《宗方探偵事務所》
加賀美塔子（片平なぎさ）、田村直樹（原田龍二）、丸岡仁（六角精児）、井本暁美（高橋絵美）、木下公男（佐々木征史）、松井修（内山翔人）、成田久子（鈴木美恵）、宗方巌（大杉漣）…所長
朝倉司郎（永島敏行）…塔子の元夫、警視庁捜査一課長
警視庁捜査一課：青木刑事（吉満涼太） 瀬戸刑事（野村修一）
交番巡査 田代（兒玉宣勝）
会社員 古谷貴之（南周平） 婚約者 石垣里美（鈴木麻衣花）
里美の父 石垣善三（正城慎太郎）
ホームレス 徳永光一（樋渡真司）
代議士 袴田栄作（佐々木勝彦） 秘書 小坂秀夫（坂田聡）
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夜、封筒に入った札束を持ったホームレスが金属パイプで殴り付けられる “俺が生きていちゃ都合が悪いのか”
ヤメ刑の加賀美塔子が初出勤
離婚の丸岡仁、万能選手の田村直樹、七変化の井本暁美、と所長の宗方が紹介する 所長は塔子を高く評価しているが、田村は信じていない その田村と塔子が組むことに
依頼人がやってきた 婚約者がいなくなった、と会社員の古谷貴之
婚約者は石垣里美28歳、一昨日、19時過ぎに待ち合わせ場所に行ったがいなかった
里美は同じ職場で働く派遣社員だった 里美は18時に会社を出、貴之は18時半に電話をしたが、里美は電源を切ってしまった アパートにも行ってみた 警察にも確認した 翌日も出社しなかったので捜索願を出したが、身内ではないので受理されなかった 里美は山梨出身とは聞いているが詳しいことは聞いていない
田村は貴之に、銀行口座にお金を振り込むようアドバイスする
気遣っていることを伝えるために
田村と塔子が里美のアパートへ 里美の兄と偽って鍵を開けてもらい部屋に入る 管理人には手土産を持ってきている田村、抜け目がない 塔子は眉を顰める
山梨の祖母から来た手紙があった
貴之と里美が待ち合わせた場所近くで、警視庁捜査一課の青木刑事、瀬戸刑事が若者二人をホームレスに面通しさせている ホームレスたちは、何も知らない、と言う
青木と塔子の目が合った 険悪な雰囲気、二人は元同僚だった
塔子は何があったのかホームレスに聞く 田村がタバコを勧め、口を軽くさせる
仲間1人が殺された そのホームレスは“トク”と呼ばれていた 里美の写真を見せる 里美は“トク”に話しかけていたと言う
“違う、人違いだ”、と“トク”は言っていたと言う
“口数の少ない奴だった そういえば故郷は山梨だ、といっていた”、とホームレス まさか里美が、と塔子
二人は山梨へ、里美の祖母 石垣晴枝が入っている施設へ
田村は新聞記者を名乗る 里美の山梨時代の話を聞く
“こっちではつらいことばかりだった 6年前、息子は市長選に立候補した 工場を経営していたが担ぎ上げられた 人気も出て順調そうに思われたが、突然、片腕で金庫番の徳永光一が、息子の選挙資金不正流用を告発した この結果立候補を取りやめざるを得なくなり、嫁は自殺、息子も投身自殺した 遺書もあった 筆跡は本人のものと鑑定され、指紋もついていた しかし里美は父親の潔白と、自殺などするような人ではない、と信じていた” 金庫番の徳永が“トク”のようだ
調査結果を貴之に報告する 里美が徳永を、との疑惑に、貴之は強く反発する
調査を継続することになった 徳永は、代議士の袴田栄作のポスターを見て顔色を変えた、とホームレス
交番の巡査 田代は塔子を尊敬していた その田代巡査が、徳永が、袴田が演説中に絡んだため騒ぎとなり駆け付けたが、袴田は被害を訴えなかった、と言う
袴田は6年前市長になり、その後代議士になっている 市長になりその後代議士になる 市長選で負ければ計画が崩れる
《塔子の推理》袴田は、徳永を使って強敵の里美の父 石垣善三を陥れた 徳永は袴田を強請ったため殺されたのではないか
貴之から連絡が来た 里美から電話連絡があった 留守電だった “振り込みありがとう、私のことは忘れて、やらなければならないことがある”
塔子は袴田を直撃し、推理をぶつけ、謝罪するよう求める 塔子は留置される
慌てて警察にやってきた宗方所長、青木刑事から、塔子が独断で暴走する厄介者であることを聞かされる
■袴田の秘書 小坂秀夫37歳が死んだ 袴田は、他殺ではなく自殺だと主張する
一方、丸山は浮気調査の最中、里美がナイフを持って小坂を追い詰めるところを撮影していた
そういえば、青木刑事らは若者二人組を疑っていた 彼らが何かを目撃したのではないか
塔子は田村の協力を得て、逃げる二人を捉まえる “あの日、倉庫に盗みに入った その時男が出て来て、電話していた 相手を先生と呼んでいた 奥で徳永が殺されていた”
《塔子の推理2》小坂が、袴田に命じられ、徳永を殺した 秘密を知る小坂、里美に狙われ怯える小坂から連絡を受けた袴田が口封じした
袴田が選挙応援のため山梨へ、田村と塔子も山梨へ 車中、初めて二人の心が通う
塔子が警察を辞めた経緯、田村が警察を目の敵にするわけ
田村は身内に犯罪者がいたため警官になれなかった
《まとめ》二人は、七変化の暁美を里美に化けさせ、石垣善三が死んだダムに袴田を呼び出す 袴田は里美の遺書を持ってきた 呼び出し状の筆跡に似せた遺書 そして里美を殺そうとする 石垣善三を殺したのと同じように そこに田村と塔子が現れる 袴田は嘲笑う 証拠など何もない そこに本物の里美 袴田を刺そうとする 塔子が止める 袴田は去り、パトカーがやってくる 青木が里美を連行する
全てを、丸岡が隠し撮りしていた 塔子は、証拠を持って警視庁捜査一課長の元夫 朝倉司郎を訪ねる 袴田は逮捕される
貴之と里美は幸せをつかみそうだ
宗方所長は、厄介者の塔子を解雇しようとするが、所員が邪魔をする
《参考》シリーズのリスト
2020.11.13 配役名で書き換えた