女タクシードライバーの事件日誌6 スカイツリーは見ていた 2012 TBS | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

結城興建が倒産した

結城会長(近藤正臣)の記者会見、負債240億円


11年前、夫の春成正浩は営業部長だったが、赤城山の山中で変死体となって発見された
警察は自殺と判断したが、夫は企業の犯罪を隠蔽するために殺された、と衿子(余貴美子)は思い続けている


赤木山中へ、夫の後輩で新聞記者の宮本(村田雄浩)と供養に行く
衿子は、全て忘れることで生きて行こうとも考え始めている
 

病院、末期の肝臓がん、あと長くて3か月、宣告を受けた男
衿子のタクシーに乗った男、“建築業界に30年いた、悔いはない”、と呟く 衿子が、“私の夫も建築業界にいた”、と返す 男はネームプレートを見て驚愕する 慌ててタクシーを降りる 疑念に囚われる衿子
 

男が家に帰ると妻から電話、結果を聞かれる “罰が当たった、神様はちゃんと見ていた”
 

宮本が衿子を食事に誘う 今度シンガポールに赴任する 3-4年帰ってこれない 宮本はプロポーズし、衿子は受け入れる
 

タクシー会社、朝礼、変な男が訪ねて来た、と大城(北村総一朗)
追い返した、と衿子に伝える
気になった衿子、昨日、あの客が降りた場所へ行ってみる パトカーが集まっている
 

■殺人事件発生、12時半、パートから戻った妻が発見した
被害者は坂下信也(小林隆)、結城興建を4年前に辞めている、と妻 静江(阿知波悟美)のパート先の社長 藤田(蛍雪次朗)が刑事に説明している


坂下は、夫 正浩の直属の部下だった 信頼できる部下だ、と聞いていたが会ったことは無かった 昨日、坂下は営業所に訪ねて来た 私に何か伝えようとした次の日に殺された 偶然だと思う、と宮本に問いかける 宮本は調べてみる、と約束する


署に泊まり込んでいる刑事、安村(有福正志)と中川(浜田学)の情報交換…坂下が、中年の小ぎれいな女と業平橋でスカイツリーを見ていた、という目撃談…坂下の遺体が運び出される時、女のタクシードライバーが見ていたが、坂下の妻は、その顔を見てひどく驚いていた 知り合いですかと聞くと、いいえと言った


坂下のPCに、国産自動車の閲覧記録が残っていた
刑事が衿子を訪ねて来た


11年前、結城興建は政官を巻き込んだ贈収賄疑惑の渦中にあった、と安村


刑事が訪ねては来るし、衿子の様子がおかしい、と同僚たち、長嶋(斉藤洋介)、近藤(佐藤二朗)、鈴木(掛田誠)


衿子は坂下宅に線香をあげに行く 11年前、衿子は、坂下に会おうとして何度も訪れたが、妻の静江に追い返された 静江は衿子に謝る 夫を亡くして初めて衿子の気持ちがわかった、と語るが、やはり口は重いままだった


業平橋で坂下が会っていた女が雑誌に載っていた 銀座クラブ「地中海」代表の山岸美佳(りりィ)、警察に通報する美容院の客


山岸美佳は結城の愛人であり続けた 衿子は坂下が会っていた女に会いに行く そこには結城もいた 驚き、労いの言葉をかける結城 美佳は、坂下と会ったのは偶然だった、と語る 坂下はスカイツリーを見ていた


犯人は、余命短い坂下を何故殺さねばならなかったのか
スカイツリーが見える場所、藤田が作業している 衿子が声をかける タクシードライバーを10年やっていることなどを話す


静恵が衿子を訪ねて来た 意を決して見せる、坂下の書きかけの手紙、一度は破り捨てようとした そこには、私たち、我々が春成を殺したことが書かれていた
余命宣告された直後に春成部長の妻に会った 神の采配だと思った
藤田を訪ねる衿子、衿子は、「地中海」に行こうとしていた藤田に、手紙を見せる そして、「地中海」に一緒に行く 「地中海」は店じまいする そのパーティーだった


春成は会社を告発しようとしていた そうなれば会社は大打撃を受ける 下請けはつぶれてしまう 春成は上には逆らうが、下のことは考えてくれる 坂下は、藤田に頼んだ、春成部長を止めてくれ、運命共同体を守るために、仕事を失わないように、聞こうとしない春成を藤田が殺してしまった 美佳は冷静だった 自殺に偽装することを命じた
結城はワンマン経営者、美佳が結城を守ってきた

 

今度は坂下が暴走する 藤田は殺さざるを得なかった


宮本は一人でシンガポールに行く いつかは一緒になれるのだろうか

 

《参考》シリーズのリスト