登場人物
《信誠警備保障》
・五十嵐杜夫（小林稔侍）、黒崎主税（小泉孝太郎）
・桐野俊作（内田朝陽）、加納元（山崎裕太）
・北村愛（高橋真唯）、江上奈緒（相沢真紀）
・長谷川剛（中山仁）…専務、定年退職を迎える
高萩信一郎（宮内洋）…タカハギビル開発社長
片山拓馬（北村栄基）…ワインバーチェーン社長、加納元の旧友
須田亜由美（稲田奈緒）…北村愛の高校の同級生、いじめ首謀者
鮫島刑事（田宮五郎）、青木刑事（吉川拳生）
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タカハギ第三ビル、黒崎と北村が巡回中、やってきた女を見て北村が逃げ出す
ビル屋上の朝礼、北村、江上、渡辺の3人が遅刻
五十嵐杜夫が3人を探しに行くと、北村と江上が慌てて駆けあがってくる
渡辺は、朝礼をすっぽかし、タバコを吸っている 全くやる気がないようだ 朝礼の場に連れ出され、辞めると騒ぐ渡辺を桐野が殴る
立哨中の加納に声をかける男、小中高と一緒だった片山だった
ビルのテナントで、ワインバーチェーンの社長をしているという
立哨中の北村に因縁をつける女、高校時代のいじめの首謀者 須田亜由美だった 亜由美は北村愛に土下座を強要する 黙って土下座する愛、それを江上は見ていた
■須田亜由美がビル内で絞殺される
加納と江上がビル３階フロアを巡回中、女性の死体を発見する
刑事が臨場、外来者がいない時間の犯行、ビル関係者からの聞き取りが始まった
江上は、殺された女は、愛を土下座させた女だ、と思ったが、愛は否定する
翌日、死体発見現場の花束を北村愛が踏みにじっている 目撃する五十嵐杜夫、訳を聞くが答えない愛
ビル社長の高萩に詫びる専務の長谷川と杜夫、高萩は、警備に手落ちはなかったのか、誰か持ち場を離れなかったのか、と杜夫を追及する
勤務終了、たまり場で食事している黒崎、加納、江上 いつも一緒の北村は先に帰った そこに杜夫、北村を探していた 江上は、土下座の件を杜夫に報告する
北村は神社でトレーニングしていた そこに杜夫、花を踏みにじった訳を聞く “花が嫌いなだけだ”、北村は言い張る
片山が加納をアパートの前で待っていた 加納をワインバーに連れて行き、仕事を手伝ってほしい、いずれは共同経営者に、と誘う 一旦断る加納、桐野と杜夫が頭に浮かぶ
そこに女性、高萩ビル社長の娘と片山は付き合っているが、高萩から交際を認められてはいないようだ
現場に花を供える女性二人に杜夫が声をかける 高校の同級生だった二人は、北村愛が、殺された亜由美からいじめに遭っていたことを聞き出す
北村愛のアパートを訪ねる杜夫、愛は激しく反発し、警備士を辞める、と言い出す
加納が、JKをエスカレーターで盗撮する男に気付き捕まえる 拍手喝さいを受ける加納を杜夫は誉めない 警備士にそんな権限はない、やりすぎだ
加納は激しく反発する 片山のことが頭に浮かぶ 加納は止めようと思う 短期間に3人が辞めた、渡辺・北村・加納
黒崎が北村のアパートへ、そこに刑事、任意同行を求める 刑事も愛と亜由美の関係を聞き出していた 杜夫は警察に行き、取り調べを受ける愛を待つ
■チンピラの藤本が殺される
加納は、片山のオフィスで働き始める
藤本は亜由美の恋人だった 北村愛が釈放されるが、疑惑が完全に晴れたわけではない 杜夫は、馴染みの定食屋に北村愛を誘う
愛は、父親から、いじめられるのはお前が弱いからだ、と言われたことがトラウマになっていた 強くなるために自衛隊にも入ったが、続かなかった
杜夫は、“いじめに耐えて生き抜いたお前は強い”、と愛を励ます
オフィスでゴミを片付ける加納、破られた写真が目に留まった つなぐと、片山と亜由美が現れた
杜夫は、亜由美と親しかった同級生から話を聞く
亜由美は二股がばれて困っていたという 家まで買わせていたという
亜由美は男関係が派手だった 殺された藤本もその一人だった
片山は、加納の負債額を部下に調べさせていた 使い込みされたら困る 負債が多かったら雇わないつもりだった 片山は誰も信じなかった
加納は片山と別れることを決意する
杜夫の娘 雅子は救急救命士、父が警備を担当しているビルの社長 高萩信一郎を、半年前、心筋梗塞で倒れたところを搬送していた
《まとめ》高萩が倒れた場所は、亜由美に買い与えた家だった 腹上死しかけたのだろうか 高萩の娘が恋人を連れて来たが、その男が片山だった 片山は、高萩が亜由美の家に置いていた腕時計その他のアクセサリーを身に付けていた 高萩は亜由美の不実を知ったが、亜由美は嘲笑った 亜由美は、藤本にも高萩のことを話していた 藤本は、高萩を強請ったため殺された
加納と北村愛は警備士に戻った
《参考》シリーズのリスト