おみやさん 第5シリーズ SPECIAL FILE 2006 テレ朝 原作:石ノ森章太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【京都府警鴨川東署】
鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)、七尾洋子(櫻井淳子)(資料課)、堀真澄(友近)(鑑識)、兵藤(不破万作)、吉川(林泰文)、茅野(小野寺丈)、高岡(一條俊)、星野(白井滋郎)、田口(浜田隆広)、村井(片桐竜次)(刑事課)、七尾清一郎(谷啓)(署長)

■15年前、宮津の産院近くで、出産のため入院中の妻 中村峰子(朱花)の夫 渉(木村康志)が後頭部を殴られ死んでいた 翌日、妻は無事出産した 子供の名は純(松川尚瑠輝)

天橋立で股覗きしている鳥居勘三郎、七尾洋子と旅行に来たのか、仕事の帰りなのか

3人の女性が鳥居に声を掛ける 15年前の事件が起きた産院のメンバー、医師の木本百合子(中田喜子)、助産婦の鈴木たえ(角替和枝)、看護師の田端翔子(西尾まり)
あの産院は少子化のため閉め、別々の職場で働いていると言う
鳥居が独身であることを知り、百合子との結婚をはやし立てるたえと翔子 連絡先を渡され別れる

■清滝に男の遺体、釣り人が発見する 死後4-5日経過、傷は2か所、腹と背中 傍らに中村純の生徒手帳

被害者は林田清二(山口幸晴)36歳、暴力団構成員だった 純は行方不明となっている

鳥居は、純の名を聞いて反応する あの子供だ そして偶然関係者3人に会った

宿泊先に3人を訪ねる鳥居と洋子、純のことを聞く
10年位前に母親が病死したという噂を聞いた程度で、詳しいことは知らない、と言う 現在、たえは印旛沼在住、翔子は京都で保母をやっている 百合子は東京にいると言う

現場には下足痕が残されていた 27cmの革靴、純はスニーカーを履いていた 林田の最後の通話相手は(佐々木征史)28歳だった

翔子が署にやってきた 翔子は自分の推理を話しに来た 
別の場所で殺され清滝に運ばれてきたのではないか、車で運んだのだろうから高校生には無理ではないのか、と純を庇う

夜、小料理屋で鳥居と洋子、女将の小池仁美(相本久美子)、板前の福島重夫(野口貴史)が話に加わる
あの三人の部屋には土産物を買ったような形跡がなかった 単なる旅行ではないのではないか そして不可解な、翔子の行動

純は全寮制の高校に通っていた 部屋を確認させてもらう
たえと撮った写真がある 二人は文通していた

兵藤から鳥居に連絡、百合子が動き出した 宮津までの切符を買った

六角堂近く、(佐々木)の事情聴取、(佐々木)が突然逃げ出す

宮津、墓参りしている百合子、そこに鳥居 百合子は現在、ロスの救急救命で働いている 何故そのことを隠したのか、百合子は話そうとしない

兵藤はたえと翔子の行動を監視していた
鳥居と洋子が宿泊先を訪ねると慌てる三人、純を匿っていた
ヤクザに絡まれ、暴力を振るわれお守りを奪われた 取り戻そうとして揉み合いになり刺してしまった 怖くなってたえに連絡した 純を守るために3人が集まった 百合子はわざわざロスから飛んできた

“この子は渡さない”、と百合子 “このようなことをしている訳はここでは話したくない”
下足痕が(佐々木)の履いている革靴と一致した 車のトランクから血痕が検出され、林田と一致した

(佐々木)の話、“林田から借金していた ガキに刺された、と電話してきた 女のところに連れていけ、と脅されたが、止めを刺してしまった その後清滝に運んだ” 純は殺していなかった 安心する4人

鳥居は、3人を連れて外に出る 本当のことを話して欲しい
百合子は観念する 疲れた お金も貯めた

妊婦を脅し離婚を迫り子供を産ませたくない中村、出生届を出すまでは離婚したくない朱花、中村はついに暴力を振るい、止めようとする百合子らにまで暴力を振るった
百合子は椅子で中村を殴った 簡単に死んでしまった 産気づいた峰子、百合子が付き添い、たえと翔子は死体を運び出した

百合子は海外にいた 百合子は時効を迎えていない それを知ってまで帰国した百合子は逮捕される

第二部
■女が橋から転落死する

兵藤から鳥居に連絡、“翔子が死んだ”
田端翔子35歳、保母 手の甲に傷痕、誰かの爪痕のようだ
正絹で作られた千鳥の根付が落ちていた 死亡推定時刻は昨晩22時頃 ホシの遺留品は出ていない

千鳥の根付に反応した鳥居、14年前、成瀬義則(成瀬正孝)が殺された事件、現場にツゲに彫られた千鳥の根付があった

成瀬には贔屓の芸子と舞子がいた 菊乃と小鈴
お茶屋のみず乃を訪ねる 女将の南条瑞江(高岡早紀)、元舞子の小鈴だった 先代の女将に乞われて養女となり女将になったと言う
みず乃の紋、千鳥だった

翔子が転落した橋の上に純、たえ、そして南条はるか(小池里奈)
はるかは宮津から出て来た そこに鳥居と洋子 はるかは去って行く
前日、純と翔子は会っていたと言う 翔子は祇園で誰かに会うと言っていたと言う

たえは瑞江を知っていた 産院で出産した 宮津岩滝の人 13年前の話

岩滝を訪ねる鳥居と洋子、13歳の娘 はるかがいた そこで瑞江の母親 南条志摩(絵沢萌子)から話を聞く
“精神的に参っていた翔子を瑞江が連れて来た その後すっかり元気になって保母の資格を取った 翔子は瑞江を慕っていた”

文殊堂にお参りする純とはるか、二人は同じお守りを持っている
身の上話をする

鴨川東署刑事課のメンバーをお茶屋みず乃でもてなす署長、資料課も鑑識もついてゆく
二次会は小料理屋、兵藤も一緒 昔話
小鈴のお披露目の時、小鈴には男師の園田和彦(尾美としのり)が付いていた
園田は昔、相当のワルだった ある時はずみでみず乃の先代の女将に怪我を負わせてしまった その後心を入れ替えて女将に尽くした
 
瑞江には娘がいる それを隠してきた 隠せばそれを悪用するものが出てくる それが今回の事件と関係しているのではないか
資料室で考え込む鳥居、それを見た堀真澄、“男は黙って資料室”

《まとめ》成瀬は小鈴を水揚げしようとした しかし小鈴は妊娠していた 園田の子だった 男師が舞妓に手を出した 成瀬は園田を打擲した 園田は成瀬を刺してしまう
自首しようとする園田を瑞江は止めた 祇園のしきたりを破り、人を殺してしまった 二人の関係は秘密だった 菊乃(舟木幸)は小鈴が成瀬を殺した、と思っていた そして二人の秘密を探り当てた 菊乃は瑞江を脅迫した それを翔子が目撃した
翔子は菊乃に抗議した 脅迫をやめろ、二人は揉み合いになり翔子は橋から転落した

エンディング、園田と瑞江ははるかに秘密を打ち明ける

鳥居は二人の若者に伝える “子供たちを守ろうとした大人たちがいたことを忘れるな” 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.10.01 配役名で書き換えた
《脚本》塩田千種(第1部) 石原武龍(第2部)

 

2024.04.21 祇園、ワシには縁のない世界