園田だろうが、闇の中となった

 

《参考》シリーズのリスト