タクシードライバーの推理日誌23 東京〜蔵王 死体と待ち合わせた女 2007 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

タクシーにはテリトリーの問題がある 東京のタクシーは、都外で客を乗せてはいけない 回送となる

定食屋で昼飯を食べている夜明日出夫(渡瀬恒彦)、娘のあゆみ(林美穂)が入ってきた
元妻の再婚話をする 相手は13歳年下、男やもめの夜明、寝たきりになった時、世話をするのは私だけになる、と脅しておねだりする 離婚して8年、元妻の再婚話に気持ちがざわつくが、安堵感もある

神保町、立川へ女の客、新緑の季節、雑誌の編集者、イラストレーターのところへ向かう 途中、コンビニで買い物する

■到着、チャイムを鳴らすが返事がない 裏へ回る 悲鳴、女の死体、傍らにゴルフのパターと携帯電話

警視庁から東山(風見しんご)と国代(小林健)臨場 野次馬の中に金髪の男、国代の目に留まる 二人は夜明を見て驚く

被害者は松原朱音(若林志穂)、第一発見者は八木沢遼子(田中美奈子)、警察へは夜明が通報した

“元刑事さんの車で殺人現場へやってくるなんて”、と遼子 “これから何が待ってるのかしら”

被害者の夫はワインの輸入業者、池袋に事務所を構えている
“連絡がつかない”、と東山が課長の神谷警部(平田満)に連絡し、調査を依頼する
“隣人が、車庫で二人が言い争っているところを目撃している”、と国代が東山に

“ご主人のことをしつこく聞かれた”、と遼子 “手順を踏んでいる”、と夜明
“あんな姿を見ると、仕事を精力的にこなしていたけど、女としてはどうだったのかな”、と遼子 自分のことを考えているようだ

 

鉛筆、と陰口を叩かれている遼子、身を削って尖っている、と自嘲する遼子を、母親の充子(淡路恵子)が入っている施設まで送る

被害者の夫 松原史朗(小木茂光)は、事務所を縮小し、今は携帯を頼りに一人でやっている 借金もあるようだ

被害者 松原朱音の叔母 木村昌江(角替和枝)が来ている
“松原には女がいたそうです”、と国代が東山に
“いつかこうなるんじゃないかと心配していた”、と昌江
松原が現れ、妻の遺体に取りすがって泣く “郡山にいた、ニュースを見て帰ってきた”
“あんたこの事件に関係ないの”、と昌江 朱音には5000万円の生命保険が掛けられていた 松原は疑惑をキッパリと否定する

警察は亭主灰色説、東山は夜明に、八木沢遼子に不審なところはなかったか、を聞く その訳は次の通り
死亡推定時刻は11時半から12時半、しかし、遼子が12時40分に、朱音からの電話を受け、朱音の家へ向かっている 松原は、東京駅発13時8分の郡山行きに乗車した 立川と東京駅は30分以上かかるため、松原のアリバイは崩せない

朱音にはアシスタントがいた 泉友紀(伴杏里)に夫婦関係をどう見ているかを聞く “事件のことを聞いて、先生の弟のことを思った”、と杏里
素行が悪く、お金が無くなると頼ってきていた 井上レイジ(ヒロシ)、腹違いの弟のようだ

叔母の昌江にレイジのことを聞く 昌江はレイジを庇う
パチンコ屋にいたレイジ、国代は思い出した 野次馬の一人だった
声を掛けられ逃げ出す “借金取りだと思った”、と言い訳するレイジ

神保町から指名、と係長の橋本(佐藤二朗)から夜明
遼子だった 出向するので虎ノ門へ 母親の話になる
山形が故郷、母親を連れて行きたい 週末、夜明のタクシーで連れて行くことになった

八木沢充子は認知症が進んでいた 遠回りしている、音楽がうるさい、など文句を言う さらに、二人の仲を疑う しかし、お世辞を言われ機嫌を直す 蔵王、お釜、刈田嶺神社にお参りして喜ぶ充子

泉友紀が松原のところへ、困惑しながらも鼻の下をのばす松原
松原の友人が、横浜のラブホテル前で、松原と友紀を目撃していた

泉友紀の事情聴取、“不倫なんて死語よ”、と開き直る
“先生に睨まれたら、未来はないんじゃないか”、と東山
しかし、12時40分の電話が、松原に加え友紀のアリバイを証明することになっている

遼子に会った友紀、“驚いたでしょ、でも、仕事が恋人の遼子さんにはわかってもらえないでしょうね”

■松原史朗38歳が殺された
頻繁に会っていたレイジに疑惑の目が向けられた 通報したのはレイジだった “友紀とすれ違った、強い雨の日、赤い傘の女、間違いない”、とレイジ
“母が施設からいなくなった” 夜明は、タクシー仲間に協力を呼び掛ける
同僚の野村(鶴田忍)が発見し連れ帰った 山形へ行こうとしていたようだ
その後、充子は体調を崩し救急車で病院へ 3日後、充子が死んだ
夜明宅へ神谷、捜査に行き詰っている 遼子を疑う神谷を、夜明は追い返す

昌江の一言が、夜明に気付かせた “朱音は、松原の女は山形にいると思っていた”

そういえば、あの日、途中でコンビニへ立ち寄った 

“あそこで朱音の携帯を松原から受け取れば”

松原があの電話をかけた

遼子も友紀も、松原にもう一人の愛人がいるとは思っていなかった 遼子は松原の犯行を隠すためにアリバイ工作を行い、その後、松原に裏切られていたことを知った 朱音は松原が殺し、松原は遼子が殺した 夜明は、遼子に自首を勧める

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.11.04 配役名で書き換えた